今日は、年に一度の地方競馬の祭典JBC。
今年は船橋での開催ということで、5年ぶり2度目の現地突撃も 考えていたのですが、いろいろあって無念の回避orz。 久々にあんかけ焼きそばやら肉豆腐やらも食いたかったし、 前回は尻込みしてしまい店内に入ることすらしなかった『オッズオン』で 食事もしたかったんですが。 まあ、このご時世に仕事をさせてもらえるということに感謝を しなければなりません。 土古場外にも行けないので、昼休みに携帯電話から投票を済ませ、 帰宅後、NARホームページなりnankankeiba.comなりでオンデマンド観戦を しようと思います。 家に帰るまで我慢が出来なくなって、『うまステ』で映像を見ちゃったりしてw。 【JBCスプリント】 ◎サマーウインド ○ミリオンディスク ▲メイショウバトラー △アイルラヴァゲイン ×スーニ ダートでは全く底を見せていないサマーウインド。 多くのメンバーとは勝負付けの済んだ感もあるし、前走・東京盃で 肉薄したヤサカファインは出走せず。力を出し切れば、ここでも、と いう気がします。 前走でも楽な手ごたえでハナに立ち、逃げ込みを狙うというレース。 スピードは十分だし、逃げても番手でもOK。 船橋は初めてですが、左回りは2戦して(1100)。とやかく言うことも ないでしょう。 左回りでは勝ち星はないものの、好位からのレースぶりには 好感が持てるミリオンディスク。 さすがに上積みはないだろうけれども、左回り、船橋コースに 良績が多く、近走も見せ場十分のレースが続くメイショウバトラー。 この2頭は押さえておかなければ。 ダートグレードの経験は少ないながらも、芝の短距離で上位と 僅差の走りができるスピードの持ち主でもあるアイルラヴァゲインには 警戒が必要か。 1200mの東京盃でも追走に苦労していたように見えただけに 距離短縮はどうかと思うし、昨年のこのレースの覇者とはいえ、 名前と中身が伴っていないという印象のスーニ。 ただ、流れひとつで差してこれそうなので。 《買い目》 ・馬単 ◎→○▲△× 勝負事に絶対はありませんが、この買い目で。 獲って損にならないよう、資金を配分します。 【JBCクラシック】 ◎フリオーソ ○オーロマイスター ▲シルクメビウス △セレン ×ラヴェリータ 休み明けで馬体も増やし、別定58㎏であったものの、それを 感じさせない強い走りを見せたフリオーソ。映像を見る限りでは ここでも大きな期待をかけていい走りだったように思います。 恐らくは、同厩舎のマグニフィカなどに先行させて好位を追走という 展開になるのでしょう。ハナを切ってマークされる形になると 辛いかもしれませんが、番手、好位といった形ならば、前走の再現も あっていいのでは。地方所属馬初のJBCクラシック優勝というのも ぜひ見てみたいものです。 前走・南部杯は、アメリカ遠征の壮行レースという言い訳はできるとは いえ、エスポワールシチーがあまりに走らなかったから勝てたとも 言えなくもないオーロマイスター。とはいえ、コンスタントに使われ、 このところは上り調子。勢いで逆転まであるかも。 直線での追込み一手という不器用さはあるとはいえ、末脚の破壊力は メンバー中屈指のシルクメビウス。左回りは、ユニコーンステークスの 優勝という実績があるとはいえ、どうなのかなという気もしますが、 船橋は差しも決まりやすいコース。あまり気にすることもないかも。 東京記念、大井記念の強さを見ると、距離が短くなるここでは どうかとも思うけれども、終いの脚は確実だし、地の利も生かせそうな セレン。 牡馬とも互角に戦える力の持ち主で、コース適性、前の方でレースが できそうな脚質もいいラヴェリータまでを押さえます。 アドマイヤスバルは、堅実だけどもGⅠではもうワンパンチが足りず、 スマートファルコンも、前走で底が見えてしまったかという印象。 来られたら、仕方がないということで。 《買い目》 ・馬単 ◎←→○▲、◎→△× ジャングルスマイルやグランシュバリエにも頑張ってほしいとは 思うのですが、相手が強いか。 トウホクビジンは…。