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東海公営の話をしよう #21
~7・11OPFSin笠松レポートのようなもの~
すっかり遅くなってしまいましたが、先日の『オッズパークファンセレクション
in笠松』当日のレポートっぽいものをまとめます。


笠松駅に着いたのは、10時40分頃だったと思います。早起きができさえすれば、
8時からの能力審査の見学にいったのですが。
雨は降りそうではなかったものの、あいにくの曇り空。少し気分が落ち込みます。


駅を出て、地下道をくぐり、車道を越え(信号のないところで、警備員さんが
交通整理をしてくれます)、正門へ。本場開催に行くのは、今年度は、
これが初めてだったりします。


この日は、本場のレースのあと、ばんえい帯広の場外発売も。入場門横の
専門紙売り場で、ばんえい版『競馬ブック』を購入。帯広の最終レースまで
頑張るつもりです、自分w。
売り子のお母さんは、相変わらず元気良く「はいいらっしゃいどうぞー、
はいいらっしゃいどうぞー…。」と声を出し、仕事に精を出していました。
あの声を聞くと、笠松に来たなという感じがします。


場内で配布されていたオッズパークの団扇。蒸し暑かったので、助かりました。
パタパタあおぎつつ、招待券で利用できるユーホールへ。
ペア招待券だったのですが、一緒に行ける人がおらず、一人での参戦_| ̄|○。


特設窓口で手続きを済ませ、プレゼントを受け取ります。
好きなデザインが選べた特製Tシャツ。迷った末に"枠入不良"をセレクト。
ワシにはぴったりの言葉ですw。
そして、携帯電話用ストラップ。貰っておいて、こういう言い方はアレですが
(以下、自主規制)。


首から提げる形の"ゲストカード"。これを見せれば、ユーホールの入退場は
自由にできます。一日、快適な室内で過ごすのも手ではありましたが、
飲食をしたり、場内を散策したりで、何度も、出たり入ったり。


ユーホール内からは、1400m、1600mのスタート地点は見づらいのですが、
パドックの様子は、しっかりと確認することができます。
今開催から誘導馬デビューした"ペ君"ことエクスペルテの仕事ぶりも、
もちろん、座ったまま見ることが可能。



笠松は、競馬場グルメがなかなか充実している場所でもあります。
いろいろなものを飲んだり食べたりできますが、ワシ自身が良く食べるのが、
手早く食べられ、馬券検討のタイムロスを最小限に抑えることができるこの3品。
以前は一串に3個付いていた唐揚げが2個になってしまったのは残念の一言
でしたが、おいしく頂きました。
串カツは、味噌かソースかを聞かれるので、好みのほうを。味噌を指定すると、
どて煮の鍋の中にカツを浸して、煮汁を衣に染み込ませます。
好みは分かれるでしょうし、『上から味噌だれをかけてこそ味噌カツだ』と
思われる方もいるでしょうが、これはこれでいいものです。

あんなことやこんなことをしているうちに、あっという間にメインレースの
パドックの時間に。ユーホールを出て、屋外のスタンド席へ向かいます。


不安要素がないわけではなかったものの、このくらいの出来なら、何とかなるかと
思えた、人気の中心、サチコゴージャス(名古屋)。主戦の丸野勝虎の勝負服と
合わせたメンコが、良く似合います。
個人的には、あのメンコを見ると、マイネフォクシーを思い出します。


何だかんだで、サチコが力を見せ付けてくれるだろうと思い、馬券を買い足し
ましたが、前にいたケイゾクを捕らえきれずに、2着。直線でかなりふらふら
していましたが、あんなサチコの姿は記憶にありません。
逃げなければダメ、絡まれると怯む臆病な馬、というイメージしかなかった
ケイゾクでしたが、玉砕を承知の上で競りかけたケイアイエイコウの攻めにも
動じることなく、精神面での成長を感じさせるレースぶり。これで、一皮剥けたと
考えていいのかも。


