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東海公営の話をしよう #26
~いい名前、悪い名前~
Twitterの方で少しぼやいたことを、もう少し、内容をまとめて
書こうと思います。毒を吐いてしまいますが、そのあたりはご了承を。
『意見には個人差があります(さだまさし)』ということで。
まずは、そのツイートを引用。
※ツイート内の短縮URLは省略、文中にリンクを張り直しました。

>月曜日は土古に行こうと思ったが、愛知県競馬組合が第4レースに
こんな名前のレースを組んでくれたので、行く気が失せた。
>個人協賛レースとはいえ、この名前を通すのは、ちょっと問題だと思うぞ。
>地方競馬が中央の馬の応援をしてどうするんだ。

名古屋競馬には、企業・法人や、個人を対象にした協賛レースという制度があり、
ルールの範囲内で好きなレース名を付けることができたり、その他、
いろいろな特典も付きます。
個人向け企業・法人向け

商品・サービスの宣伝だったり、結婚や定年退社といった各種の節目を
祝ったりだとか、アニメやゲームのキャラクターの誕生日を記念したり
だとか(これは、興味のない人にはまったくわからないわけですが…)、
いろいろなレースが組まれています。

とりあえずは、愛知県競馬組合の中の人が、この名称なら問題ないと
判断されれば、大抵のものはOKとなるのでしょう。
ただ、常識的に考えて、却下してもいいものもあるのではないかと思うのです。
5月3日の第4レース。かきつばた記念の日に合わせて申請されたと思われる
『スマートファルコン復帰記念』。
なぜ、コレを許可したのか。理解に苦しみます。

スマートファルコンは、ジャパンダートダービーとJBCスプリントでそれぞれ
2着になったり、GⅡ、GⅢを合わせて8勝もするなど、力のある、いい馬だと
思うし、約半年ぶりの復帰を祝う、協賛された方の気持ちも良くわかります。

ただ、彼の所属は、地方競馬ではなく、中央競馬。
しかも、土古では、名古屋大賞典、かきつばた記念を勝っている。
昨今の不景気などを考えても、まだまだ予断を許さない経営状態の中から
予算をやりくりして捻出された3000万円+2500万円という、大金を
持っていかれてしまっているのです。
地方競馬、特に、実際に賞金を取られてしまっている名古屋競馬からすれば
敵でしかないはず。
レースに参戦することで、興業的にはある程度の盛り上がりが期待できるだろうし
普段は地方競馬になど見向きもしない客層を、その日だけとはいえ呼び込めると
いうメリットはあります。
ですが、そんな馬の復帰を祝う協賛レースを、特に名前などに問題がないからと
いって通してしまう、その無神経さに腹が立つのです。

確かに、協賛レースをやりたいというファンの気持ちを損ねてもいけないし、
協賛金は勝ち馬の管理調教師、騎手などに分配されるのだから、多少なりとも、
関係者のモチベーションを上げるきっかけにもなるでしょう。
ではあるものの、もう少し、やり方というものがあると思うのです。

まあ、昨年行なわれたフォトコンテストで、JBCクラシックに参戦した
ヴァーミリアン&武豊の写真を最優秀賞に選んでしまうくらいの組織に
地方競馬を、名古屋競馬を上手に盛り上げてほしいと願うことが間違いかも
しれませんが。

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【2010/05/02 22:12 】 | 東海公営の話をしよう | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
東海公営の話をしよう #25
~これを最優秀賞に?~
今年も行われていたことすら知らなかった『名古屋けいばフォトコンテスト2009』。
選考結果が発表されたとのことなので、見てみました。

最優秀賞の作品は、確かにいい作品であるとは思います。
ですが、これを最優秀賞に選んじゃいかんだろうと、思うのです。
土古でなくても、地方・中央を問わず、どこの競馬場でも見られる
可能性が高い風景じゃないですか、武豊が1着になって、脱鞍所に
引き上げてくるところなんて。


