名古屋グランプリと言えば、思い出すのは2年前のこと。
レース前日の昼頃から名古屋市内は大雪。夜になっても一向に 止む気配はなく、結局翌日の開催は中止、レースそのものの順延も 行なわれなかったということがありました。今年は、土曜日に結構な量の 雨が降ったということはありましたが、雪が降るまでの寒さにはならず。 馬場状態はともかく、無事にレースが開催されそうなのは、うれしく思います。 前開催の馬場は、多少は差しは決まりそうな感じはしますが、やっぱり 逃げ・先行有利なのは相変わらず、という印象を受けました。 土曜の降雨の影響で、馬場は軽そう。先行力のある馬を重視したほうが いいのかもしれません。 用事を済ませてから、条件交流戦のあたりに、デジカメを持って現地に 乗り込む予定です。 ◎ボンネビルレコード ○ムーンバレイ ▲フィールドルージュ △クーリンガー ×ロングプライド ×マズルブラスト グレード別定ということで、58kgを背負うわけですが、前走を見る限り 斤量を苦にするということはないと思われるし、直線でのロスがなければ 普通に勝っていたのではと思われるボンネビルレコード。小回りコース、 軽い馬場、2番枠ということを考えれば少なくとも中団よりも前での レースを進めるのではという気はします。中央に移籍後はある程度前のほうに 付けられるようにもなっているこの馬。位置取り次第で、好勝負は 十分に可能か。GⅠホースの底力を岩田が引き出すのでは。 揉まれたり、砂をかぶるともうダメですが、気分良く先行さえできれば、 3月の名古屋大賞典のような大激走も可能になるムーンバレイ。 距離は長いでしょうが、とにかく、前に行ければ結構な確率で粘りきれるのが ここ最近の土古の馬場。最内枠だし、このメンバー構成なら、おそらくは 11頭を引き連れてのスローな逃げに持ち込めるのでは。 昨年のレッドストーン同様の、稔マジックとでも言うべき好騎乗を 激しく期待したいものです。 地方コースは初参戦となるフィールドルージュ。重賞での好走歴が多数 あるように力は確かですが、どうにも詰めの甘いところがあるのは、 不安といえば不安。ただ、外枠を引いたので道中はスムーズに運びやすい だろうし、仕掛けのタイミングと位置取り次第では、得意の ロングスパートで差し切りということも可能でしょう。 長い間勝利からは見放されているクーリンガーですが、今回は休み明け3走目。 前走よりは上積みはあってしかるべきだし、名古屋大賞典連覇の実績も あるように、コースは得意。また、先行力はあるのだから、それだけで 警戒はしなければならないでしょう。 中央の3歳ダート世代は、そう飛びぬけて強いというわけでもないと思うのです。 その点と、軽い馬場では結果が出ていないということも含めて、ロングプライドは この評価で。 ダートグレード競争では結果は出ていないけれども、距離適性という点では 全く問題はないし、前々でレースを進められるという前提で、マズルブラストの 粘りこみも考えるべきか。 《買い目》 ・馬単 ◎←→○▲、◎→△×× ・3連複フォーメーション ◎-○▲△-○▲△××(9点) 競馬エース本紙、中日スポーツでも×評価のムーンバレイが粘りこめば 3連複であってもそれなりの配当はあるでしょう。 フィールドルージュあたりが程よく人気を吸ってくれるだろうし。 (12月26日0時頃追記) ハズレ。 もう、自分の予想の馬鹿さ加減に、あきれて物も言えません。 穴狙いすぎだし…。 あまりのふがいなさに、帰宅後、赤ワインのフルボトル1本、発泡酒500mlを ものすごい勢いで飲み干し、泥のように眠り、翌朝は二日酔い気味のまま 出勤しましたよ、ええ。 ボンネビルレコードも、ムーンバレイも、あの位置取りではどうにもなりませんね。 特にムーンバレイ。去年と全くレースぶりが変わっていないですねえ。 