それにしても、月日の流れるのは早いもの。年齢を重ねるごとに
その思いは強くなります。この間中山グランドジャンプが終わった と思ったら、気が付けば夏競馬、ローカル開催ですよ。 いわゆる夏競馬は、正直なところ苦手です。三度の飯と同じくらい 好きな障害戦も、飛越の技術よりも平地力ばかりが重要視される ローカル場ばかりで、テンションも意欲も購入金額も下がります。 ただ、小倉に関しては、ローカル場所ではあるもののしっかりとした 専用の障害コースが設けられているので、俄然やる気が出るのです。 先日の中日スポーツに、ウッドバイン競馬場が繋駕速歩競走用のコースを 改修して芝コース新設、というニュースに触れ、東京競馬場だって 障害コースを潰して芝コースにすればいいじゃないか、障害戦は、 中山以外は芝コースでやればいい、障害なんて盛り上がる見込みもないし などと、いけしゃあしゃあと抜かす、つい最近まで関東の本紙担当をし、 特に障害戦では、本紙のくせに、堅いところを狙ったはずなのになぜか◎が 驚くほど馬券にならない自称ベテラン競馬記者のコラムがありました。 『意見には個人差があります』と、さだまさしは言い、確かにそれは そうなんですが、ただ、やっぱり見ていて、馬券を買って面白いのは、 きちんとした障害専用コースでのレースですよ。誰が何と言おうと。 スピード、スタミナ、ペース配分、飛越の技術、そういったものを引き出す 騎手の腕前。これらが全部必要なのは、障害専用コース。 平地の芝コースに仮設の小さな竹柵を置いて行うレースでは、 必要な要素など一部だけでいい。飛ばなくても跨げばいいんだから。 馬が助けてくれるから、騎手は多少下手でも鞍の上から落ちさえしなければ どうにかなる。そんなレースは正直なところ見たくはありません。 もし、野村英俊(あ、言っちゃったw)が言うように、中山以外は全部芝コースに 置き障害でやりまーす、などと言うことになったら、その時は 中央競馬辞めますよ、マジで。PATもグリーンチャンネルも解約。 JRAの競馬がなくても、他に楽しいことはいっぱいあるし。 地方競馬とか競輪とか競艇とかオートレースとか。 あとは野球賭博とか闇カジノとか(←絶対にダメ!)。 熱くなりすぎました。閑話休題。 今年も小倉競馬場まで行きます。現地観戦、というより、今年は二泊三日の プチ旅打ちツアーで、その中の目玉企画の一つです。 ま、ツアーいうても行くの俺だけやけどなw 山本直也アナの『踏み切ってっ、ジャンプぅ!』が聴けないのは残念ですが、 山本直アナの『ステップ、ジャンプぅ!』を存分に堪能したいところです。 ◎アップトゥデイト ○マイネルフィエスタ ▲テイエムシシーポス △オースミムーン ×メリーモナーク 2015年と同じローテーション、同じ別定重量でここに臨むアップトゥデイト。 このところは勝ち星からは遠ざかってはいますが、何だかんだで、入障以来 馬券の対象にならなかったのは15年の阪神スプリングジャンプ(4着)と 昨年の新潟ジャンプステークス(8着)のみ。 そして、今のところ最後の勝利である15年の中山大障害以後のレースでの 勝ち馬というのが、サナシオン、タイセイドリーム、ニホンピロバロン、 そしてオジュウチョウサン。よくよく考えると、これは大変なことですよ。 他馬よりも重い別定重量を背負うレースもありながらも、しっかりと 自分のレースはしながら、結果も出す。普通に走れば勝ち負けにはなる でしょうし、久々の勝利だってあるかもしれません。 内目の枠も引けました。スタート直後にごちゃつくようなことがなければ。 以下、小倉コースへの適性・実績も十分で、休み明けを叩いた上積みも十分に 見込めそうなマイネルフィエスタ。 障害戦でのテン乗り、それも美浦の騎手が栗東の馬に乗るというのは どうなんだろうとは思うものの、石神クラスの騎手が空いていたこと自体が 驚きであり、馬の力を引き出す騎乗ができれば、という思いもあるし、 順回りよりはほど良く息の入る襷コースのほうが良さそうな印象を受ける テイエムシシーポス。 長期休養明けの今年の三走がどうにも物足りない印象はあるが、実績は メンバーの中でもトップクラスであるし、早め早めに動くレースができれば 何とかなってもいいオースミムーン。 昇級初戦が重賞ということがどうかだろうけれども、襷コースも良さそう、 相手なりに走れそう、ホーカーテンペストの下ということで障害馬としての センスは持ち合わせていそう、という点に期待をかけてみたいメリーモナーク。 《買い目》 ・馬連 ◎-○▲△× PR |