『競馬エース』での予想タイムを上回る、高速決着となるレースが続いていた
この日の笠松でしたが、軽めの馬場ということを差し引いても、3歳限定戦で
この結果というのは、かなりの好タイム。木曜日のメイン・乗鞍短距離特別(A2)
よりも速いんですよね。


表彰式。満面の笑みでファンに答える佐藤友則の姿が印象的でした。


普段ならこれでおしまいなのですが、まだまだ終わってはいません。
ばんえい帯広の場外発売に突入です。


斉藤修さん&赤見千尋さんの場立ち予想会を見て馬券の参考にしてみたり、
1000円以上の馬券購入ごとに参加できる抽選会に参加して、あまり望まない
結果が出たり(お茶がいらないというわけではないですよ、念のため。できれば
お菓子がほしかったのです)。

コースを使ったエキシビションレースも、当然、観戦。船山と西謙一が来場していた
のには、少し驚きました。デジカメで映像を録画したのですが、メモリーカードの
残量不足で、最後のほうが撮れず、中途半端なものになってしまいました_| ̄|○。
レースは、ゴール板前からスタート、4コーナー奥のポケット付近でUターンし、
再びゴール板目指してそりを引くというもの。ばん馬=パワーというイメージが
真っ先に浮かぶのですが、スピード感もなかなかのものでした。


帯広市の嘱託職員となったミルキーも、子供たちとの綱引きに参加。
20人、30人というレベルでは、それこそ秒殺の山を築いていましたが、
さすがに、最後の対61人戦では力及ばずというところでした。
一般マスコミ的にも『ばん馬が笠松にやって来た』というのはニュースになるのか、
何社か、テレビ局のカメラが入っていました。


綱引きのあとは、子供たちがミルキーに触れたり、係の人の補助で背中に
乗せてもらったり。
ちょっとうらやましいなあ、と思いつつも、その楽しそうな光景を見ていました。
いい経験が出来たことでしょう。こんなことはめったにあるものではないのですし。

馬券のほうは、笠松も、帯広も散々なものでしたが(帯広の最終でガツンといって
傷口をさらに広げました…)一日楽しく過ごせ、いい気分転換になりました。
平日になかなか休みを取りづらい職場ではあるのですが、機会を作って、
また行きたいものです。

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【2008/07/15 23:46 】 | 東海公営の話をしよう | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
東海公営の話をしよう #20
~今年も当選しました。~
※7月4日、追記あり(青い文字)。

3つ前の記事で書いた『第3回オッズパークファンセレクションin笠松』
ファン投票なのですが、昨年に続き、今年も、プレゼント商品である
ペア招待席が当選しました。まさか今年は当たらんだろう、と思っていたので、
正直なところ、少し驚いています。

当選通知のメールに住所氏名等を記入して返信した上で、当選が確定すると
いうことだったので、速攻で返信。近いうちに招待状が届くでしょう。
休みを取って現地へ行こうと考えています。
回避しなければという話になりますが、ファン投票で1位と2位に選ばれた
サチコゴージャスとリュウケンの初対戦は、ぜひ見てみたいものではあります。
※追記:リュウケンと、ヴァイオリン(ファン投票9位)は、回避_| ̄|○。
 前者の走りを結構楽しみにしていたんですが、しょうがない。
 

昨年の、当選通知メールをプリントアウトしたものを持参するという形から、
招待状の発送(郵送?メール?)への変更。メールよりは、招待状という形の
ほうが、イベントに参加するという気分をより高めることになると思われ、
個人的にはいいのではと思います。

おそらくは、ユーホールと思われますが、今年はどれだけの当選者が、
招待席を利用するのでしょうか。昨年は、ド平日ということを割り引いても、
随分空席が多く、寂しさを感じたのですが…。

今年は、本場開催とともに、ばんえい帯広の場外発売も行なわれ、それに合わせた
各種イベントも行なわれるとのこと。1レースだけの発売なのか、リレー発売で
ナイターレースをじっくり楽しめるのかはわかりませんが、こちらも、
あわせて楽しみたいものです。
※追記:本場のレース終了後、リレー発売 

