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【予想】中山・第145回中山大障害(J・GⅠ)
年に二度の更新になってしまっているのですが、まあそれなりに元気で、
日々競馬と馬券を楽しんでいます。
今年も、年末の風物詩、冬の季語、ナカヤマ冬のジャンプ祭り、障害戦ファンに
とっての実力テスト、などと呼んで良いであろう一戦がやってきました。
一昨年は指定席が取れず、昨年は指定席も前売り入場券も確保できなかった
のですが、今年はスマートシートとはいえ指定席が当選。折角中山まで
行くのだからと思い、外れてもいいので申し込もうと考えた翌日の入場券も
運良くゲット。20年近くになる競馬歴で初めて、中山大障害と有馬記念の
両方を現地観戦することになりました。
結構な数の入場券が販売されたとはいえ、新型コロナウイルスの感染拡大前の
ような10万人前後の観客が入り大混雑ということはないので(それでもかなりの
混み具合ではありますが)以前と比べれば当日の競馬場は多少は過ごしやすい
のでしょうか。
今年は例年以上の注目を集めるであろう一戦となりますが、熱戦と好勝負を
期待したいと思います(全馬の完走は敢えて言うまでもなく)。

◎ゼノヴァース
○ブラゾンダムール
▲オジュウチョウサン
△ケンホファヴァルト
×マイネルレオーネ

長きにわたり障害戦のトップとして君臨してきたオジュウチョウサンが11歳となる
今年のこの一戦で引退レース。実績、実力はいまさら言うまでもありません。
休み明けを一戦使われ、形通りに変わり身を見せた上で、持ち時計だけ走れば
普通に勝ち負けにはなるでしょう。
憎らしいまでの強さを見せつけ有終の美を飾り、メイショウダッサイ、
シングンマイケルの活躍で一度は進められたかに見えた時代の流れを力づくで
引き戻したまま引退を迎えるところは見てみたいものなのですが、負ける時は
案外あっさりと負けてしまうのがこの馬の特徴の一つでもあります。
スローペースで集中力を欠く、先行馬をかわいがりすぎ差し切れない、バテないが
切れないタイプで瞬発力勝負になると分が悪い、など、負けたレースを振り返ると
そういった点が目につきます。
力は確かではありますが、絶対的な存在ではない、そう思うのです。
展開一つでオジュウの敗戦、他馬の勝利というのは十分にあり得ます。
ハイセイコーとタケホープのエピソードではありませんが、4本脚の馬同士が
戦うのだからどの馬にもチャンスはあるはず。北欧神話のスレイプニルの
ような8本脚の馬がいれば話は別ですが。
そんな不安要素がいくつもあるのに実績や知名度だけで圧倒的な人気を背負って
しまうのならば、馬券的には何が何でも別の馬を狙うべき。
ゼノヴァースは大障害コースは初挑戦ではありますが、中山自体は未勝利戦とは
いえ経験済み。未勝利勝ち上がりが時計のかかった今年冬の小倉の馬場。そして
スピードが要求される新潟でもオープン勝ち。バンケットの上り下り、襷コース、
馬場状態の良し悪しなど、そういった点には不安は無し。
ある程度前で運べる先行力と、平地の脚力も兼ね備えているだけに、展開や
鞍上の戦術次第では詰めかけたオジュウのファンがドン引きする大逆転劇も
あるのではと考えます。


以下、グランドジャンプからのぶっつけ本番という点が気がかりではあるものの、
中山巧者であり過去にはオジュウと差のないレースが出来ている
ブラゾンダムール
大障害コースが初めてとなるルーキー小牧加矢太がどこまで頑張れるかが
鍵となるが、一昨年の大障害と昨年のグランドジャンプで2着、昨年の大障害でも
見せ場十分の4着があり、実力的には遜色ないケンホファヴァルト
人気にはならないと思われるけれども、今年のグランドジャンプでは直線で鋭い
差し脚を見せての3着と侮れない存在で、一部ではマジシャン、松旭斎貴也などと
呼ばれることもある鞍上の文字通りの植野マジックともいうべき一撃にも
期待をかけてみたいマイネルレオーネ

《買い目》
・単勝
・馬単
◎←→○▲△×
オッズ次第では単勝、馬単◎→▲は厚めに買いたいところ。

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【2022/12/24 00:23 】 | 中央競馬予想 | 有り難いご意見(0)
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