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残業続きで毎日くたくたになって帰宅する日々を送ってはいますが、
馬券は、地方中央海外を問わず、買える時は買うようにしています。 まあ、そうでもしないと、心身のバランスを整えられないというのも ありますが。 馬券に費やした金額も結構な額になっていますが、収支もそれなりで そこそこ楽しめているので、良しとします。 世間では、こういう人間はギャンブル依存症だなんだと呼ばれて いるんでしょうが、そう言われたのなら、あなたは一度でも馬券やら そういった各種投票券を買ったことがあるのかと問い詰めてみたいものです。 さて、明日は府中で障害重賞。昨年10月以来の府中遠征を敢行します。 先月の京都に続いて、府中のような立派なコースでも少頭数。 障害戦を基本的にローカル開催に組み込むという制度改悪が 徐々に番組に影響を及ぼしてきているという印象がして、 個人的には残念でなりません。 ◎スズカプレスト ○オースミムーン ▲ハギノパトリオット △ピースメーカー 9頭立てということで、いつもよりも一つだけですが、予想印は減らして。 前述の制度改悪のおかげで、高く遠くに飛ばなくても、障害をまたぐだけで 何とかなるローカル場のレースばかりを使う馬が増えているように 思うのですが、やはり、中央場所の、ましてや重賞では、大きな障害を 飛んだ経験を重視したいところ。 スズカプレストは、勝ち上がりこそ新潟であったものの、デビュー戦は京都。 中山、京都の平場オープンでも馬券圏内に入り、先日の京都ハイジャンプでも 3着入線。力のあるところは見せましたし、正直なところ、勝ち馬の先行力と 平地力に敗れたという印象。残念ながら相手が悪かった、運が悪かったと 言い訳もできる一戦か。 前に行くにはいい内目の枠も引き、それほど骨っぽい相手もいないので、 自分のレースを出来さえすればどうにかなっていいのではと思います。 以下、長期休養明けの二戦が低調ではあるものの、それ以上に相手関係は 軽いし、メンバー中断然の実績、高田潤の負傷によるものとはいえ 重賞でも実績のある中村とのコンビが戻ったことには気を配りたい オースミムーン。 本格的な大きな障害を飛んだ経験が福島の襷コースにある人工竹柵ぐらい しかないというのは大きな不安要素であると、個人的には思われるものの 昇級後は2着の後、平場オープンとはいえ2連勝と勢いは十分で、母の父 オペラハウスという血統面にも魅力を感じるハギノパトリオット。 ハギノパトリオット同様に経験の浅さは不安であるものの、先行しても 後方から追いこんでも大丈夫な自在性は魅力であり、 何より、騎乗機会5連勝を成し遂げるなど、今シーズンは大変乗れているという 印象を受ける鞍上の手腕には警戒が必要なピースメーカー。 《買い目》 ・単勝 ◎ ・馬連 ◎-○▲△ 一応、ながしにはしましたが、ボックスでもいいかも(弱気)。 |
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障害レースファンにとっての、年に二度行われる実力テスト。
試験対策を万全にして、この場に臨みたかったのですが、 突然仕事が忙しくなってしまったせいもあり、ろくに準備もできず、 一夜漬けに近い状態で本番を迎えることになってしまいましたorz. こういう時に日頃の積み重ねが物を言うのですが、はたして どうなることか。 今年も現地へ突撃します。熱戦と、全馬の無事完走を願いつつ、 観戦をしたいものです。 ◎オジュウチョウサン ○アップトゥデイト ▲ルペールノエル △サンレイデューク ×メイショウヒデタダ これまでの予想で、重箱の隅をつつくように、少しでも逆らう要素はないか、 他馬の逆転の目はないか、いろいろと探してはきましたが、このところの レースを見る限りでは、オジュウチョウサンで仕方ないのかという感じ。 心身の充実度は今がピークと見ていいでしょう。飛越も上手、 スタミナも十分、取り口も安定感が抜群、障害初の関西遠征となる 前走でもアップトゥデイト以下をばっさりと切り捨てる走り。 正直なところ、現状の力では、負ける要素はまず見つからないでしょう。 万が一負ける場合は、展開の紛れか、何かしらのアクシデントくらいでしょう。 