無事に回って笠松に戻り、次走に向けて体調を 整えてもらえれば、それでいいです。 (11月3日20時30分頃追記) スプリント、クラシックともにハズレ。 結果を知りたい気持ちをぐっと押さえて、帰宅後にオンデマンド観戦でした。 まずはスプリントから。 4コーナーを先頭、2番手で通過した馬がそのまま残るという結果。 サマーウインドは、楽に先手を取れたこともあってか、道中でも 十分にタメが効いていたという感じ。公式発表では上がりは メンバー中最速の35.4秒。スムーズなレースができればこのくらいは できるということでしょうか。 今後は、フェブラリーステークスあたりを狙ったりするのか。 距離はもう少し持ちそうな印象も受けますし。 果敢に先行して2着を死守した地元のナイキマドリード。 最後は突き放されましたが、健闘と言っていいでしょう。 まだ4歳。無事に使えていければ、またチャンスは廻ってくるのでは ないでしょうか。 結果論ですが、ミリオンディスクは、1・2着馬との位置取りの違いか。 スーニは、去年ほどの出来ではなかったのかもしれないし、やはり もっとゆったり運べる距離や、コーナー4つのコースの方が向いて いるのかも。 続いて、クラシック。 「こんなに強かったか、スマートファルコンって?」というのが 正直なところ。上位に人気が集中したとはいえ、単勝4番人気 16.1倍は、妥当と言えば妥当かという感じでした。 スプリントが先行した馬同士で決着したという、この日の馬場も 勝ち馬にとっては良かったのでしょう。ハナに立ち、そのまま 押し切りを狙う自分のレースさえできれば、どこでも力は発揮できる ということなのかもしれません。 前半5ハロンを58.1秒で通過し、上りも39.3秒でまとめてしまった わけですから、気分良く行けさえすれば、という条件付きとはいえ 今回に関しては、相当強いレースですね。 地方所属馬初のJBCクラシック優勝に期待が集まっていたと 思われるフリオーソ。離されないようについて行こうとしたのか、 2コーナーを回り切ったあたりから鞍上の手が動きっぱなし。 飛び抜けてスピードがあるわけでも、末脚が切れるというわけでも なく、どちらかと言えば、好位につけての粘り腰で勝負という感じの この馬には、スマートファルコンにスピードに任せて飛ばされると 辛かったか。負けるべくして負けてしまったという気もします。 ただ、それでも、あの速い流れを追走して2着というのも、 力は出せたと見ていいのでは。 次走以降の巻き返しに期待をします。 マイルチャンピオンシップ南部杯でエスポワールシチーを下す 大金星を挙げたオーロマイスター。もしかしたら本当に強いかも、と 思い、馬券を買いましたが、案外な結果。勝ち馬が作り出した流れに 対応できなかったのは仕方ないにしても、本格化には今一歩なのでしょう。 そして、南部杯の大金星はやはり、『エスポワールシチーと他馬が 走らなさすぎたこと』が最大の要因ではないのかとも思えます。 PR |
このところは、以前のように買えるだけ買うのではなく、買うレースを
絞って買うようになっているのですが(資金や気力などの都合)、今月は 地方中央を含めてまだ10レース程度しか買っていないとはいえ、 なんとここまで的中が一つもなし。馬券下手は昔からなんですが、 ここまで調子が悪いというのも久しぶり。馬連でタテ目とか、単勝を買ったら 3着などというのが多いので、狙いそのものは決してずれてはいない わけなのですが、そろそろこの不振を打破したいところではあります。 できることならば、大好物の障害戦でw。 ◎エイシンボストン ○ギルティストライク ▲ビコーフェザー △コウエイトライ ×テイエムトッパズレ 勢いも大事でしょうが、ひねくれ者の自分としては、コース実績や 適性の方を、より高く評価したいもの。 未勝利勝ちあがりは府中、昨年の夏には幻のレコード勝ちとなった 平場オープンと、東京ジャンプステークスを連勝。コース適性は 問題ないエイシンボストンを、昨年と同様にオレ流◎に。 前走は、コウエイトライと僅差の4着。