今年も年に二度の、障害戦ファンにとっての実力テストの
時期になりました。 冬の風物詩、冬の季語、障害戦の一年の総決算、などなど 色々な言い方はできると思いますが、今年も無事にこの日を 迎えることが出来そうです。 去年は指定席(と言ってもスマートシートではありますが)での 観戦でしたが、今年は抽選販売で落選。仕方なく前売り入場券で 入場・観戦です(新型コロナウイルスが世に出る以前は、ずっと 普通に入場券を買って入場してきたわけではありますが)。 個人的には翌日の有馬記念よりも、ずっと楽しみであり、 そっちよりも何倍もワクワクする、そんな一戦。 始発の新幹線に乗り込み、現地を目指します。 ◎ダイシンクローバー ○マイネルグロン ▲マイネルレオーネ △ニシノデイジー ×ネビーイーム 時にはポカもあったが、呆れるほどの強さを見せていたオジュウチョウサンが 昨年末で引退。今年の重賞戦線も、ジューンベロシティが二勝するも、 東京ハイジャンプでは惨敗。中山グランドジャンプを制した イロゴトシは出走しない、など、主役候補が多数現れはするも、 絶対的な存在、スター候補と呼ぶべき馬は現時点ではまだいないという 印象を受けた今年の障害戦。今年の出走馬は、力はあれども 一長一短で、どこから入ればいいか、なかなか悩ましいものがあります。 昨年は初の中山コースだったニシノデイジーが早め先頭から押し切る 強気のレースでJ・G1初制覇。大障害コースは経験重視と理解しており、 また、そういうふうに教わってもきたのですが、驚かされました。 ただ、今年は有力どころにコース経験馬が少ないということも あるので、セオリー通り、走った経験を重く見たいと思います。 ダイシンクローバーは、未勝利時代に2着二回、昇級後は中山新春JSで 勝利、中山グランドジャンプと平場オープンで3着など、コースの 経験、実績は十分にある馬。平坦なコースよりは襷コース、距離も どちらかと言うと長い方が良さそうな印象も受けます。 休み明けの秋の二走は、テン乗り、距離&コース不適など、いろいろと 言い訳は効きそうで。 展開面も、ビレッジイーグルが馬群を引っ張り、それなりのペースに なりそう。スローにはならないか。序盤で逃げ馬を見る好位もしくは 中団あたりまでには付けるレースになればチャンスはありそう。 替わり頃の叩き三走目、主戦騎手である高田潤も続けての騎乗、 馬自身も経験は豊富。混戦になればこれらの要素がいい方に向くのでは。 以下、平場オープン二戦と東京ハイジャンプの三連勝と勢いは十分とはいえ 正直なところ、記事執筆時点で単勝1倍台はやり過ぎとしか思えないものの 障害馬としてのセンス、前向きな気性、スピードの落ちない飛越は 魅力的なマイネルグロン。 J・G1では3着2回と、あと一歩のレースが続くものの、中山コースそのもの には不安はなく、終いはきっちりと伸びてこれるマイネルレオーネ。 能力や展開というよりは自分自身との戦いという印象を受けるここ数戦 ではあるものの、昨年の勝ち馬でもあるので力は十分すぎるくらいに 足りるはずだし、休み明け二戦目、主戦の五十嵐に手が戻って二戦目と ダイシンクローバー同様の変わり身が見込める要素のあるニシノデイジー。 一気の距離延長、初めての大障害コースという不安点はあるが、 襷コースでのレースで好位からじっくりと運ぶ走りが出来ているだけに 大きな問題はないだろうし、今年は、気がつけば障害戦12勝を挙げている 小牧加矢太の手腕にも期待をかけてみたいネビーイームを。 《買い目》 ・単勝、複勝◎ ・馬連◎-○▲△× 現地に行けばあれこれ買い足してしまうのでしょうが、予想印としては ここまでで。 記事執筆時点で単勝が12倍前後、複勝でも2倍程度ならば、オレ流◎の 単複は多めに買います。むしろそちらを馬券のメインにしてもいいくらい。 PR |
|
忍者ブログ [PR] |