さて、秋のGⅠシーズンの開幕戦ですね。
ダービーグランプリが統一GⅠだった頃は、「それは違う。」と 全力で否定していたのですが。 たまには紙の馬券も買いたい、近所に気兼ねなく大声を出したい、などと いった理由で、明日はウインズ名古屋で観戦しようかなと思っているのですが、 天気が微妙。どうしようかな。 海外馬が参戦するレースの時にはいつも書いていたりするのですが、 なぜ、JRAは参考レースの映像をホームページ上で見られるようにしないの でしょうか。レース映像の権利関係の問題をクリアするなど、面倒な点は 多いとは思うのですが、何とかならないものかと、いつも思うのです。 いちいち海外の主催者のサイトやYou Tubeなどで探すのは面倒。 ◎グリーンバーディ ○ウルトラファンタジー ▲ビービーガルダン △ローレルゲレイロ ×キンシャサノキセキ 前走・セントウルステークスでは、インコースの後方で身動きが取れず、 直線に入っても行き場所を見つけるのに苦労しながらも、狭いところを 割って鋭く伸びたグリーンバーディー。ダッシャーゴーゴーに負けてしまった のは、展開と位置取りがすべて。レーティング118ポンドは伊達ではなかった。 また、よく、『斤量1㎏は0.2秒に相当』などと言われますが、それを 考慮すると、定量戦なら確実に勝てていた計算。 今回も馬群をいかに捌くかがカギとなるでしょうが、うまく立ち回れれば 直線で突き抜けるかも。 ウルトラファンタジーは、5月のスプリントカップ(シャティン)では、ハナに 立ち、直線で猛追したグリーンバーディーをわずかに凌いでの勝利。 馬柱を見る限りでは戦績にムラがあるのかな、とも思えますが、 能力的にはグリーンバーディーとは引けを取らないか。 やや重だった前走と3走前が、いずれも14頭立ての最下位ということもあり、 当日の天気や馬場状態が気になるところですが、先行力があるという 点は魅力で。 この2頭が全力を出し切れば、日本の馬は太刀打ちできないのではという 気もしないでもありません。 序列をつけるとすれば、昨年のこのレースで実績を残したビービーガルダン、 ローレルゲレイロ。差は、休み明けを使った数。 高松宮記念以来のレースとなるものの、GⅠウイナーに敬意を表して キンシャサノキセキ。 ここまででいいでしょう。 函館、札幌で短距離重賞を連勝したワンカラットは、短距離適性というよりも 洋芝や平坦コースの適性の方が高い気がしないでもありません。 ダッシャーゴーゴーも、前走の勝利は、言葉は悪いですが"恵まれ"と いう印象が強いですね。あれで本格化とかスプリント界に新星登場などと 言ってしまうのも、いかがなものか。 記事執筆時点で穴人気しているジェイケイセラヴィも、強いところと戦って いないという点で、相手強化となるここでどうか。それに、鞍上が 江田照男だからと言って、一発の期待をかけてしまうのもどうなのか。 そんな感じで、半ば言いがかりに近い理由を付けましたが、これらの馬は 切ってみましょう。 《買い目》 ・単勝 ◎ ・ワイド ◎-○ 万馬券を狙おうとか、ガツンと張って勝とうという気は、ここではないので、 こんな感じで、少しだけ。 購入時に魔が刺してしまったら、◎と○の2頭軸で3連複でも。 (10月3日20時頃追記) ハズレ。 天気が微妙だったこともあり、結局、自宅でのテレビ観戦でした。 先頭にいたウルトラファンタジーが粘りこみを図り、あとは、 グリーンバーディーがグイッと伸びてくれれば…という状況だったので 最後の直線はかなり熱くなりました。 ただ、こんなことなら、ウルトラファンタジーの単勝も一緒に買って おけばなあという結果でした。対抗評価にまでしたというのに。 戦前には、ヘッドライナーがハナ宣言とか、前に行きたい馬が多いので 流れは速くなって云々ということが聞かれましたが、ふたを開けてみれば、 昨今のGⅠにありがちなスローペース。前半3ハロンの通過タイムが 33.0秒なら、ウルトラファンタジーでなくともハナに立っていた馬は 多分残れていたでしょう。 