最後にタレてしまったのは 休み明けで本調子ではなかったと思われる点と、順回りに戻った2コーナーを 曲がって向こう正面に入ったあたりから早目に動いた分、余力が残って いなかったと考えていいのでは。今回は上積みは見込めそうなローテーション だし、好位のインコースでじっと脚を溜められそうな枠。昨年以上の 結果を出せてもいいのでは。 昨年は、いい手ごたえで勝負所まで行きながらも、落鉄の影響もあったのか もうひと伸びがなし。 何事もなければここでも十分に勝ち負けになる馬だと思います。 記事執筆時点では単勝1番人気に支持されているギルティストライク。 今年の夏に平場オープン、東京ジャンプステークスを連勝する府中巧者ぶりを 見せ、今回も、好位から中団あたりをすんなり取れそうないい枠を引きました。 障害戦ではあまり気にする必要はないと思われる休み明け(オープンでは どうしてもレース間隔は開きがちになるので)ではありますが、 こういうローテーションは初めてということで、少しだけ評価を下げます。 ただ、流れに乗り、これまでのように上手に飛越をこなせれば、ここでも 有力でしょう。 右回りよりは左回りの方が走りはいいという印象を受けるビコーフェザー。 "桶狭間ジャンプステークス"こと中京・平場オープンでは、最後の直線 だけでレースを決め、昨年の新潟ジャンプステークス、東京ハイジャンプでは いずれも2着。そして今年の新潟ジャンプステークスでは、コウエイトライの 斜行のあおりを食らったとはいえ、直線でいい脚を使い3着。 こういった点を見ても、左回りで、より力を発揮できる馬であるのは明らか。 昨年のこのレースや、今年の新潟ジャンプステークスの時のように 早目に動いて先団に取りつくことが好走の条件になるでしょうが、それが できれば今年もいい結果を残せるでしょう。 他馬に人気が集まり、過剰に評価が下がっているのなら狙うべきだと思います。 逃げ馬が内枠と外枠を引くという対照的な枠順。 内に入ったテイエムトッパズレはつつかれても、昨年のようにハナに 立ちさえできれば大丈夫。 一方、コウエイトライは同じ脚質とはいえ、多少は位置取りに融通は利く馬。 恐らくは、スタートから押して前に出て、流れが向けばハナに立ち、 そうならなければ先頭にいるであろうトッパズレなどを好位の外目でマーク という展開になるのでしょう。 共倒れの可能性も十分にありますが、逃げ馬が多いときは、意外と流れが 落ち着くもの。なんだかんだでどちらかは残ると見て、印を打ちます。 《買い目》 ・馬連 ◎-○▲△× (10月16日22時頃追記) ハズレ。 オープン特別でも少し足りないかという印象のあったイコールパートナー。 コウエイトライとテイエムトッパズレが作った早目のペースの中で 中団あたりを追走。直線では最内に潜り込み、トーワベガを競り落とし、 ビコーフェザーの猛追もしのぎ切って、人馬ともにうれしい重賞初優勝。 飛越を上手にこなし、流れが向き、最後のコース取りの判断も良かったという あたりが勝利につながったのでしょう。 重賞初挑戦、府中コースも初めてということで完全にノーマークでした。 今回の走りで、今後の選択肢も広がるはず。その走りには注目しなければ なりませんね。 力はあるとはいえ、府中は苦手と判断したトーワベガも買わず。 コースを問わず安定した力を出すのは大したものです。 優勝してもその後がなぜかパッとしないことでマニアの間では知られている 阪神スプリングジャンプの勝ち馬ではありますが、この馬には そういったことは関係はないのでしょうか。 やはり左回りでは走りが違ったビコーフェザー。単勝7番人気は正直なところ 舐められすぎとも思いましたし、レース後、「こんなことなら複勝にしとけばorz」 とも思いました。 右回りでもこのくらい頑張れるといいのですが、現状では好走のチャンスが 限られてしまうわけで、今後のローテーションがどうなるかでしょうか。 序盤にガリガリとやり合ってしまったこともあってか、結局4着と6着に 終わったコウエイトライとテイエムトッパズレ。