オジュウチョウサンの絶対王政樹立の瞬間を目の当たりにすることが できるのか。そのあたりも楽しみであります。 先週の桜花賞では、圧倒的な支持を得たソウルスターリングがまさかの 3着となり、改めて、勝負ごとに絶対はないと痛感させられましたが、 そちらよりは安定感はあるのではとも思います。 勝負付けは付いてしまった感はありますが、早め早めのレース、 ロングスパートなどの手段が講じられ、それが嵌ればこれまでの 借りは返せそうなアップトゥデイト。 力の差はあるとはいえ、前走の大障害では前述の二頭に食らいつけたし、 ここ一番に強い鞍上の腕前で前走以上も期待したいルペールノエル。 コース実績もあり、何だかんだで差し脚を伸ばして上位に食い込んでくる サンレイデューク。 逃げるとしたら恐らくはこの馬であろうし、ハイラップを刻んでの逃げ、 できることなら後続がペース配分を誤ってしまうくらいの大逃げが打てれば 展開の紛れを作り出せそうなメイショウヒデタダ。 印としては以上の馬を。 《買い目》 ・馬単 ◎←→○▲ ◎→△× 一応馬単の裏目は返しますが、桜花賞で単勝の逆張りの重要性を改めて 気付くことができたので、オッズと相談して、馬単の代わりの単勝を買うかも。 |
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今年も、この記事が、一年の始まりの投稿となります。
ツイートするくらいの元気、やる気をこちらにも向けられればいいのですが…。 今回は、登録12頭、その中からルードヴィヒコードが回避して11頭立て という形での施行。今年の見どころは、何と言っても、アップトゥデイトと オジュウチョウサンの再戦。関西地区では初めてのマッチアップ。 2015年と2016年の最優秀障害馬、昨年末の大障害での1・2着馬が 早くもぶつかり合います。 どちらの馬にも、いや、どの馬にも頑張ってもらいたいものなのですが、 このレースは、マニアの間ではすっかりおなじみとなった 逆出世レースでもあります。重賞勝ち馬が7頭も揃ったここで、 こんなことを言うのも正直どうかとは思いますが、まずは全馬の無事完走、 そして、訳の分からないジンクスの発動が起こらないことを願いたいものです。 ◎アップトゥデイト ○オースミムーン ▲オジュウチョウサン △ドリームセーリング ×タイセイドリーム オジュウチョウサンの実力、昨年一年間の大躍進は、障害レースファンの 誰もが知るところ。東京ハイジャンプでは万事休すかと思われた 終盤での大ピンチをはねのけるメンタル面の強さも見せました。 心身ともに充実期にあるこの馬ですが、敢えてあら捜しをするとなれば 平地時代も含めて、関西圏でのレースを一度もしたことがないこと。 輸送という観点から見ても、美浦から最も遠いところでのレース経験が 福島での2戦のみ。 ※2014年11月、未勝利戦14頭立て14着。 2015年11月、平場オープン、8頭立て1着。 陣営もそのあたりは対策を十分に講じているはずでしょうが、環境の 激変に対応がどれだけできるのか。そして、関西圏のレースは、 関東に比べれば流れも速い傾向。距離が3900mあるので、道中はそれなりに ゆったりと流れるとは思いますが、レースの質は明らかに違うもの。 これまでに勝ってきたコースよりも平地力は必要な阪神コースで、 2戦未勝利で平地にあっさりと見切りをつけられたこの馬が 脚力勝負でどこまで力を発揮できるのか。全幅の信頼を置くわけには いかないのではと思うのです。 また、これはアップトゥデイトにも言えることですが、あくまでも 本番は次走。仮に負けてしまったとしてもいくらでも言い訳は効きます。 アップトゥデイトは、前述のとおり、負けても言い訳が可能な一戦では ありますが、今回はホームでの戦い。地の利を生かしたレースは できるのでは。ドリームセーリングあたりを制してハナに立つか、 好位に控えてのレースか、いずれにせよ前々でのレースになると 思います。スタミナ勝負には自信のあるこの馬。オジュウチョウサンよりも 早めに動き、相手の追撃を封じるレースができれば、春の大一番に 向けて、視界が開けてくると思います。 長期休養明けを一戦叩いたオースミムーン。極端に後ろからのレースに なってしまうと、ほぼ勝ち目はないでしょうが、悪くても逃げ馬を見据えた 位置に付けるであろうオジュウチョウサンの後ろあたりを追走できれば チャンスはあると思いたいです。 以下、展開面がカギではありますが、関西圏でのレースの流れにも対応できる 力の持ち主であり、逃げ・先行馬との行った行ったまで考えてみたい ドリームセーリング。 入障以来約半年で7戦という、矢作厩舎らしい使い込まれぶりではあるものの、 持ち前の平地力が生かせそうな良馬場見込みかつ、使い込まれていない馬場は 馬自身には合いそうなタイセイドリーム。 《買い目》 ・馬連 ◎-○▲△× あまりにもオジュウチョウサンに人気が集中するようならば、◎の単勝や ◎からの馬単ながしも考えます。 |