ウルトラファンタジーは勢いよく飛び出し先頭に立ち、いったん押さえて 他馬に行かせて、それから少し押してまた前に。これで周りが控えてしまった のが、この馬には有利に働いたか。流れが緩くなったおかげで、直線でも 脚色は衰えずに逃げ切り勝ち。自分のレースに持ち込めれば強いという ことでしょう。 オレ流◎のグリーンバーディー。直線ではよく伸びてはいましたが、 いかんせん、序盤の位置取りが後ろすぎ、また、道中の手ごたえも 今一つ。そして、馬群を割るのにも少々手間取ってしまったという印象。 思い切って大外に持ち出すくらいのレースをしていれば、結果は 違っていたのでしょうが、能力の一端は見せられたのではないでしょうか。 休み明けのキンシャサノキセキも、ブランクを感じさせない走り。 軽視していたダッシャーゴーゴーは、降着になってしまったとはいえ 2位入線。 そんなに強いか?という思いが今でもあって、完全にノーマークにした サンカルロも、あの流れで、しかも不利を受けながらも勝ち馬とは僅差。 この3頭も力は出せたでしょう。 PR |
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すっかり月1回の更新になってしまいました…。
もっとしっかりしろよ、自分。 世間並みに3連休をもらい、いつも通りに、中央、地方を問わずに馬券を買っては 負けているわけですが、月に一度の障害重賞を当てて、休みをきれいに 締めくくりたいものです。 遠征も考えたのですが、いろいろ考えた末に、回避することに。 ローズステークスなどを獲れていれば、急遽予定を変更、ということも あったんですが、馬券が下手すぎるので、仕方ないw。 ◎コウエイトライ ○エイシンボストン ▲ドングラシアス △トップフリーダム ×タイカーリアン 障害重賞7勝をすべてJ・GⅢで挙げているコウエイトライ。 久々の勝利となった前走をはじめとして、ここ3走のJ・GⅢでは 健在ぶりを存分にアピールする走り。ここでも、前に行きそうなタイカーリアン、 タマモサプライズあたりとの先頭争いを制するかで展開は変わってくるでしょうが、 恐らくは、ハナを取れるのでは。自分のレースさえできれば強いのが この馬の持ち味。 今回は、主戦の小坂が負傷から復帰することもあり、前走以上の内容の走りを 期待してもいいのでは。 問題は2番手以下。実績を取るか、勢いを評価するか。 悩んだ末に、実績を考え、エイシンボストンを。 昨年は、幻のレコード勝ちとなった府中の平場オープン、東京ジャンプステークス、 小倉サマージャンプと3連勝を挙げた馬。そこからは可もなく不可もなく、という 感じのレースが続きますが、重賞では十分に好走できるだけの力はあります。 今シーズンは不調の鞍上が気がかりではありますが、流れひとつで上位進出も あっていいのでは。4か月の休みで体調が上向いていれば。 以下、ある程度先行でき、末脚のキレはないけどバテないという長所を、テン乗りの 鞍上が改めて引き出すことに期待したいドングラシアス。 前走は、スローペースと、直線でのコウエイトライの斜行に助けられたという印象を 受けるものの、コース適性という点では問題はなさそうだし、引き続き佐久間との コンビということで、その力を改めて見てみたいトップフリーダム。 入障初戦を突破し、続くオープンでも僅差の2着とクラスに目途を立てるなど センスの良さがうかがえるし、今シーズン絶好調の鞍上がインコースをロスなく 立ち回る騎乗をできれば、ここでも一発はあるかもしれないタイカーリアンを。 《買い目》 ・馬連 ◎‐○▲△× 鞍上強化のシースピアー、長期休養明けからの叩き2走目となるエイシンニーザン なども気になってしまうのですが、とりあえずは、この買い目で。 (9月20日22時頃追記) 馬連◎‐▲的中。 道中でタマモサプライズやエイシンボストンに競り掛けられる場面も少し あったものの先手を取ったコウエイトライがそのまま押し切り、力を見せつけたと いうレースでした。 どうしても展開に注文はついてしまいますが、しっかりと逃げるレースができれば 能力は存分に発揮できるのが、コウエイトライの良いところ。 