あんなレースをして しまいながらも、それほど大きく負けていないのは、地力のなせる業でしょうか。 オレ流◎のエイシンボストン。位置取りそのものは悪くはなかったものの、 勝負所で伸びていけず。2周目7号障害の着地がうまくいかず、減速して しまったようにも見えましたが、それも影響したか。 能力的にはあんなものではないとは思いますが。 重賞ウイナーとはいえ、ここで1番人気というのは個人的には意外に思えた ギルティストライク。パドックではあまり良くは見えなかったので、これでは どうだろうかと思いながらレースを見ましたが、やはり、という結果。 この馬に関しては、休み明けは良くないのかもしれません。 |
さて、秋のGⅠシーズンの開幕戦ですね。
ダービーグランプリが統一GⅠだった頃は、「それは違う。」と 全力で否定していたのですが。 たまには紙の馬券も買いたい、近所に気兼ねなく大声を出したい、などと いった理由で、明日はウインズ名古屋で観戦しようかなと思っているのですが、 天気が微妙。どうしようかな。 海外馬が参戦するレースの時にはいつも書いていたりするのですが、 なぜ、JRAは参考レースの映像をホームページ上で見られるようにしないの でしょうか。レース映像の権利関係の問題をクリアするなど、面倒な点は 多いとは思うのですが、何とかならないものかと、いつも思うのです。 いちいち海外の主催者のサイトやYou Tubeなどで探すのは面倒。 ◎グリーンバーディ ○ウルトラファンタジー ▲ビービーガルダン △ローレルゲレイロ ×キンシャサノキセキ 前走・セントウルステークスでは、インコースの後方で身動きが取れず、 直線に入っても行き場所を見つけるのに苦労しながらも、狭いところを 割って鋭く伸びたグリーンバーディー。ダッシャーゴーゴーに負けてしまった のは、展開と位置取りがすべて。レーティング118ポンドは伊達ではなかった。 また、よく、『斤量1㎏は0.2秒に相当』などと言われますが、それを 考慮すると、定量戦なら確実に勝てていた計算。 今回も馬群をいかに捌くかがカギとなるでしょうが、うまく立ち回れれば 直線で突き抜けるかも。 ウルトラファンタジーは、5月のスプリントカップ(シャティン)では、ハナに 立ち、直線で猛追したグリーンバーディーをわずかに凌いでの勝利。 馬柱を見る限りでは戦績にムラがあるのかな、とも思えますが、 能力的にはグリーンバーディーとは引けを取らないか。 やや重だった前走と3走前が、いずれも14頭立ての最下位ということもあり、 当日の天気や馬場状態が気になるところですが、先行力があるという 点は魅力で。 この2頭が全力を出し切れば、日本の馬は太刀打ちできないのではという 気もしないでもありません。 序列をつけるとすれば、昨年のこのレースで実績を残したビービーガルダン、 ローレルゲレイロ。差は、休み明けを使った数。 高松宮記念以来のレースとなるものの、GⅠウイナーに敬意を表して キンシャサノキセキ。 ここまででいいでしょう。 函館、札幌で短距離重賞を連勝したワンカラットは、短距離適性というよりも 洋芝や平坦コースの適性の方が高い気がしないでもありません。 ダッシャーゴーゴーも、前走の勝利は、言葉は悪いですが"恵まれ"と いう印象が強いですね。あれで本格化とかスプリント界に新星登場などと 言ってしまうのも、いかがなものか。 記事執筆時点で穴人気しているジェイケイセラヴィも、強いところと戦って いないという点で、相手強化となるここでどうか。それに、鞍上が 江田照男だからと言って、一発の期待をかけてしまうのもどうなのか。 そんな感じで、半ば言いがかりに近い理由を付けましたが、これらの馬は 切ってみましょう。 《買い目》 ・単勝 ◎ ・ワイド ◎-○ 万馬券を狙おうとか、ガツンと張って勝とうという気は、ここではないので、 こんな感じで、少しだけ。 購入時に魔が刺してしまったら、◎と○の2頭軸で3連複でも。 (10月3日20時頃追記) ハズレ。 天気が微妙だったこともあり、結局、自宅でのテレビ観戦でした。 