2008年の仕事始めは土古の新春盃。力は確かだけども、この馬場じゃ
差せないだろうと思い軽視したリスポンスフウジンに突き抜けられ、
前途多難なオレ流競馬のスタートとなりました_| ̄|○。
今日も、昼過ぎあたりに土古へ突撃する予定です。
東海ダービーなどにつながるレースでもあるこの一戦もそうですが、
ばんえい史上初の全国発売となった帯広記念も楽しみなもので。
ただ、ペガサスカップは16時発走、帯広記念は16時20分の発走。
ペガサスカップを見終わり、払い戻しを済ませてから、帯広記念の
検討に入るにはきつすぎる、というか、多分無理な、タイト過ぎるスケジュール。
表彰式をしっかりと見ようものなら、気がつけば締め切り5分前、なんてことも
十分にありえます。帯広記念の検討は、時間を作って、あらかじめやっておけと
いうことでしょうか。そのあたりは、残念です。
それにしても、難解な一戦です…。
◎サチコゴージャス
○オリオンジャック
▲イーストミー
△ノゾミカイザー
×ロードグリン道営で(1017)の戦績を残してから土古に転入。初戦では先行からきっちり
粘りこんだ
サチコゴージャス。あの一戦で、土古の流れにはある程度対応
できると考えていいかもしれません。転入直前の1700m戦のタイムを考えれば、
ここでも通用するだけのものは持っているだろうし、やはり、豊富な
レース経験は個人的には魅力を感じます。好位を取れるようなら、何とかなる
のでは、と思います。
対抗には、逃げ、先行、追い込みと、どういった形になっても結果を残している
自在性を考えて
オリオンジャックを。大外9番枠ということで、
逃げにはこだわらず、前に行ってある程度の位置に付けるレースになるかと
いう気はしますが、折り合いも大丈夫そうなので、あまり心配することは
ないでしょう。
初勝利となったゴールドウイング賞ではブリンカー着用で一変し、
場内実況の畑野謙二アナをして「何とイーストミー!」と言わせるほどの
大激走を見せた
イーストミー。少々当てにしづらいところは
ありますが、今回の距離と、1400m戦に比べればゆったりしたものになる
レースの流れは、この馬に向きそう。
12月4日の認定戦ではイーストミーとクビ差の2着になった
ノゾミカイザーも、
相手関係を考えれば、それなりの勝負ができていいはず。
メンバー中で最も少ない3戦のキャリアしかありませんが、すべて、2番手、
好位あたりからのレースをしてきたという点は、そのあたりを補えるものだと
思います。逃げにこだわらないというのは、逆に長所か。
トーホウエンペラー×ヤエノムテキの配合、叔父にはバルトフォンテンが
いることを考えれば距離延長はむしろ歓迎だろうし、前々でレースが
進められそうな脚質、逃げた時の安定感はかなりのものがある安部幸夫、
認定戦でイーストミー、ノゾミカイザーと差のないレースができていることを
考えれば、流れひとつで
ロードグリンにもチャンスはあっていいでしょう。
《買い目》
・馬単
◎←→○▲△×オッズ次第では、○からも流すかも。
ここでは当たる気がしない3連単は、気が向けば買います。
そして、予想はしませんが、もうひとつの注目レースである帯広記念。
ばんえいのド素人なりの見解を。
昨年の勝ち馬であり、ばんえい記念も実に強い勝ち方だった
トモエパワー。
近走は不振ですが、やはり、高重量戦で、本来の持てる力を発揮するのではと
いう気がします。
明日の帯広は天気は良さそう。馬場水分が4~5%台になるようなことがあれば、
より有利になるのかもしれません。
(1月3日1時20分頃追記)
※追加購入も含めた買い目は、以下の画像の通り。
馬単◎→○、3連単◎→○→△的中。好位からのレースかと思いきや、思い切ってハナに立ち、直線でさらに突き放して
快勝したサチコゴージャス。(行くのなら、逃げ切ってしまえ。)と思い、