ましてや、それが撮影されたのは、JBCクラシックという、土古では昨年度最大の
イベントにもかかわらず"外敵"とも言うべき中央勢に1~4着までを占められ、
土古勢の最先着となったワイティタッチは勝ち馬から約4秒も離されての7着入線
(しかも、6着の兵庫・タガノシャンハイからも7馬身差)と、まったくもって
お話にならないレースだったわけです。
キングスゾーンあたりに出走してもらえなかったことも含め、土古の
オープン格の現状を考えれば、こうなったのも当然のことではあるし、
ここ数年のダートグレードで中央勢に対して手も足も出ないというのは、
残念ながら今に始まったことではありません。
ですが、このような情けない結果になりながらも、そのレースの勝ち馬の写真を
『これいいねえ。』とばかりに最優秀賞に選んでしまう、愛知県競馬組合の
中の人のセンスの無さ。頭が悪すぎます。やる気ゼロでしょう。
その内容もひどく、売り上げ面も芳しくなかったJBCクラシックという
レースを恥ずかしいとも何とも思っていないわけですね。わかります。

応募条件に合致した作品なので、それ自体はまったく問題ないのですが、
やはり、こういうイベントでは"名古屋競馬の雰囲気が良く表れた作品"や
"名古屋競馬らしさが一目見ただけで伝わる写真"を選ぶべきではないのかと
思うのです。

ヴァーミリアンと武豊の写真のどこに、それが表れているというのでしょうか。
少なくともワシには、わかりません。ていうか、教えてください。

いろんな考えを持つ人もいるかとは思いますが、あくまでもワシ自身の考えです。
意見には個人差があります(byさだまさし)。

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【2010/01/31 01:32 】 | 東海公営の話をしよう | 有り難いご意見(4) | トラックバック()
東海公営の話をしよう #24
~ラブミーチャンのこと~
思い切り出遅れましたが、書きます。

先日の全日本2歳優駿は、笠松のラブミーチャンが見事な逃げ切り勝ちを果たし、
2歳ダートチャンピオンとなりました。
終業後、携帯電話から楽天競馬で購入し、発走直前にどうにか帰宅して
ネットでの観戦。馬券は外れたとはいえ、自室のパソコンの前で
一人で場内拍手大歓声、という状態でした(軸にしたナンテカが伸びきれず、
タテ目)。

中央遠征でもハナを切れたほどのスピードがあるとはいえ、ぐっと相手関係も
厳しくなるし、左回り、川崎コース、ナイターも初めてと、不安な要素が
盛りだくさんだったこともあり、さすがに今回は厳しかろうと思っていましたが、
そんな不安も杞憂に終わらせる快勝でした。
確かに強い馬だとは思っていましたが、ここまでやるとは。

勝利騎手インタビューの際に、そのあとの表彰式に出席するためにその場にいた
Dr.コパこと小林祥晃オーナーから『引き続き濱ちゃん』『桜花賞』『ドバイ』
といった、我々からすれば夢や希望が大きく膨らむ言葉がいろいろと
飛び出すという場面もありました。進行役の及川サトルアナがああいう
言い方をしたので、リップサービスはしなければ、という面もあったのだとは
思いますが、笠松所属のまま、鞍上は濱ちゃんで、桜花賞を目標にし、
そして、いずれはドバイ遠征(血統的なことを考えると、ゴドルフィンマイルや
ゴールデンシャヒーンあたりか?)などということが、本当に実現するのならば、
もうこれは、東海公営ファンとしては、楽しみなんてものではありません。

中央未出走で笠松へ移籍ということで、厳密に言えば生え抜きの笠松馬では
ないのが、残念と言えば残念ではあります。
それでも、全国レベルでの力を持っていることが改めて証明されたわけで、
改めて、笠松という場所が持つ、強い馬を送り出す能力や、そういった馬に
出会う、ある種の強運のようなものを強く感じました。
『不思議の国』と昔から言われるのも納得です。