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さて、今年も大障害の季節がやってきました。障害レースファンにとっては
年に二度の実力テスト。一年の総決算です。 毎年のことではありますが、今くらいの時期になると世間一般の競馬ファンや 競馬マスコミは、有馬記念の話しかしなくて、もううんざりです。 他にもいろいろレースはあるし、それ以前に有馬記念ごときを当てようが 外そうが、明日からも競馬は毎日、どこかで続きます。 12月25日で競馬が終了するのではありません。 野球やサッカーなどのようにオフシーズンに入るわけではないのです。 まあ、別に他人のことはどうでもいいです。勝手に大騒ぎしてもらいましょう。 みんなが有馬記念に走るので、 私、中山大障害を独占させてもらいます。 今の気持ちは、冗談抜きにしてこんな感じ。プヲタであればピンとくる フレーズですね。 そんな私は、今年も中山競馬場へ向かいます。競馬ファンを自称するのなら、 有馬記念もいいけれども、中山大障害こそ、現地で観戦してほしい。 平地も障害も同じ競馬。平地のレースでは見えない魅力がそこにあります。 ◎アップトゥデイト ○オジュウチョウサン ▲ルペールノエル △ドリームセーリング ×マキオボーラー 昨年グランドジャンプと大障害を制したアップトゥデイト、今年の グランドジャンプを勝ち、早々と障害リーディングを確定させた 鞍上とともに臨むオジュウチョウサン。果たしてどちらが強いのか。 非常に気になる点ではあります。 オジュウチョウサンは、グランドジャンプを勝ち、府中での2戦も強い勝ちっぷり。 10月の東京ハイジャンプは、空馬に絡まれ万事休すかという局面からの 逆転勝利を見せ、精神面での大きな成長も感じさせました。 近走の好調さ、成長ぶりには目を見張るものがありますが、マイナス点を 挙げるとすれば、近走での相手関係。 グランドジャンプは、正直なところ、ライバルはサナシオン1頭であり、 どこで捕まえに行くかという、そこだけがポイントとなる一戦。 東京ジャンプステークス、東京ハイジャンプも、相手関係は軽いもの。 弱い者いじめというと語弊はありますが、強い相手と 本当の意味での厳しい戦いを重ねていないという印象も受けます。 今の充実ぶりならアップトゥデイトとは互角以上の戦いはできそうですが、 厳しいレースになったときの底力という点に一抹の不安を覚えます。 アップトゥデイトは、入障以来馬券の対象にならなかったのが、去年の 阪神スプリングジャンプと、今年の新潟ジャンプステークスのみ。 安定感という点ではメンバー随一。経験したレースの質もなかなかのものであり 昨年と今年のグランドジャンプの走破タイム等も考えると、底力という面では オジュウチョウサンを上回るものを持っていそう。 恐らくは、逃げるであろうドリームセーリングあたりの番手か3番手あたりを 取りに行き、『4コーナーがゴールのつもりで』動いて行き、力でねじ伏せに かかるレースを狙うのかも。今年はまだ未勝利ですが、去年のあの輝きを もう一度見せてもらいたいものです。 以下、重賞初挑戦かつ、中山は一戦して7着と、ここでどこまでできるか でしょうが、ここ一番で勝負強さを見せる鞍上が、溜めて溜めて、末脚を 爆発させるレースを見せれば、一角崩しも夢ではないルペールノエル。 中山では結果は出ていないもののレース経験は豊富で、枠も生かしてすんなり 先行がかなえば、前走のような番狂わせも可能なドリームセーリング。 昨年は11着ではあったものの、今年の二走は先行力を生かして好成績を 残しており、展開一つで逃げ粘りもありそうなマキオボーラー。 《買い目》 ・馬連 ◎-○▲△× |
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