やや踏み切りが遠い飛越も見られはしましたが、スピードが乗った低い飛越と、 上がったスピードを殺さない上手な着地は、この馬ならではというところでしょうか。 観戦・投票をしたウインズ名古屋では、あるお客さんが、9歳という年齢が云々と 言っていましたが、自身が2008年の同レースで記録したコースレコードと同タイムで 走破しているのだから、加齢による衰えは、全くとは言いませんが、ないでしょう。 ちなみに、上りタイムは、2008年が、1マイル 1分 44秒 5、4F 51.9 - 3F 38.7で 今年は、1マイル 1分 43秒 1、4F 52.1 - 3F 39.0というもの。 それほど大きな差がないというのは、大したものです。 これで、障害重賞は、グランドマーチス、バローネターフを抜き、通算8勝目。 また、平地・障害を含めて、同一重賞4勝目というのは史上初。 「中山大障害や中山グランドジャンプに出走していないのだから、グランドマーチスや バローネターフとは比較すべきではない。」とか、 「何だ、障害戦じゃないかw。」とか何とか言い出す(自主規制)な人がどこからか 現れそうな気もしますが、それでも大記録を打ち立てたことには変わりは ありません。 レースの格も大事でしょうが、平地であれ、障害であれ、出走したレースで きちんと結果を出すことも大事。そう思います。 この後は東京ハイジャンプとのこと。J・GⅡでは勝てないというキャラが定着して しまった感はありますが、次走の活躍にも期待したいものです。 2着のドングラシアス。エイシンボストンが先に仕掛ける中、タイミングを少し 遅らせてのスパート。直線では並ぶどころか突き放されましたが、 余力の差なのでしょうか。 結果だけをとらえれば、熊沢よりは高田の方が合っているのかもしれません。 3着は、全くのノーマークだったタマモサプライズ。今回よりも面子が弱いと いう印象を受けた新潟ジャンプステークスであの成績だったので、個人的には、 まさにサプライズ。 戦績から考えると、夏場が決してダメだというわけでは ないので、 道中を揉まれず気分良く運べるか、とか、スムーズな追走が できるか、という あたりで出来が変わってくるのでしょうか。 |
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まだまだ暑い日が続きます。汗を必要以上にかいてしまい(もちろん、失われた
水分、塩分の補給もしますが)、シャツの替えが何枚も必要になるという、この夏。 今日はウインズ名古屋で観戦予定なのですが、多分、到着したら汗だくに なるんでしょうな…。 ◎トキノナスティア ○コウエイトライ ▲マヤノスターダム △エイシンニーザン ×ビコーフェザー 実績馬、夏の上り馬が入り混じるも、どの馬にも何かしらの不安点がある 今年のこのレース。波乱の予感も。 実績面では他馬に劣りますが、ここであえてトキノナスティアを狙ってみたいと 思います。 昇級初戦となった前走は、直線でトーセンコックス、マイネルカーロに 突き放されての3着に終わりましたが、内容としては上々のもの。切れる脚は なさそうなので、前走のように差し馬に襲い掛かられては苦しいでしょうが、 好位集団につけて粘りこみを図るレースはできそうな枠順。位置取り一つで あっと言わせる場面を作れるのではと思うのです。 主戦の小坂の負傷により、今回は高田が手綱を取るコウエイトライ。恐らくは いつもどおりにハナを取りきり、粘りこみを図るレースになるのでしょうが、 強力な同型が不在とはいえ、毎年、テンの入りは速くなるこの一戦。 調教で騎乗したとはいえ、実戦では初めての鞍上がどう乗りこなすか。 ただ、障害の難易度は低く、スピードで押し切れる新潟コースは、この馬には 合っているでしょう。中間に内ラチ沿いにローラーをかけたことも、イン逃げが できそうな今回は有利になりそうで。 あとは、新潟は、障害戦では初めてではあるものの、前走で平地を叩いての コース慣れという点は見込めそうだし、能力的にも通用していいマヤノスターダム。 