去年は現地まで出かけ、テイエムトッパズレの重賞2勝目、2代目ドングリの
デビュー戦、『粘度代表馬 モチ』の横断幕などを運良く見ることができたの ですが、今年は、いろいろあって現地行きはならず。ウインズ名古屋で観戦です。 そういえば、地方・中央を含めて、遠征は、昨年のこのレース以来 できていません_| ̄|○。 いろんな面の都合をつけて、どうにかしたいものなのですが…。 ◎テイエムトッパズレ ○エイシンボストン ▲エーシンディーエス △ゴールデンシャイン ×ビコーフェザー 不良馬場で5分を超える激闘となった中山グランドジャンプのダメージが 抜けているかどうか、コウエイトライあたりとの先行争いがどうなるのか、 それ以前に、自分のリズムで気分良く道中を運べることができるのかと いう不安要素はありますが、京都コースは2戦2勝で、昨年のこのレースを 制しているテイエムトッパズレの実績やコース適性を買いたいと思います。 なかなか戦績は安定しない馬ではありますが、持ち前の先行力は生かせそうな メンバーでもあるし、ビッグスワンを2度経験しているという点にも期待。 今年の初戦である前走を人気薄ながらも3着に好走したエイシンボストン。 常識的に考えれば、休み明けを叩かれての上積みが期待できるのでは。 重馬場とはいえ昨年の京都ジャンプステークスで着外、鞍上が、今年30戦して (2 1 4 23)という、やや不振気味の戦績であるのは気になりますが、 能力的にはここを快勝できるだけのものはあるでしょう。 今年初戦、初めての距離、テン乗りというのがどう出るかでしょうが、 好位のインをロスなく回って来れそうなエーシンディーエスには注意が必要か。 昨年の京都ジャンプステークス優勝や、平場オープン2着などから 考えると適性面は問題ないし、何度も書いていますが、兄のエイシンニーザンを はじめとするこの一族は、障害戦で走る血統。 また、1週間前追い切りに駆けつけた鞍上も、出来を絶賛していたとのこと。 以下、前走では首差の4着と重賞でも通用する力はあるし、前走からの 斤量2kg減は良さそうなゴールデンシャイン。 右回りは左回りほど弾けない印象があり、何より、白浜ポジションの発動が 不安でならないのですが、直線に置き障害のないここでは末脚は活かせるのでは ないかという気がするビコーフェザーを。 気になる馬はまだいますが、テイエムハリアーは、前走を見ると、まだまだ すんなり行けないとダメそうだし、距離も長いという印象。 マヤノスターダムも、やはり距離が微妙に長いか。 ペガサスジャンプステークス2着、中山グランドジャンプ4着、と復調気配の ドールリヴィエールは、距離は問題ないものの、良馬場でのスピード比べでは 分が悪そう。 このあたりは、断腸の思いで切ります。 《買い目》 ・馬連 ボックス ◎○▲ ながし ◎‐△× (5月15日23時30分頃追記) ハズレ。 好位のインをうまく回ったエーシンディーエスが、2周目3コーナー手前で抜け出し、 そのまま後続を突き放し、リターンエースのレコードタイムを0.1秒更新する 快勝でした。 うまく流れに乗れたのも良かったのでしょうが、強い勝ちっぷり。 やはり、この血統は、走ります。休み明け、プラス体重、テン乗りと、 どちらかといえばマイナスな要素が多かったわけですが、それをものともしない 走りでの勝利。今後も期待して良さそうです。 2着には、中団のやや前の方にいたバトルブレーヴがじわっと伸びて入線。 確かに、平地力は文句なしだし、ある程度先行する自分のレースができれば 力は出せてもいい馬なのですが、さすがに、ここ最近のレース内容では 買えません_| ̄|○。 戦跡を見ると、暑くなってくる今ぐらいの時期に調子を上げるタイプとも 考えられるので、そこに狙いを付けられれば良かったのでしょうが、 常識的に考えれば馬券に入れるのは厳しいですね。まあ、仕方ない。 馬券的には、エイシンボストンがもう少しだけ伸びてくれれば…という感じでしたが、 結果的に、前がそれほど崩れる展開にはならず、その上で差し届かなかったと いうことは、やはり位置取りが、レースの流れからすると後ろ過ぎたのでしょう。 また、馬自身が本当に良くなってきたということでもないのでしょう。 記憶違いでなければ、生涯初の単勝1番人気に支持されたテイエムトッパズレ。 外目の番手を追走しながらも、2周目1~2コーナーあたりで鞍上の手が動き 出したことを見ると、やはりベストは単騎の逃げなのか。このあたりが、 馬自身の持つ弱さ、脆さであり、また、鞍上の技量の問題なのかな、とも思えて しまいます。 PR |
