今年も、年に一度の、障害戦が普段よりも少しだけ注目される一日が
やってきました。中の人は、指定席が無事当選したこともあり 現地で観戦です(指定席とは言ってもスマートシートではありますが)。 オジュウチョウサンが昨年末の大障害を最後に現役引退。そして 土曜日の船橋法典の天気は雨の予報。稀代のスターホースが去り、 年に二度の障害GⅠ開催日があいにくの空模様となりそうな中、 どのくらいのお客さんが競馬場まで足を運んでくれるのか、 気になるところではあります。 頭数はそれなりに揃ったものの、障害重賞勝ち馬が2頭、重賞初参戦が 5頭と、メンバー的には薄味の感も否めないのは少々残念ではありますが 熱戦、好勝負を期待しましょう。 ◎ダイシンクローバー ○ニシノデイジー ▲テーオーソクラテス △ミッキーメテオ ×ビレッジイーグル 昨年末の中山大障害は、入障4戦目、オープンでの勝ち星も中山での 出走経験もなかったニシノデイジーが早め先頭から押し切り、優勝。 素質の高さを見せつける結果となりました。 そして前走の阪神スプリングジャンプ。五十嵐がミッキーメテオの 先約を優先する形で石神に乗り替わったものの、休み明けや初の 阪神コースという点を差し引いても不満の残るレースぶり。 正直なところ、手が合っているという印象は持てませんでした。 レース自体も勝ち時計が2022年と比較しても0.4秒遅く、 上がり1ハロンのタイムも今年の方が1.4秒も早い、上り勝負。 そんな一戦で伏兵に足元をすくわれる結果となりましたが、 個人的には『ニシノデイジーそこまで強いのか説』を唱えたくも なります。 また、勝ち馬のジェミニキングは負傷で戦線離脱、2着のロードアクア、 障害GⅠでの好走歴もある5着のゼノヴァース、6着のマイネルレオーネ、 8着のケンホファヴァルトも参戦が叶わなかったことを考えると、 レースレベルの割には消耗度の激しい一戦だったのかもしれません。 となると、ますます軽視したくもなってしまうのです。 今回は○評価にとどめ、場合によっては3、4着もあるかも、とも 考えてみます。 そこで、あえてのダイシンクローバー。 大障害コースこそ初めてではありますが、オープン特別での好走歴が あり、前走では重馬場も克服しての連対。距離も初めてとはなりますが、 鞍上は昨年末の大障害で距離未経験のゼノヴァースを2着に持ってきた 森一馬。先行馬を前に見つつ、じっくり構えるレースになるとは 思いますが、距離さえこなせれば一角崩しも十分にあるという気がします。 以前は、大障害コースは経験重視みたいなことが言われ、私自身も そう思ってはいましたが、昨年末のようなことが実際起こりました。 力のある馬が十二分に能力を発揮できれば、そのようなことを気にする ことも無いのでしょうし、そういう時代に変わったとも言えるのでしょう。 以下、不良馬場での清秋ジャンプステークスの大敗が気にはなるけれども 襷コース自体はこなすし、力のいる馬場だった小倉での勝利も含めた オープン戦3連勝の勢いは買いたいテーオーソクラテス。 前走は案外だったものの、鞍上が高く評価する素質の開花には 警戒すべきという気がするミッキーメテオ。 重賞未勝利の鞍上がどこまで頑張れるかではあるが、手ごろな頭数、 逃げが打てそうなメンバー構成、コース適性が味方しそうな ビレッジイーグルまでに印を。 《買い目》 ・単勝、複勝 ◎ ・馬連 ◎-○▲△× 記事作成時点での単勝が10倍程度で、ニシノデイジーを軽視すると 言っているのならば普通に単複は買います。 レース終盤に「単まであるよ!」などと叫びたいものです。 PR |
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