先頭にいたウルトラファンタジーが粘りこみを図り、あとは、 グリーンバーディーがグイッと伸びてくれれば…という状況だったので 最後の直線はかなり熱くなりました。 ただ、こんなことなら、ウルトラファンタジーの単勝も一緒に買って おけばなあという結果でした。対抗評価にまでしたというのに。 戦前には、ヘッドライナーがハナ宣言とか、前に行きたい馬が多いので 流れは速くなって云々ということが聞かれましたが、ふたを開けてみれば、 昨今のGⅠにありがちなスローペース。前半3ハロンの通過タイムが 33.0秒なら、ウルトラファンタジーでなくともハナに立っていた馬は 多分残れていたでしょう。 ウルトラファンタジーは勢いよく飛び出し先頭に立ち、いったん押さえて 他馬に行かせて、それから少し押してまた前に。これで周りが控えてしまった のが、この馬には有利に働いたか。流れが緩くなったおかげで、直線でも 脚色は衰えずに逃げ切り勝ち。自分のレースに持ち込めれば強いという ことでしょう。 オレ流◎のグリーンバーディー。直線ではよく伸びてはいましたが、 いかんせん、序盤の位置取りが後ろすぎ、また、道中の手ごたえも 今一つ。そして、馬群を割るのにも少々手間取ってしまったという印象。 思い切って大外に持ち出すくらいのレースをしていれば、結果は 違っていたのでしょうが、能力の一端は見せられたのではないでしょうか。 休み明けのキンシャサノキセキも、ブランクを感じさせない走り。 軽視していたダッシャーゴーゴーは、降着になってしまったとはいえ 2位入線。 そんなに強いか?という思いが今でもあって、完全にノーマークにした サンカルロも、あの流れで、しかも不利を受けながらも勝ち馬とは僅差。 この3頭も力は出せたでしょう。 |
グランダム・ジャパン古馬シーズンの一戦でもあり、東海公営の重賞格付けの
最上位であるSPⅠでもある秋桜賞ですよ。 終業後、本場開催に引き続いて川崎ナイター場外が行われていた土古まで 出かけたのですが、上記の点を盛り上げようという雰囲気は、場内には まったく無し。かと言って、このレースに関してのネット上での情報発信に 主催者側が積極的かというと、そうでもないわけで。 土古に通いだしてもう何年もたつのですが、こういう点は非常に残念に 思うところ。昔のように、何もしなくてもレースを組めば売れるという 時代ではないんです。 競馬というのは、商売でもあるし、観客を入れて行う興行でもある。 このあたりを全く理解できていないように思われるし、また、その点を 真剣に考える気もないようにも思われます。 各地で地方競馬の存廃問題がクローズアップされつつある昨今。土古だって 対岸の火事と思っていてはいけないはず。 「2012年まで頑張って、もう一度JBCを開催すればいいんじゃね?」などと 中の人が考えたりしていないことを祈るばかりです。 ◎キーポケット ○シルバーウインド ▲エンタノメガミ △ボニータシチー 登録のあったテイエムヨカドーはトゥインクルレディー賞を使ったためか回避、 そして、グランダム・ジャパンでは3歳シーズンに続き古馬シーズンでの 優勝も狙える位置にいたエレーヌの突然の訃報(あの戦績ではいつか どこかが壊れてしまうとは思っていましたが…)。 理由はどうあれ、メンバーは小粒となり、興味・関心の面でそそられる点は 薄くなってしまいましたが、とりあえずは買います。 オレ流◎は、兵庫からの刺客・キーポケットに。 意外なことに土古は初めての参戦であるものの、戦績を見る限りでは初めての コースは苦にしないタイプに思われるし、遠征競馬でどうこうということはないか。 重賞7勝と格負けはしないし、距離適性も問題はないでしょう。 あとは、差しが決まりやすくなってきたとはいえ、基本的に逃げ・先行が 圧倒的に有利な土古の馬場にどう対応するか。ある程度前に行ければ 勝ち負けではないでしょうか。 シルバーウインドは、昨年のこのレースを制するなど、血統的なイメージ とは裏腹に、意外と1800mはこなしているという印象。 またスタートしてからすぐに3コーナーというコース設定で外枠を引いて しまった点はどうかと思う半面、絶対的な逃げ馬不在なメンバーであり、 すんなり行ければ昨年同様の好走も期待できそうで。 