Twitterの方で少しぼやいたことを、もう少し、内容をまとめて
書こうと思います。毒を吐いてしまいますが、そのあたりはご了承を。 『意見には個人差があります(さだまさし)』ということで。 まずは、そのツイートを引用。 ※ツイート内の短縮URLは省略、文中にリンクを張り直しました。 >月曜日は土古に行こうと思ったが、愛知県競馬組合が第4レースに >こんな名前のレースを組んでくれたので、行く気が失せた。 >個人協賛レースとはいえ、この名前を通すのは、ちょっと問題だと思うぞ。 >地方競馬が中央の馬の応援をしてどうするんだ。 名古屋競馬には、企業・法人や、個人を対象にした協賛レースという制度があり、 ルールの範囲内で好きなレース名を付けることができたり、その他、 いろいろな特典も付きます。 ※個人向け、企業・法人向け 商品・サービスの宣伝だったり、結婚や定年退社といった各種の節目を 祝ったりだとか、アニメやゲームのキャラクターの誕生日を記念したり だとか(これは、興味のない人にはまったくわからないわけですが…)、 いろいろなレースが組まれています。 とりあえずは、愛知県競馬組合の中の人が、この名称なら問題ないと 判断されれば、大抵のものはOKとなるのでしょう。 ただ、常識的に考えて、却下してもいいものもあるのではないかと思うのです。 5月3日の第4レース。かきつばた記念の日に合わせて申請されたと思われる 『スマートファルコン復帰記念』。 なぜ、コレを許可したのか。理解に苦しみます。 スマートファルコンは、ジャパンダートダービーとJBCスプリントでそれぞれ 2着になったり、GⅡ、GⅢを合わせて8勝もするなど、力のある、いい馬だと 思うし、約半年ぶりの復帰を祝う、協賛された方の気持ちも良くわかります。 ただ、彼の所属は、地方競馬ではなく、中央競馬。 しかも、土古では、名古屋大賞典、かきつばた記念を勝っている。 昨今の不景気などを考えても、まだまだ予断を許さない経営状態の中から 予算をやりくりして捻出された3000万円+2500万円という、大金を 持っていかれてしまっているのです。 地方競馬、特に、実際に賞金を取られてしまっている名古屋競馬からすれば 敵でしかないはず。 レースに参戦することで、興業的にはある程度の盛り上がりが期待できるだろうし 普段は地方競馬になど見向きもしない客層を、その日だけとはいえ呼び込めると いうメリットはあります。 ですが、そんな馬の復帰を祝う協賛レースを、特に名前などに問題がないからと いって通してしまう、その無神経さに腹が立つのです。 確かに、協賛レースをやりたいというファンの気持ちを損ねてもいけないし、 協賛金は勝ち馬の管理調教師、騎手などに分配されるのだから、多少なりとも、 関係者のモチベーションを上げるきっかけにもなるでしょう。 ではあるものの、もう少し、やり方というものがあると思うのです。 まあ、昨年行なわれたフォトコンテストで、JBCクラシックに参戦した ヴァーミリアン&武豊の写真を最優秀賞に選んでしまうくらいの組織に 地方競馬を、名古屋競馬を上手に盛り上げてほしいと願うことが間違いかも しれませんが。 |
年に2度のJ・GⅠがやってきました。