7月4日に、岐阜県地方競馬組合から、招待状が郵送されてきました。これで、
11日の笠松行きは、ほぼ100%確定です。
久々の本場開催を、楽しんでこようと思います。

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【2008/07/02 01:57 】 | 東海公営の話をしよう | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
東海公営の話をしよう #19
~第3回OPFSファン投票をしました。~
今年も7月に行なわれる『オッズパークファンセレクションin笠松』。
オッズパークの特設サイトから投票を済ませてきました。

今年は、どうやら、笠松本場での投票は行なわれない模様。投票期間中に
本場開催が行なわれない関係からでしょうか。
去年は、場内に投票ブースを設けて、来場した方に投票を募り、何かしらの
記念品をプレゼントしていた記憶があるのですが、投票用紙というのが、
馬の名前をただ列記しただけのもの。主な戦績とか、おおまかな血統情報とか、
投票の参考になりそうな情報がものが全くない状態で投票しろと言うのは無理な話。
そうでなければ、オグリキングが選出されてしまう理由などないので。
じっくりと戦績などを調べながら投票できる今回のやり方のほうが、レースの
レベルを確保するという点では、いいのかもしれません。

50頭の中から5頭を選ぶ。随分時間がかかってしまいました。日頃から、3歳の
レースをいかに見ていないかということが良くわかります(苦笑)。
とりあえず、戦績を考慮し、その上で、回避しないであろう馬、出てくれたら
レースを面白くしてくれそうな馬を選んでみました。
各馬につけられた短評は、それなりに参考にしましたが、いくらなんでも、
43番の馬については、それはないだろうと思います。無理やりつける必要は、
ないとは思うのですが。


ファン投票のプレゼントの希望商品は、もちろん、A賞のペアシート招待券。
おそらく、昨年同様に、ユーホールなのでしょう。運良く当選したら、休みを
取って、現地へ行く予定です。
一昨年の第1回はかなり当選確率は高かったらしいし、去年も、まさか当たらない
だろうと思っていたら運良く当選。何だかんだで今年も当たっちゃうのかなと
いいように考えてしまいますw。

昨年のレースの観戦記にもリンクを張っておきます。

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【2008/06/21 04:28 】 | 東海公営の話をしよう | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
東海公営の話をしよう#18
~第48回東海桜花賞(SPⅠ)回顧~
土古に行けない、馬券を買えない、インターネットなどでライブ映像が見られない
などなど、という状況で迎えてしまった、かきつばた記念トライアルです_| ̄|○。

火曜日の晩に、NAR公式ページの出走表を見ていたら、見ごたえのあるいいレースに
なりそうな、予想のしがいのあるメンバーが揃ったなあという印象を受けたの
ですが、いろんな面の都合がつかないというのは、しょうがないこと。
まあいいや。この分は、ゴールデンウイークからの連続開催で思う存分楽しむ
ことにします。

ラントゥザフリーズが残念ながら競争除外となってしまい、11頭でのレース。
振り返ってみます。

キングスゾーンが押して押して前に出ようとするところを、クイーンロマンスが
制してハナに。リンガスゲームもその直後を先行し、キングスゾーンは
3番手のやや外目。ここで早くも手綱をしごくような動きを見せる安部。
かわされたことで馬の集中力が途切れそうになったのか。
今回は下原に乗り代わったゴールデンキャストは、最内をぴったり追走。
ケイアイフウジンを加えたこの5頭が先行集団。

以下は離れて、『これが金沢の馬です。』ではなく兵庫所属のリヴァーフィールド、
イブキオネスト、コスモスパーヴ、リスポンスフウジン。
それらの後ろにケイティクラシー、さらに離された最後方が転入2戦目のクーカイ。