以下、昨年のこのレースでは3着、地元でも牝馬重賞戦線の常連でもあり、 力さえ出し切るレースが出来さえすれば、前走からの巻き返しもあっていい エンタノメガミ。 格上挑戦となりますが、土古向きの先行力と、転入以来(13-1-1-0)という 抜群の安定感でどこまで頑張れるかに期待をかけたいボニータシチー。 この2頭までを押さえに。 土古からそれほど遠くないところに住む地元民としては(車や自転車の方が 公共交通機関よりも早く現地へ行ける)3歳のトップグループにいる メモリーキャップと、昨年の東海ダービー馬・ダイナマイトボディも、 心情的にも馬券的にも応援したいところではあります。 しかし、前者は、2走前東海クイーンカップでは、逃げるピュアストーンを 捕らえきれず、エレーヌには並ぶ間も無くかわされてしまったことを考えると、 古馬相手のここではどうかという疑問が。 後者は、このところは控えるレースで結果が出ていないし、重賞とはいえ 秒単位での敗戦が続いていることを見れば、本調子ではないのかも。 《買い目》 ・馬単 ◎→○▲△ 2年前、園田JBCのアンダーカードとして組まれた兵庫クイーンカップで 見せつけられた強さを忘れられません。 ウラ目、タテ目を食らってもいいので、男らしくこの買い目で。 (9月29日21時頃追記) ハズレ。 ウラ目です。まあ、しゃあないわ。 向こう正面から仕掛け、抜群の手ごたえで4コーナーを回った エンタノメガミがキーポケットの猛追をハナ差で凌いでの勝利。 生観戦の都合がつかず、仕事を終えた後、自宅のパソコンで オンデマンド観戦でしたが、もう、ゴール前は熱かった。 ウラ目を買っていなかったので、なおさらですw。 2コーナーを回りきって、向こう正面に入るか入らないかという あたりからもの凄い勢いで追い出しにかかるのは、園田競馬では おなじみの光景。土古でもいつも通りの乗り方でガンガン追ってそのまま ゴールまで勢いを保たせてしまう兵庫のジョッキーの剛腕ぶりは、 いつ見ても凄いなと思ってしまいます。 エンタノメガミは、今回は大幅な体重減で、鞍上はテン乗り。 体が絞れたことも良かったでしょうし、鞍上も馬の力を引き出す 好騎乗ができたというところでしょうか。 馬券のハズレは、まあ、悔しいといえば悔しいですが、能力自体は 重賞レベルのものを持っていただけに、今回の勝利も 妥当なものといえるのかもしれないし、単勝5番人気は過小評価だったの かもしれません。 一方、鞍上のアクションの割には終盤の手ごたえがいま一つに見えた キーポケット。ゴール寸前では素晴らしい伸び脚を見せましたが、 コーナーではもたついたという印象。園田に比べれば角度が緩やかな 土古のコーナーは、あまり得意ではないのでしょうか。 |
すっかり月1回の更新になってしまいました…。
もっとしっかりしろよ、自分。 世間並みに3連休をもらい、いつも通りに、中央、地方を問わずに馬券を買っては 負けているわけですが、月に一度の障害重賞を当てて、休みをきれいに 締めくくりたいものです。 遠征も考えたのですが、いろいろ考えた末に、回避することに。 ローズステークスなどを獲れていれば、急遽予定を変更、ということも あったんですが、馬券が下手すぎるので、仕方ないw。 ◎コウエイトライ ○エイシンボストン ▲ドングラシアス △トップフリーダム ×タイカーリアン 障害重賞7勝をすべてJ・GⅢで挙げているコウエイトライ。 久々の勝利となった前走をはじめとして、ここ3走のJ・GⅢでは 健在ぶりを存分にアピールする走り。ここでも、前に行きそうなタイカーリアン、 タマモサプライズあたりとの先頭争いを制するかで展開は変わってくるでしょうが、 恐らくは、ハナを取れるのでは。自分のレースさえできれば強いのが この馬の持ち味。 今回は、主戦の小坂が負傷から復帰することもあり、前走以上の内容の走りを 期待してもいいのでは。 問題は2番手以下。実績を取るか、勢いを評価するか。 