できることなら現地へ行きたかったのですが、今回もそれは叶わず。 ああ、久々に鳥千のフライドチキンと、耕一路のモカソフトを 食いたかったよw。 唯一の外国馬ペンティフィックは、中間に屈腱炎を発症。 昨年の勝ち馬スプリングゲント、一昨年の勝ち馬マルカラスカル、 昨年と一昨年の中山大障害を連覇したキングジョイといった馬も 出走せず、少々寂しさを感じますが、好レースと全馬の無事完走を 期待したいものです。 ◎メルシーエイタイム ○テイエムトッパズレ ▲オープンガーデン △ドールリヴィエール ×バシケーン どうやら、当日の中山は、雨の影響が多少なりとも残る馬場になりそう。 好位に付けるも、そこから伸びきれず、テイエムエースに際どく詰め寄られた 一昨年のこのレースのことを思い出すと、渋った馬場はあまり得意では なさそうだし、主戦の横山義行が負傷のため乗り替わりというのも、 あまりいい条件ではないかも。ただ、それを差し引いても、中山コースでは (2511)、大障害コースに限れば(1511)という抜群の安定感を誇る メルシーエイタイムが地力の違いと経験の差を見せ付けるのでは ないのでしょうか。 前哨戦で障害戦を使わず、平地のレースに減量騎手を乗せて一叩きという カラジ的ローテーションは、いつもどおりだし、それで結果を残している馬。 テン乗りの鞍上も、とかく白浜ポジションだの何だの言われることが多いですが、 J・GⅠで2勝をしているのだから、必要以上に不安視をすることもないでしょう。 中山コース、とりわけ、大障害やグランドジャンプではコース適性と 経験を重視するのが、馬券的なセオリー。 相手も、そのあたりを考えて。 昨年の中山大障害では馬がコースを間違えそうになり鞍上がバランスを 崩して落馬。前走の阪神スプリングジャンプでは序盤にコウエイトライとの ハナ争い、終盤はテイエムハリアーと競り合うという、展開的に不向きな流れ。 テイエムトッパズレの前2走は度外視していいと思います。 とにかく道中をスムーズに運べるかというだけですが、すんなり行ければ、 力を出せるはず。 一昨年の大障害では3着。適性は問題ないでしょう。 入障後はやや重のレースでまったく結果が出ていないのが気になりますが、 末脚が生かせる府中や、中山の障害・外回りコースは、ベストの条件と 言っていいオープンガーデン。馬場をこなすこと、道中のペースがどうなるか、 そのあたりは不安要素になるでしょうが、流れが向けば。 以下、大障害コースではまだ結果を残せていないものの、時計のかかる馬場は 良さそうだし、飛越、スタミナは問題ないドールリヴィエール。 陣営は"中山よりは府中向き"的な発言をしているようですが、実際、 中山でも好走歴が多いし、多少の馬場の渋化に対応できそうなのは 良さそうなバシケーンを。 重賞ウイナーのマヤノスターダムとトーワベガ、重賞、オープン特別でも 好走歴のあるショウリュウケンも気になるところですが、やはり、 今回が中山は初挑戦というのが、どうにも引っかかります。 力のある馬ではあるけれども、バンケットは初めてという馬を積極的に 評価することもないのでは。馬券の対象になることがあれば、次の機会に全力で 買えばいいと思います。 《買い目》 ・馬連 ◎‐○▲△× (4月17日20時頃追記) ハズレ。 競馬に限らず、あらゆる勝負事に『絶対』がないのは分かっているつもり なのですが、まさか、外回りコースのハードルでメルシーエイタイムが 落馬してしまうとは夢にも思いませんでした。コース適性も抜群で、 飛越も上手な馬ではあります。こう言ってしまうのもどうかとは思いますが、 落馬してしまった8号障害は、オープンクラスの馬なら普通にクリアできる レベルのものでしょう。 "複数の馬の動きによって間隔が狭くなり、障害飛越着地時につまずいて 騎手が落馬したもの"という公式発表でしたが、これは、位置取りだとか、 そういったものを考えて、あらかじめ上手に動けていれば回避はできた のではないかとも思えます。残念です。 ただ、幸いなことに、人馬ともに異常はなかったということなので、 今後の巻き返しは十分期待していいでしょう。暮れの大障害に期待。 馬券としては、テイエムトッパズレから印どころへの馬連も買い足していた のですが、最終障害を越えたあたりで、馬券的な希望も消えました。 勝ち時計が5分を越える体力勝負の一戦となりましたが、メルシーモンサンが スタミナに物を言わせての勝利。大生垣を越えたあたりからじわじわと動いて 先団に取り付き、そこから押し切ったレースぶりはなかなかのものだったと 思います。雨の影響で時計のかかる馬場になったのも良かったか。 ただ、これで障害界の黄金世代とも言うべき現8歳世代を打ち負かして 世代交代が成し遂げられたと見るのは早計かも。 相手関係と馬場状態、そして、エイタイムの落馬というアクシデントにも 助けられた勝利という言い方もできるかもしれません。 今回よりもいい馬場状態で、そして、今年出走が叶わなかった有力馬たちと 戦うことで、その真価が問われるのではないかと思います。 |