久々の実戦、別定62kgと条件は厳しそうだけれども、平地時代に左回りでも 実績を残しているので初めての新潟・障害コースもさほど気にすることはなさそう だし、今シーズンは障害リーディングも狙える位置にいる鞍上という点も 魅力のエイシンニーザン。 やはり問題は白浜ポジションの発動の如何にかかってしまうわけですが、 平坦左回りは、昨年のこのレース2着、昨年の中京・平場オープンでの差し切り 勝ちと、条件面ではいうことはないビコーフェザーを。 この記事を執筆時点でなんと1番人気のトーセンコックス。確かに前走の 勝ちっぷりは見事なものだったし、専門紙でも重い印が付いているのでしょう (障害戦に関しては、もう長いこと、専門紙は読んでいません)。 とはいえ、今回は大幅な相手強化。入障後すべてのレースで手綱を取っている 鞍上が(2133)の成績を残し、人馬の相性は良いとはいえ、ここで上位に 食い込めるとは考えにくいですね。 また、個人的に、水出は『買わない騎手リスト』にも入れていますし。 馬券を割られたら、その時は、「ああ強いんだね(棒読み)。」と思うことにします。 《買い目》 ・馬連 ◎‐○▲△× ○‐▲△× (8月21日22時頃追記) ハズレ。 汗だくとまではなりませんでしたが、しっかり汗をかいてウインズへ。 効き過ぎとも思えるくらいの冷房と、無料サービスの冷水が心地よかったです。 スタート直後、ニューパワーに絡まれるかという場面もあったものの、ハナを 取りきると、ペースを握り、13頭を引き連れての一人旅となったコウエイトライ。 スタンド前で、追い込み一手のビコーフェザーが早めに動いてしまうくらいの ゆったりとした流れに持ち込めた時点で、勝ちはほぼ決まったと言って いいでしょうか。 難易度の高い障害があるとか、バンケットが待ち受けているとか、そういう ことのない新潟コース。ああなれば、よほどのことがない限りは、先行できた馬は 残ります。 最終障害を越えた後は、外によれてしまい、ビコーフェザーの邪魔をして しまいましたが審議の結果、お咎め無しということで、障害重賞7勝目。 パトロールフィルムを見た限りでは、外によれながらも鞍上が左鞭を入れ続け、 手綱の操作で何とかしようという事も見受けられなかったのが残念では ありましたが、馬の力は出せたのではないかと思います。 高田潤は、これで、障害重賞が施行される6場すべてでの重賞勝利。 京都 2001年、2008年・京都ハイジャンプ 東京 2001年・東京オータムジャンプ 阪神 2001年・阪神ジャンプステークス 小倉 2001年、2002年・小倉サマージャンプ 中山 2008年・中山大障害 新潟 2010年・新潟ジャンプステークス 力のある馬とコンビを組めていたということもあるのでしょうが、これは、 素直に称えていいことなのではないでしょうか。 2着のトップフリーダム。未勝利を勝ち上がったばかりでこの成績。 ワシの中では、買える要素が見つかりませんorz。 前々でレースができそうな鞍上への乗り替わりが良かったのか、記録的な猛暑が 続くこの夏でも馬体を増やすくらいの調整ができていたのが良かったのか、 それとも、コースの相性の問題なのか。 佐久間とのコンビで出てきたときには、もう一度、その力を確かめてみても いいかもしれません。 3着のビコーフェザー。最後の直線での不利は、不運としか言いようがないですが、 ペースを考え、早めに動いて中団あたりに取り付いてのレースができたのは 良かったかと思います。やはり、右回りよりは左回りの方が良さそうな印象を 改めて受けました。秋に府中で走るようなことがあれば楽しみです。 ただ、今回は、あの不利がなければ勝ち負けまであったでしょうし、 頭はなくとも、トップフリーダムを差しきることはできたでしょう。 あれは降着ではないのか、という声も聞かれましたが、『斜行の程度と被害状況は 必ずしも一致しません。』と、JRA側は断言しています。 ※参考リンク 今回の件でコウエイトライが降着となるのであれば、2008年のオークスの トールポピーは文句無しでアウトな訳ですし。 基準の見直しを行なったとはいえ、まだまだ、我々には、そのあたりの判断基準 というのは良くわかりません。「お前らが勉強不足なだけだろうが。」とか 「馬にも乗ったことのない人間が、とやかく言うな。」とか言われてしまえば それまでですが。 |