距離には不安はあるけど、前に行ければ、ということで期待しましたが、 本質的には、逃げられれば強さを見せるけれども、思うようにレースを 進められなければものすごく脆い、典型的な逃げ馬、ということなのでしょうか。 今からでも遅くないので、控えるレースを覚えさせたほうがいいのかも、 とも思ってしまいます。名古屋記念あたりで名誉挽回を図ってほしいものです。 かつて、マルカセンリョウも名古屋GP惨敗から、名古屋記念優勝ということも したわけだし。 やっぱり強かったのは、フィールドルージュとロングプライドでしたか。 詰めの甘さ、重馬場で結果が出ていないという点で、それぞれ評価を 落としましたが、地力の確かさを見せてくれました。ユタカが地方の 小回りコースで良く見せる早めのスパート、それを後ろから追い詰め、 直線で競り落としたノリの手綱捌き。鞍上の腕前も光ったし、それに応える 馬の能力の高さも大したものです。 |
前日前売りとはいえ、ちょっと首を傾げたくなるオッズになりましたねえ。
まあ、個人的には、そんな感じで当日オッズも推移してくれると うれしかったりするのですけれども。 ライヴ映像が見られないので、いつものように、馬券を人に頼んで、 仕事をしながら的中を祈ることにします。 ◎キングスゾーン ○クーリンガー ▲シーキングザダイヤ △ルースリンド ×トップサバトン 外枠を引いたのはやや不利かという気はしますが、先行力は確かだし、 このメンバーであれば逃げに持ち込める可能性は高そうな キングスゾーン。過去、2着が2回あるように浦和コースは得意だし、 前に行ければ、きついコーナーで程よく息も入るはず。 うまくペース配分ができれば、昨年2着の借りは返せるか。 吉田稔をここで起用してきたという点も、陣営の気合の表れでしょう。 昨年は出遅れてレースにならなかったクーリンガー。 枠順、距離、コース形態のいずれを見ても持ち味は生かせそう。 スタートさえ決まれば、粘りこみもあるか。 以下、鞍上のせいで馬券的旨みはゼロであるものの、敗れてもそれなりの着差に まとめるだけの力はあるし、叩き2走目での変わり身には警戒せざるを得ない シーキングザダイヤ。 初の浦和コースに対応できるかが鍵という気もするけれども、重賞でも 力のあるところは見せているし、コースを問わずしっかりと差せるだけの 脚もあるルースリンド。 休み明け初戦、転厩初戦、テン乗りと不安要素が満載だけれども、 ハイレベルな南関東3歳世代の一角を担う存在だし、力さえ出し切れれば ここでも何とかなっていいトップサバトン。 《買い目》 ・馬単 ◎→○▲△× 大井遠征で負った全治3週間の負傷(財布)が、まだ十分に癒えていないので あまり点数が買えません。そういうこともあり、馬単で。 裏目はナシでいってみます。 (11月23日0時55分頃追記) ハズレ。 稔の腕前をもってしても、ダメだったか…。馬券的にも東海公営ファン的にも 残念な結果でした。 3~4コーナーでトップサバトンとともに進出し、直線を向いた時には これはいける、と思い、パソコンのディスプレーに向かって叫んでしまいましたが 結果的には、抜け出すのが早かったのかという気もしないでもないです。 最後まで良く頑張ったのですが。 並ばれると勝負根性を全開にするけれども、抜け出して1頭だけになると ソラを使うらしいということを以前から聞いていたので、そのあたりが 最後の最後に出てしまったのかとも思えます。 ただ、上がり3ハロンは、勝ち馬、2着馬とほとんど変わりのないものだったので、 馬に乗ったことのない素人があれこれいうほどのことはなかったのかも。 シーキングザダイヤが終盤位置取りを下げたのは、失速したというよりは、 仕掛けるタイミングをワンテンポずらしたのかな、という気もします。 現状ではどうかと思って評価を若干下げましたが、やはり、ここでは 地力が違ったのでしょう。 |
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