悩んだ末に、実績を考え、エイシンボストンを。 昨年は、幻のレコード勝ちとなった府中の平場オープン、東京ジャンプステークス、 小倉サマージャンプと3連勝を挙げた馬。そこからは可もなく不可もなく、という 感じのレースが続きますが、重賞では十分に好走できるだけの力はあります。 今シーズンは不調の鞍上が気がかりではありますが、流れひとつで上位進出も あっていいのでは。4か月の休みで体調が上向いていれば。 以下、ある程度先行でき、末脚のキレはないけどバテないという長所を、テン乗りの 鞍上が改めて引き出すことに期待したいドングラシアス。 前走は、スローペースと、直線でのコウエイトライの斜行に助けられたという印象を 受けるものの、コース適性という点では問題はなさそうだし、引き続き佐久間との コンビということで、その力を改めて見てみたいトップフリーダム。 入障初戦を突破し、続くオープンでも僅差の2着とクラスに目途を立てるなど センスの良さがうかがえるし、今シーズン絶好調の鞍上がインコースをロスなく 立ち回る騎乗をできれば、ここでも一発はあるかもしれないタイカーリアンを。 《買い目》 ・馬連 ◎‐○▲△× 鞍上強化のシースピアー、長期休養明けからの叩き2走目となるエイシンニーザン なども気になってしまうのですが、とりあえずは、この買い目で。 (9月20日22時頃追記) 馬連◎‐▲的中。 道中でタマモサプライズやエイシンボストンに競り掛けられる場面も少し あったものの先手を取ったコウエイトライがそのまま押し切り、力を見せつけたと いうレースでした。 どうしても展開に注文はついてしまいますが、しっかりと逃げるレースができれば 能力は存分に発揮できるのが、コウエイトライの良いところ。 やや踏み切りが遠い飛越も見られはしましたが、スピードが乗った低い飛越と、 上がったスピードを殺さない上手な着地は、この馬ならではというところでしょうか。 観戦・投票をしたウインズ名古屋では、あるお客さんが、9歳という年齢が云々と 言っていましたが、自身が2008年の同レースで記録したコースレコードと同タイムで 走破しているのだから、加齢による衰えは、全くとは言いませんが、ないでしょう。 ちなみに、上りタイムは、2008年が、1マイル 1分 44秒 5、4F 51.9 - 3F 38.7で 今年は、1マイル 1分 43秒 1、4F 52.1 - 3F 39.0というもの。 それほど大きな差がないというのは、大したものです。 これで、障害重賞は、グランドマーチス、バローネターフを抜き、通算8勝目。 また、平地・障害を含めて、同一重賞4勝目というのは史上初。 「中山大障害や中山グランドジャンプに出走していないのだから、グランドマーチスや バローネターフとは比較すべきではない。」とか、 「何だ、障害戦じゃないかw。」とか何とか言い出す(自主規制)な人がどこからか 現れそうな気もしますが、それでも大記録を打ち立てたことには変わりは ありません。 レースの格も大事でしょうが、平地であれ、障害であれ、出走したレースで きちんと結果を出すことも大事。そう思います。 この後は東京ハイジャンプとのこと。J・GⅡでは勝てないというキャラが定着して しまった感はありますが、次走の活躍にも期待したいものです。 2着のドングラシアス。エイシンボストンが先に仕掛ける中、タイミングを少し 遅らせてのスパート。直線では並ぶどころか突き放されましたが、 余力の差なのでしょうか。 結果だけをとらえれば、熊沢よりは高田の方が合っているのかもしれません。 3着は、全くのノーマークだったタマモサプライズ。今回よりも面子が弱いと いう印象を受けた新潟ジャンプステークスであの成績だったので、個人的には、 まさにサプライズ。 戦績から考えると、夏場が決してダメだというわけでは ないので、 道中を揉まれず気分良く運べるか、とか、スムーズな追走が できるか、という あたりで出来が変わってくるのでしょうか。 |
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