まずは、無事に走り続けることが一番大事ですが、今回のGⅠ制覇で、
東海公営という枠にはとどまらない活躍が期待されるだけに、今後の
成長と健闘を願いたいものです。

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【2009/12/18 23:28 】 | 東海公営の話をしよう | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
東海公営の話をしよう #23
~名古屋大賞典など雑感~
8ヶ月以上放置していたこのカテゴリーでの、久々の投稿です。
携帯電話のカメラで撮った下手な写真もつけます。
いい加減、壊れたデジカメを修理に出すなり、新しいものを買うなり
しないとなあ…。

さて、今日は、仕事を昼で早退し、土古へ行ってきました。
お目当ては、やはり名古屋大賞典。年度末を締めくくる一戦であるので、
何だかんだ言っても見ておきたかったもので。


午後2時過ぎに現地へ到着。他場で良く見られる重賞を告知する看板などは
掲示されておらず、良くも悪くも、普段の土古。
悪い言い方をすれば、「やる気あるのか?」という感じ。
ポスターは場内のあちこちに張られていましたが。

以前から気にかけていながらも、ライヴで見る機会に恵まれなかった、
アラブの名馬・マリンレオの半弟、バトルレオ。ようやく見ることができました。
兄の現役時代は映像でしか知らないので、比較してどうとか、ということが
言えないのが残念でなりませんが、決して大きくはないけれども馬体重の
数字以上に大きく見せる体つきや動き、兄に似たきれいな栗毛の馬体が印象に
残りました。
レースは、1番人気のユウジュッテを3番手の外目でマークし、直線で抜け出す
完勝。このところは、順調に使われてきている様子。一日でも長く
現役で頑張ってもらいたいものです。


そして、メインの名古屋大賞典。サカラートを除いた中央勢3頭の三つ巴だとか、
スマートファルコンが断然、などという下馬評のあったこのレース。
パドックを少しだけ見て、これは3頭でどうしようもないなと、相馬眼の無い
ワシにもわかりました。パドック近くで行なわれていた某イベント(後述)を
見るつもりはなかったので、そそくさと東スタンドへ避難。

馬券のほうは、ガチガチな結果になるのは承知の上で、あえて、
スマートファルコン、ワンダースピード、メイショウトウコンの馬単3頭ボックスで
内角のやや高め狙い。スマートとワンダーの表裏は厚くしましたが。
あとは、夢馬券として、1・2着にスマート&ワンダー、3着にタータンフィールズを
置いた3連単を100円×2通り分。先日の黒船賞でのフサイチバルドルの
大健闘が頭にあったもので。

スタート直後はややごちゃごちゃしたように見えましたが、大外枠と、3コーナー
まで距離がある1900m戦ということもあり、スマートファルコンが先行力を
存分に生かしてハナへ。中盤まで引っ張りきりだったものの、勝負どころで
手綱を緩めて逃げ込みを図る展開に。最後はワンダースピードも良く差を
詰めたものの、スマートファルコンが逃げ切り勝ち。最後は、見た目以上に
余裕が感じられました。悔しいけど強いですね、この馬。
秋のJBCへの出走も視野に入れているようですが、無事に出られるようならば、
普通に勝ち負けでしょうね。
馬券のほうは、微妙に資金配分を誤り、発泡酒2本くらいの損でした。下手くそ。

さて、見るつもりも、写真を撮るつもりもなかった某イベント。
藤川京子さんのトークショー&メインの予想でした。
画像検索でたどり着いた方には、一言謝っておきます。
正直、着エロにはまったく興味がないのです。ごめんね。
「あれだけできるのなら、脱げばいいのに。」と、いつも思っています。
ただ、一言だけ言うのなら、写真で見るよりも、きれいな人でした。
ちなみに、ステージと、予想結果はこんな感じ。

中京スポーツの清水記者ともども、大振りしすぎですね。
イベントなので、それなりに盛り上げなければならないのもわかりますが、
『競馬エース』紙上でのこの記事のような潔さもほしいものです。


さて、自分の想像以上にガッチガチの結末となった今年の名古屋大賞典。
ムーンバレイが吉田稔の神騎乗で2着に粘りこみ、中央勢ではもっとも人気薄
だったアルドラゴンが1着となり大波乱となった2007年を除いては、
堅く納まるのが近年のパターンではあります。とはいえ、そろそろ、
このレースのあり方も考える必要はあるのではないかとも思うのです。