世間一般の自称競馬ファンの注目は豊明市某所(名古屋市ではないぞ)の
あのレースなのでしょうが、個人的な注目はこちらです。 行けるものならば帯広まで行って、生涯初のばんえいライヴ観戦を したのですが、いろいろあって、やむなく自宅でのネット観戦です_| ̄|○。 まだまだばんえい歴は浅い、ド素人なのですが、自分なりの方法論で ネット投票をしています。年度最大のレースということで、今回は 予想じみたものを晒してみようかと。 ◎カネサブラック ○トモエパワー ▲フクイズミ △ナリタボブサップ 土曜日のレース結果を見ると、勝ち馬は内か外かという、極端な結果。 真ん中あたりの枠はどうなんだろうとも思うのですが、ここは、 今年度13戦して(9211)という抜群の安定感を見せたカネサブラックから。 重い馬場、軽い馬場、枠順を問わず、一年を通して強いところを見せてきた この馬。今が充実期と言ってもいいのでは。 昨年のこのレースはトモエパワーから23秒もちぎられての2着に終わりましたが、 今年は、そこまでの差は付かないだろうし、第2障害次第では逆転まであると 思います。 対抗はやはり、このレースの4連覇がかかるトモエパワー。 今年度は2勝を挙げたとはいえ、力を発揮するのは、やはり年に一度だけの 1000kgを引くここ。ばんえい記念初挑戦となる西謙一が、馬をどう動かすか でしょうが、それ以前に、地力の違いであっさりということも。 セックスアローワンスがあるとはいえ、初の980kgを引くフクイズミ。 第2障害でもたつかないかどうかだけが問題ですが、越えさえすれば、 しっかりと最後まで歩けるし、末脚は現役屈指と言ってもいいか。 狙いづらいタイプですが、押さえには必要でしょう。 あとは、リーディングトップをひた走る鈴木恵介とのコンビで臨む ナリタボブサップ。前走は9着と崩れましたが、ジョッキーとの相性も良く、 レースをしやすい大外枠。去年のような負けはないのではと思います。 《買い目》 ・馬単 ◎←→○ ◎→▲△ 3連勝式の馬券がなく、かつ、波乱は起こらなさそうなメンバーであるので 買い目は絞って。あとは、獲って損にならないような資金配分ですね。 (3月30日21時頃追記) ハズレ。 こちらも、簡単にまとめます。 高重量戦では強さを見せるニシキダイジンでしたが、ここで勝つとまでは 読みきれず。第2障害を越えたあと、隣の枠にいたカネサブラックと併せ馬の 形になり、そこから一歩一歩力強く進んでいく姿には驚かされました。 高重量戦の適性と、勝負根性というところでしょうか。 映像を良く見ると、何と第2障害をひと腰でクリアしていたナリタボブサップ。 ばんえいを良く知る人には、かなりの衝撃だったようですが、ド素人のワシにも その凄さは感じられました。ゴール手前で詰まってしまい、掴みかけた勝利を 逃すという結果となってしまいましたが、来シーズンを無事に乗り切り、 また、ばんえい記念に駒を進めるようなことがあれば、非常に楽しみです。 カネサブラックは、1トンは微妙に重たいということなのかもしれないのか。 フクイズミも、終いはしっかり歩いていたとはいえ、やはり第2障害の 出来次第の馬。頭あってヒモなし、というタイプか。 トモエパワーは、自分の力を出し切れていないという印象。第1障害であんなに もたついてしまっては…。レース初挑戦の西謙一には多少なりともプレッシャーが かかっていたのかも。 |
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