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それにしても、今年の名古屋は暑い。暑すぎます。
暑がりで、なおかつ汗っかきなので、今年の夏の暑さは非常に堪えます。 今日も相当暑くなりそうですが、ウインズ名古屋まで行って観戦の予定。 三重テレビが中継をやってくれればいいのですが、高校野球の三重県大会を 放送するので、仕方なし。そんなこと言う前に、スカパー入れろよ、自分。 ◎バトルブレーヴ ○コウエイトライ ▲トウカイポリシー △ランヘランバ ×パルティアシチー 京都ハイジャンプ、東京ジャンプステークスと続けて好走している バトルブレーヴ。夏場に良績が多いことを考えても、暑くなるにつれて 調子を上げるタイプなのでしょう。前走は中団から府中の長い直線を 生かしての差すレースでしたが、今回は、恐らくはある程度先行してからの 押し切りを狙う腹積もりか。 前に行ければ、切れる脚はないけれどもしっかりと粘りこめるタイプ。 一昨年のこのレースを勝っているし、平地力も十分。ここで久々の重賞勝ちと いうのもあっても不思議ではないでしょう。 単騎で、やや速めのペースで逃げるという条件は付きますが、自分のレースさえ できれば、コウエイトライもまだまだ侮れないところ。 ランヘランバ、ドリームガールズといった同型をどう捌くかでしょうが、その点を クリアできれば。 まだ重賞勝ちはないものの、なかなかのメンバーと好勝負を繰り広げてきた トウカイポリシー。中山オープンでレコード勝ちをするなど地力は確かだし、 未勝利勝ち上がりは小倉コースということで、コースにも対応はできそう。 強い相手に揉まれてきたおかげで、終わってみればあっさり、ということも。 ただ逃げるだけという印象があったものの、レース経験を積むごとに折り合いに 進境を見せ、前走は離れた2番手で折り合っての勝利を見せたランヘランバ。 コウエイトライを潰して勝ちを狙うのであれば、枠も生かして逃げるだろうし、 無理せず2、3番手でチャンスを窺うというレースの可能性もあるか。 いずれにせよ、どちらの形でもレースはできそうなので。 あとは、渋った馬場が得意、3kg減が効いた、ということも考えられそうですが、 久々の実戦となった前走で2着に入線し、力のあるところを示した パルティアシチーにも注意は必要か。 《買い目》 ・馬連 ボックス ◎○▲ ながし ◎‐△× (7月24日23時30分頃追記) 馬連◎‐△的中。 平場オープンを勝ったくらいで2番人気はやりすぎ、と思っていたランヘランバ でしたが、好位でしっかり折り合い、最終障害飛越後は、バトルブレーヴとの 激しい叩き合いをわずかに制しての勝利。「こんなに強かったか、この馬。」と いうのが、レース後の印象。 前走でどんな馬なのかを掴んでいたと思われる鞍上も上手に乗りましたが、 騎手の腕一つでこんなにも変わるものなのですね。 よく、『競馬は馬7、人3』などと言われますが、障害戦に関しては、その逆の 『馬3、人7』くらいのことを言ってもいいのかもしれません。 それにしても、五十嵐雄祐は、本当に腕を上げてきていますね。昔は 今ほど乗れず、出てきていたら真っ先に切っていた騎手だったのですが。 スタート直後の行きっぷりが今ひとつで、大丈夫かと思ってしまった バトルブレーヴ。じわじわとポジションを上げ、気がつけば中団から好位あたりの インコースに潜り込み、コウエイトライが作ったペースにも対応して、勝利まで あと一歩というレースを見せました。限りなく1着に近い敗戦でしたが、 得意の夏を迎えて、復調なったかというところでしょうか。 同型のドリームガールズと競り合っているかのように見えたコウエイトライ でしたが、ワシの目には、余裕を持って、自分のペースで走っているかのように 見えました。実際、併走していたドリームガールズは終盤に失速し、13着。 あのペースであっても、3着に粘りこみ、4着のトウカイポリシーには3馬身差を つけているのだから、自分の形に持ち込めれば強さを発揮できるということに なるでしょうし、GⅢレベルであれば、まだまだ十分に通用する馬です。 |