無くせ、とは言いません。普段は中央しか見ない自称競馬ファンが多数来場し
それなりのお金を落としてくれるわけだし(最終レースを見ずに帰るけどw)、
インターネットや電話投票も含めて、全国での場外発売もある。
そんなレースだからこそ、少しでも『売り上げが上がる=馬券を買いたいと
思わせるレース』にする努力は必要だと思います。

収得賞金や、グレードレースでの勝ち数に応じた別定戦に改め、強い馬には
それ相応の斤量を背負わせるとか、思い切ってハンデ戦にして、斤量に幅を
持たせてしまうとか。
やり方はいくらでもあると思うのです。少なくとも今のままでは、
中央からちょっと強い馬がやってくると、馬券的にも旨みがなく、競馬ファンの
立場からしても面白みに欠けるレースになってしまいます。

以前も同じようなことを書いた記憶がありますが、適当にレースを組んで、
適当に馬券を売れば、大したことをしなくても主催者が儲かるという図式は、
もう成り立ちません。
どうすれば売り上げを伸ばすことができ、興行としてもギャンブルとしても
成り立つのか、そのあたりを、競馬組合も、頭を使って考え、実行に移して
ほしいものです。
現在は、100年に一度の不景気とも言われているわけですし。

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【2009/03/25 23:40 】 | 東海公営の話をしよう | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
東海公営の話をしよう #22
~名港盃は、これを買います。~
明日は、第12回名港盃(SPⅡ)。東海公営を代表するスターホースや、
生きのいい上り馬、そして、中央で活躍したビッグネームに至るまで、
多種多彩な好メンバーが揃い、なかなか楽しみな一戦になりました。

できることなら土古へ突撃したかったのですが、馬券だけ買って
人馬の無事完走(ここが大事!)と、馬券の的中を祈ることになって
しまいました_| ̄|○。
普段なら恥も外聞もなく予想を晒すところですが、今回は、個人的な都合で
回避します。

その代わりではありますが、買い目だけは出しておきますので、「あいつは、
無い頭を使ってこんなしょっぱい予想をしたのか。」とでも思っていただければ。
こんな感じです。
 ↓

キーワードは、先行有利、勢いも買いたい、差して届くか?、
芝での実績なんて信じない、といったあたりでしょうか。

終業後、オッズパークでオンデマンド観戦でもしようと思います。

(7月18日21時40分頃追記)
マルヨフェニックスの勝利を信じて、馬券はこれだけしか買っていません_| ̄|○。

あと5メートル、いや、3メートルだけ直線が長ければ、と思わずにはいられない
結果ではありましたが、テキサスイーグルも、良く凌ぎきりました。
行ききって、自分の必勝パターンに持ち込めたのが最大の勝因でしょう。

コースの大きさの割にはコーナーの角度がゆるく、前に行った馬が有利になる
土古の馬場。特にここ最近は逃げ馬に優しいコースではありますが、昼頃に降った
雨のせいで、それにさらに拍車がかかったようにも思えました。
ではあるものの、3番手追走から逃げるテキサスイーグルを捕らえ切れなかった
マルヨフェニックス。鞍上が余裕をかましてしまったのか、それとも馬自身が
本調子になかったのか。この程度のメンバーなら大楽勝していても決して
おかしくはないんですよね。まあ、理由はどうあれ負けは負けですが、
どうにかすることはできなかったのかという思いはあります。
ゴール前の猛追に、能力の一端は見ることができましたが、格下相手に
足元を掬われる結果を見てしまうと、今後に、わずかながら不安を感じます。

いろいろ言ってはいますけれども、いずれにせよ、ウラ目を買わなかった
自分が一番悪いんですけどね。

掲示板に載っていた馬は5頭全部買えていただけに、このあたりは悔やまれます。

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【2008/07/17 23:29 】 | 東海公営の話をしよう | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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