1周目スタンド前から、「そのまま、そのまま…。」とつぶやきっぱなしでしたw。
表彰式の前にあった勝利騎手インタビューでは、
丸野は、逃げるつもりだったという趣旨の発言をしていましたが、個人的には
いい意味での想定外の出来事でした。確かに、逃げられればかなりの確率で
粘りこめる、裏を返せば、差し、追い込みの形になると、よほど地力のある馬で
ないと複勝圏に入ることも難しい現状の馬場を考えれば、それは、
いたって当然の選択なのかもしれません。
重賞は初挑戦でしたが、ここで通用するだけの力は持っていることは証明された
わけで、今後、どういう路線を進んでいくのか、楽しみになってきました。
イーストミーの大敗は、ちょっと意外でしたが、やはり、ゴールドウイング賞の
勝ちは、すべてがいい様に向いたという解釈が妥当なのかもしれません。
そこでの場内実況の「何とイーストミー!」という言葉がすべてなのでしょうか。
最低人気ながらも4着(勝ち馬からは1.9秒も離されましたが…)のロードグリンも
レース内容としては決して悪いものではないように思えました。
マイル以上の距離なら、今後も警戒してもいいのでは、と個人的には思ったりも
します。
そして、ペガサスカップのあとにはじっくり検討する時間がないので、
レースの合間を利用してちょっとずつ、細かい部分を確認して予想を進めた
帯広記念。トモエパワーの大敗は、もうショックでした。
好重量戦での強さはもちろんのこと、何だかんだ言ってもリーディング上位だし、
2度の着外もまだデビュー間もない時期のレースだったのだから、藤本への
乗り代わりは気にすることはないと思い、普通に軸にして買いましたが、
ここまで負けるとは。道中の行きっぷりも、首を傾げざるを得ないものでした。
他馬がすんなり超える第1障害で止まった(意図的に刻んだのか?)時点で
何かおかしいなとは思ったのですが…。
帯広記念を購入して思ったことがひとつ。
『ただ単に、売ればいいと思っていないか?』ばんえいというのは、レース形態からして、平地の競馬とは全く異質なもの。
なぜゴールが、馬の鼻面ではなく、そりの最後尾がゴール板を通過する時なのか
を知らない人というのも非常に多いし(ワシも、以前はそうでした)、
『スタートしたら、ゴールまで一度も止まることなく駆け抜けるもの』と
認識している人が、これまた、ものすごく多いのです。現地の馬券オヤジの間での、
レース形態、戦術等に関する理解度は、
ゼロとは言いませんが、非常に低いとしか思えないのが、実際に土古で
馬券を買って感じた感想です。
レースを見ている人から「途中で止まっちゃうような馬だからダメだな。」などと
言わせるようじゃいけないのです。
「止まっちゃう」のではなく、「駆け引きや、スタミナ温存等を目的として、
わざと止める」が正解(第2障害を越えたあとは別ですが)。「新聞がないから、馬券買えねえ。」と言わせてはダメなのです(実際は、
入場ゲート付近に、出走表と一緒に、無料配布の、ばんえい版『競馬ブック』の
場外発売所向け紙面が用意してありましたが、そのあたりの告知も
なかったです)。
その程度のことを知らない人を相手に、「馬券買ってー。」というのだから、
それなりの努力はすべきじゃないのか、と思います。
本当に馬券をたくさん売ろうというのなら、エースや東海の編集長あたりに、
一夜漬けでもいいから勉強させて、場立ち予想をさせるとか、ばんえいの予想に
関しての相談コーナーを設けるとか、その程度はしてもいいのでは。
帯広記念の発売は、記憶が確かならば、今年が3度目のはず。ではあるものの、
ばんえい競馬についての認知度という点は、全く変わっていないように思います。
レース中に笑い声が上がるということがなくなったことだけは、進歩したと
いう気はしますが。
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