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久々の記事投稿です。
このところは、なかなか馬券を買えなかったり、買う気力が出なかったり なのですが、月に一度の障害重賞なので、ちょっと気合を振り絞りたいもの。 地上波では中継をやってくれなさそうなので、ウインズ名古屋で観戦予定。 ◎ビコーフェザー ○トロフィーディール ▲バシケーン △ワンダーシンゲキ ×バトルブレーヴ 飛びぬけた存在の馬がおらず、人気もかなり割れ加減。混戦模様の一戦ですが、 昨年の中京・平場オープンでは直線一気のレース、新潟ジャンプステークス、 東京ハイジャンプでも2着入線と、左回りを得意とするビコーフェザーの 一変はないものでしょうか。このところは右回りで今ひとつ弾け切れない ところがありましたが、ここでならば変わり身はあってもいいはず。 コウエイトライ、タマモサプライズ、インカム、マルブツシルヴァー など、逃げたい馬、前に行きたい馬は多数います。展開が多少なりとも 向くのではとも思います。 以下、左回り巧者で平地を一叩きした点と、好位のインコースを取れそうな 枠を引いたことは良さそうなトロフィーディール。 不良馬場で伸びあぐねた中山グランドジャンプは度外視できるし、 コースを問わず安定した走りを見せ、府中でも実績のあるバシケーン。 今年初戦とはいえ鉄砲は利くタイプであるし、最内枠を生かして 好位を追走できれば、昨年の東京ハイジャンプの再現もあるかもしれない ワンダーシンゲキ。 西谷とは手が合わないかという印象も受けるものの、戦績を見ると やはり夏馬という感じであるし、すんなり先行できて好位を取れれば 侮れないバトルブレーヴまで。 記事執筆時点で1番人気のギルティストライク。 前走の勝ちで評価は上がっているのでしょうが、レコードタイム更新 とはいえ年に1回しか行なわれない条件でのものなので、それほど 騒ぎ立てることではないでしょう。 前走では、スタンド前の障害の飛越が少し不安定なところも。 普段より障害が少し高くなるここで、そんな飛越が出てしまうと、厳しいか。 レース経験の浅さも、気になるところで、個人的には買いたくはないですね。 来られたら、強かったと思えばいいだけの話なので。 《買い目》 ・馬連 ◎‐○▲△× このところは、上位陣のボックス+◎からのながし、という感じで 買っていましたが、今日は久々にながしのみで。 (6月13日12時頃追記) ハズレ。 大振りにも程がありますね_| ̄|○。 もう少しペースは上がるかと思ったのですが、コウエイトライが すんなりハナを取りきり、自分のレース、という流れに。 ああなっては、後ろから攻めるビコーフェザーには厳しいですね。 とはいえ、もう少し積極的に動いても良かったかと思いますが。 もう一度狙うとしたら、新潟ジャンプステークスに出てきたときでしょうか。 平場オープンを勝ったくらいでこの人気はなかろう、と思っていた ギルティストライクでしたが、飛越も無難にまとめ、中団から動いての快勝。 想像以上に強いレースぶりでした。まあ、自分の見る目がないということで。 夏場は休養に充て、暮れの大障害を大目標にするとのこと。 山本には大きなチャンスでしょう。 コウエイトライは、単騎で逃げるという条件は付くものの、その上で、 ガンガン飛ばして逃げ切りを狙う自分のレースができれば、 まだまだGⅢでは頑張れそう。 バトルブレーヴは、やはり夏馬なのかも。小倉や新潟でも、 出走することがあれば、まだ見限れないでしょう。 |
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