Twitterの方で少しぼやいたことを、もう少し、内容をまとめて
書こうと思います。毒を吐いてしまいますが、そのあたりはご了承を。 『意見には個人差があります(さだまさし)』ということで。 まずは、そのツイートを引用。 ※ツイート内の短縮URLは省略、文中にリンクを張り直しました。 >月曜日は土古に行こうと思ったが、愛知県競馬組合が第4レースに >こんな名前のレースを組んでくれたので、行く気が失せた。 >個人協賛レースとはいえ、この名前を通すのは、ちょっと問題だと思うぞ。 >地方競馬が中央の馬の応援をしてどうするんだ。 名古屋競馬には、企業・法人や、個人を対象にした協賛レースという制度があり、 ルールの範囲内で好きなレース名を付けることができたり、その他、 いろいろな特典も付きます。 ※個人向け、企業・法人向け 商品・サービスの宣伝だったり、結婚や定年退社といった各種の節目を 祝ったりだとか、アニメやゲームのキャラクターの誕生日を記念したり だとか(これは、興味のない人にはまったくわからないわけですが…)、 いろいろなレースが組まれています。 とりあえずは、愛知県競馬組合の中の人が、この名称なら問題ないと 判断されれば、大抵のものはOKとなるのでしょう。 ただ、常識的に考えて、却下してもいいものもあるのではないかと思うのです。 5月3日の第4レース。かきつばた記念の日に合わせて申請されたと思われる 『スマートファルコン復帰記念』。 なぜ、コレを許可したのか。理解に苦しみます。 スマートファルコンは、ジャパンダートダービーとJBCスプリントでそれぞれ 2着になったり、GⅡ、GⅢを合わせて8勝もするなど、力のある、いい馬だと 思うし、約半年ぶりの復帰を祝う、協賛された方の気持ちも良くわかります。 ただ、彼の所属は、地方競馬ではなく、中央競馬。 しかも、土古では、名古屋大賞典、かきつばた記念を勝っている。 昨今の不景気などを考えても、まだまだ予断を許さない経営状態の中から 予算をやりくりして捻出された3000万円+2500万円という、大金を 持っていかれてしまっているのです。 地方競馬、特に、実際に賞金を取られてしまっている名古屋競馬からすれば 敵でしかないはず。 レースに参戦することで、興業的にはある程度の盛り上がりが期待できるだろうし 普段は地方競馬になど見向きもしない客層を、その日だけとはいえ呼び込めると いうメリットはあります。 ですが、そんな馬の復帰を祝う協賛レースを、特に名前などに問題がないからと いって通してしまう、その無神経さに腹が立つのです。 確かに、協賛レースをやりたいというファンの気持ちを損ねてもいけないし、 協賛金は勝ち馬の管理調教師、騎手などに分配されるのだから、多少なりとも、 関係者のモチベーションを上げるきっかけにもなるでしょう。 ではあるものの、もう少し、やり方というものがあると思うのです。 まあ、昨年行なわれたフォトコンテストで、JBCクラシックに参戦した ヴァーミリアン&武豊の写真を最優秀賞に選んでしまうくらいの組織に 地方競馬を、名古屋競馬を上手に盛り上げてほしいと願うことが間違いかも しれませんが。 PR |
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