今週、こんなニュースがありました。
中日スポーツ:来年G2以下の賞金ダウン 格差明確、2歳G1はアップ 障害戦は、この記事で言うところの『格、重要性』が低いということですね。 そうですかそうですか。 ろくに宣伝もしない。未勝利や平場オープンは昼休み前に実施。重賞だって 第8・第9レースあたり。公式ホームページでもJ・GⅠ以外は『今週の注目レース』 のコーナーで紹介されない。J・GⅠの中山大障害だって、 もっともらしい理由("概要"の後半)をつけて、メインレースではなく 第10レースで行なわれる。 こんな状況では売り上げなど上がるわけもないし、そもそも、こんなバカなことを ずっと続けているのだから上げる気などもないので、どうにもなりませんね。 クラシックへ続く2・3歳のレースや、平地の大レースばかりが競馬ではなく、 そういったところで力を出せなかった馬が新たな環境で、埋もれていた適性、 才能を見出し、活躍していく。それもまた競馬。そういう場が、障害戦であり、 各地の地方競馬ではないのかと思います。 障害戦も、地方競馬も、コツをつかめば予想も楽だし、中央の訳のわからない 平地のレースに比べれば馬券も獲りやすかったりします。 もちろん、レースそのものも、しっかりと楽しめるようになりますし。 ◎エイシンボストン ○テイエムトッパズレ ▲エーシンディーエス △バトルブレーヴ ×ビコーフェザー ×クールジョイ 専門紙やスポーツ新聞の競馬面の本紙的な思考回路で考えれば、京都で 重賞2勝、前走も府中で逃げ切り勝ちのテイエムトッパズレなのでしょう。 実際、中日スポーツ本紙も、この馬に◎。 ただ、近走の好調さをそのまま信頼していいのかという気持ちがあります。 人気に応えるというよりは、人気薄の時に穴を開けるというイメージ。 多分、今回は上位人気に支持されるのでしょうが、気分良く先行することが できたときだけ力を出せるタイプなので外すのも難しいところ。 個人的には、本命評価はしたくありません。 前走は、好位を追走し、いい感じの手ごたえで4コーナーを抜けるも、そこから 失速してしまったエイシンボストン。落鉄もあったようですが、名手・西谷を もってしても敗因がつかめないのならば、あえて、もう一度狙ってみたいところ。 重賞で勝ち負けできる力の持ち主であるのは、春から夏にかけてのレースで 証明済み。 好位のインコースを取れそうないい枠も引いているし、何事も無ければ、 少なくとも、前走のような不可解な敗戦は無いでしょう。 あとは、横山義行への乗り替わりはプラスになってもマイナスにはならないし、 近走もオープンで好勝負、兄のエイシンニーザンをはじめとして、兄弟姉妹が キッチリと障害戦で結果を残している血統という面にも注目したい エーシンディーエス。 ピークだった昨年の夏ほどの力は出せていないものの、2走前の阪神ジャンプ ステークスのように、好位から中団あたりの位置をスムーズに追走できれば、 まだまだ見限れないバトルブレーヴ。 やはり気になるのは白浜ポジションの発動ということになってしまいますが、 早め早めに動ければ、直線に置き障害のあるこのレースであっても、末脚が 炸裂しそうなビコーフェザー。 年齢面もあって走っても走っても人気しないものの(障害戦では、年齢は気に することは無いんですが。3歳で京都ハイジャンプ、中山大障害を勝った テイエムドラゴンなどは例外中の例外だし)京都コースは得意にしており、 気がつけば上位に飛び込んできたという場面もありそうなクールジョイを。 《買い目》 ・馬連 ボックス ◎○▲ ながし ◎-△×× (11月14日23時30分頃追記) 馬連○‐▲的中。 堅めの馬券を少額でしたが、障害重賞を獲れたのは久しぶりな気がします。 ボックスにしておいて良かった。 好位集団の一角に付け、向正面あたりから楽な手ごたえで進出し、 4コーナー出口付近で気合を付けられると、2番手を大きく突き放して快勝した エーシンディーエス。重賞初挑戦でしたが、この強さには参りました。 本文でも書きましたが、兄のエイシンニーザンをはじめとして、入障した 兄弟姉妹は、しっかりと結果を残しているのが、この一族。やはり、 障害も血統なのかなという気がします。 取り口も安定していて、飛越も上手で、折り合いも問題ないこの馬。 暮れの大障害へ向かうのか、別路線を進むのか。鞍上は、引き続き義行なのか、 白浜などになるのか。 気になる点もいくつかありますが、今後も非常に楽しみです。 最後は一杯になり、どうにか2着は確保したテイエムトッパズレ。 スリーラスカルにハナを奪われ、中盤はドングラシアスに絡まれるという、 決して楽ではない展開でしたが、大崩れしなかったのは、地力強化と 見ていいのでは。まだまだ全幅の信頼は置けない人馬ですが、今後の 重賞戦線でもチェックは必要ですね。 オレ流◎のエイシンボストン。道中の位置取りなどは悪くは無かったのですが、 敗因を考えるとしたら、ペースや馬場状態、初めてとなる京都コースが合わない ということになるのでしょうか。力が無いわけではないので、今後も ノーマークというわけには行きませんが、割引は必要でしょうか。 PR |
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