※1月24日、写真を追加しました。 ちょっと時間がたちましたが、観戦記じみたものをまとめます。 自分の記憶と、ブログの過去ログをたどると、どうやら、2004年2月以来の 観戦となるJWA東海プロレス。今年の初観戦はここでした。 東海地区のインディー、アマチュアプロレス団体の聖地と言ったら、 おそらく過言な、旧・名古屋市総合体育館第3競技場。日本ガイシホールと いう名前には、どうにも馴染めません。 それでも、久々の会場の雰囲気は、全く変わっておらず、安心しました。 12時45分の開場に合わせて、入り口へ。地上波なのか、サムライ!なのか、 良くわからないのですが、カメラも入っていて、ちょっと驚きました。 パイプ椅子のかぶりつき席でもいいのですが、あの会場では、全体を見渡せ、 かつ、リングからもあまり離れていないひな壇席が好き。リングの正面あたりの 席を確保し、ゴングを待ちます。 マンモス半田効果なのか、それとも泉州力効果なのか、なかなかの客入り。 コア過ぎるプヲタの皆さんから、ライトなファンに至るまで幅広そうな 客層がいたように思います。客席に普通に座っていたので、チケットを買ったの でしょう、休養中(?)のエース・新名洋一、でら名古屋プロレスのコーチとしても 活動する高井憲吾や、DEPに移籍した豊臣太郎、根本薫、スペルパンDoの姿も。 エキシビションマッチ 脇海道弘一(時間切れ引き分け)マンモス半田 ホームページでの告知よりも5分ほど遅れてのスタート。 『RUNNER』とともに、脇海道、マンモスの順に入場。 客入れ時に流れていた『運命』がそのまま使われる中でのゴング。 何というか、マンモスが動くと、試合は、もさっとした流れになりますねえ。 彼の試合を見るのは初めてだったのですが、噂で聞いていた通りの 選手でしたね。よく、プロ団体で使ってもらえるよなあという気もします。 マンモスの逆さ押さえ込みを脇海道が返した時点でタイムアップ。 時間が微妙でしたが、代表の「おしまい!」の一声で、終了。 その後は、マイクを取った代表が挨拶と、対戦カード発表。 リングを降りると、会場の隅に移動し、着替えて、何事もなかったかのように リングアナ&音響の業務を開始。忙しいですね。 ○SHIGERU(ダイビングボディプレス→体固め)岡田鋭士● ウェイトトレーニングで用いる腰の保護用のベルトを巻いたSHIGERU。 具合はあまり良くないらしい。そこを岡田がキャメルクラッチ、さそり固め、 アルゼンチンバックブリーカーなどで攻めるという流れ。 岡田の攻めに苦しめられるものの、徐々に流れを引き戻し、ダウンした岡田へ、 助走付きのミドルキックを見舞い、ダイビングボディプレスとつなぎ、勝利。 リングを降りようとするSHIGERUをクボタブラザーズが襲撃。このあとどうなる。 ○センターGUY(雪崩式フランケンシュタイナー→体固め)ザ・ニンジャ● パラパラっぽい動きをしながらリングに向かうセンターGUY。リング上でも やってほしかったものですが。 そして、サスケバージョンではなく、本家、ルイス・ミゲルバージョンの 『セパラドス』にのって入場する、ザ・ニンジャ。マスク以外は、 完全にサスケのコピー。ラ・ケブラーダ、ラ・ブファドーラや、 サスケスペシャル10 ver10.2セグウェイ(ものまね禁止)まで、やってしまうのは 別にいいのですが、コピーにしては完成度がイマイチ。 試合はというと、とにかく、グダグダの一言。練習不足以外の言葉が ありません。一つ一つの動きにいいものは見られることもある(ここが重要) ものの、全般的に、足りないものが多すぎ。 スポルティーバエンターテイメント提供試合 ○久保田英裕 久保田康裕(ぺディグリー→体固め) 戸川将司 ゼヴィウス● 東海には久々の参戦となるらしい4名。クボタブラザーズは、JWA関西のほうで頑張っているようですね。 写真で見る以上に体がしっかりしているように映ったクボタブラザーズ。 動きもなかなかのものがあり、やはり兄弟だけに連係プレーも息がぴったり。 体をもうひと絞りしてほしかったゼヴィウスを分断し、兄(になるのか?)が ぺディグリーでピン。 初めて見ましたが、いい選手ですねえ、クボタブラザーズって。佇まい、技、 動きと、どれをとってもなかなかのもの。前の試合がしょっぱすぎたので、 余計に良さが引き立ちましたね。正直なところもう少し長く見たかった。 終了後、SHIGERUとクボタブラザーズが、またもひと悶着。 ここで10分程度の休憩。プロレス大感謝祭2008の営業で来名していた 今井計(大日本プロレス)が『今井計シート』を見事完売させるという 瞬間を目撃。 ○泉州力(リキラリアット→体固め)豊田博● 『パワーホール』とともに入場する泉州。本家よりも二まわりくらい 体が小さいだけで、本当に、長州力そのまま。噂には聞いていましたが、 ここまで忠実に再現しているとは。見に行って良かったー。 以前観戦した時には入場テーマ曲が『BABY! 恋にKNOCK OUT!』だった 豊田でしたが、いつの間にか、『Dance Dance Revolution』などでおなじみの 『DAM DARIRAM』に変わってました。 豊田も手数はある程度出しますが、どうにも主導権を握るまでには至らず。 リキラリアットを一度はキックアウトし、粘り腰を見せるものの、 2発目を食らうと、返すこともできず。 地力の違いというか、貫禄の違いというか、そういったものを見せつけられた一戦。 JWA東海選手権 ●山田靖獅(顔面へのジャンピングハイキック→片エビ固め)野崎道徳○ ※王者・野崎が、3度目の防衛に成功。 旗揚げから参戦している唯一の選手である山田が、デビュー17年目にして 初のタイトル挑戦。 本部席になぜか掲げられていた日の丸。何故なのかワシもわからず、近くに いたプヲタのグループなどは「今日は祝日だよ。プヲタの日だw。」などと 言ってたりもしていましたが、開始前に、国歌斉唱のセレモニーをやるための ものだったのか。そう来るとは。 山田は、いつものように、関節技でじわりと攻めていくスタイル。大一番だからと いって、戦法を変えることもなく、自分のレスリングをするというところか。 序盤は山田のペースだったものの、徐々にスタミナが切れていってしまう。 攻め疲れ気味の山田に、野崎の攻撃が積み重なり、形勢は、少しずつ王者側へ。 十八番のドラゴンスープレックスは返されてしまったものの、 ここで野崎が出したのが顔面へのジャンピングハイキック。これがクリーンヒットし、 後方にゆらりと倒れる山田。苦戦はしたものの、これで勝負あり。 見事防衛に成功。 試合後、マイクを取り、"負けたら引退"というつもりだったと語る山田。しかし、 "もう1回チャンスがあるのなら、引退はその時に考える。"と、意思を撤回。 そのあと、野崎は、マイクで山田を称え、東海一筋を宣言。 これは、元東海のDEP勢がいたからか、それとも、純粋な気持ちなのか。 いずれにせよ、もうしばらくは、東海の大黒柱としての野崎が見られそうで何より。 1+5試合で約2時間。こんなに終わるのが早かったっけと、考えてしまいました。 久々の観戦でしたが、選手の大量離脱があったとはいえ、その辺のことは あまり感じさせなかったし、内容的にも、エキシビションと第2試合を除けば まずまずだったのでは。 今後も、時間を作って足を運びたいものです。 PR |
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