向正面でリンガスゲームはあっさりと脱落。逃げるクイーンロマンスに並びかける
キングスゾーン。中団、後方勢も仕掛けにかかり、勝負どころの3、4コーナーへ。

キングスゾーンはここで逃げ馬をかわしにかかると思いきや、いつものように
3コーナーあたりでもたつく。鞍上も手綱を大きく動かすも、なかなか思うように
反応してくれない様子。最内のゴールデンキャストは、外に出そうにも
インを突こうにも他馬が邪魔で、仕掛けるタイミングが4コーナー出口ギリギリ
になってしまったようにも見えたのだが…。

直線を向くあたりでキングスゾーンがわずかに抜け出し、後方から差を詰めた
コスモスパーヴが外から迫り、直線は、この2頭のマッチレースの様相。
その他の差し・追い込み勢も位置取りを上げてはいるものの、あのくらいの位置だと
届きそうで届かないのが、土古の馬場。

コスモスパーヴが、キングスゾーンを上回る末脚でかわしにかかるものの、
前に行けた分の貯金もあったのだろうし、抜け出すと脆いけれども、並ばれたり
後ろから近づかれると勝負根性を見せる、この馬の持ち味が出たのか、
どうにか半馬身差でしのぎきり、昨年の雪辱を果たすという結果。

道中は、序盤から手綱を大きく動かされたり、3コーナーでもたついてみたりと、
良くも悪くも、いつもと同じようなキングスゾーンでしたが、大きく引き離して
勝つというイメージが、個人的には感じられないこの馬ならでは、という
感じの勝ち方ではあります。飛びぬけて強いとは思えないけれども、気がついたら
勝っていたり、それなりの結果を出していたりする。
今ひとつ、つかみ所はなく、それが、見ている側からすれば、何とも言えない
もどかしさを感じさせてしまいますが、そこが、この馬の個性であり、持ち味で
あり、いいところなのでしょう。

中間に何事もなければ、地元代表として、かきつばた記念で、中央や、
地方他地区の代表を迎え撃つ立場となるのでしょう。ただ、今回、レースの序盤や、
3コーナーあたりで見せた動きというのは、どうにも気にかかります。
本番での不安要素はそこでしょう。
出るからには頑張ってほしいし、ワシ自身も、馬券的にも東海公営ファン的にも
応援しますが、過度な期待は抱けないかなとは思います。

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【2008/04/10 23:11 】 | 東海公営の話をしよう | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
東海公営の話をしよう #17
~第18回マイル争覇回顧~
現地へ突撃することも、ライヴ映像を見ることもできず、結局、
いつものように前日夜間前売りで馬券を仕込んで、帰宅後、オッズパークで
オンデマンド観戦でした。梅見月杯は、休みを取って現地観戦するつもりです。

さて、9頭と少頭数となったものの、今では東海公営のみならず地方競馬を
代表する一頭と言っても過言ではないであろうキングスゾーン、
正月の名古屋記念を逃げ切りで制したレオカーディナル、中央在籍時の
共同通信杯優勝の実績が光るラントゥザフリーズ、尾張名古屋杯の勝ち馬でも
あり、岩手でもオープンで活躍したコスモスパーブと、少ないながらも
まずまずの粒揃いのメンバー。

前日夜間前売りの窓口で、心優しい馬券オヤジにもらった『競馬エース』を
読みながら自分なりに検討。
確かにこのメンバーであれば、キングスゾーンは強い。しかし、去年は
14戦して(1337)。相手が強かったとしか思えないレースもあったとはいえ、
思わぬところでの取りこぼしも見られた一年。それに、ソラを使ったり、
物見をしたりということもしばしば見られ、集中力という点ではどうなのか。
何だかんだ言ってもレオカーディナルは、転入後2連勝と、まだ
底を見せておらず、怖さも感じさせる。
そして、ここぞというときに、持ち前の負のパワーを遺憾なく発揮する
『競馬エース』一面のコラム『今日の顔』に選ばれてしまったという点が不安
(確か正月開催では、取り上げられた馬はすべて馬券に絡めなかった記憶が…)。

そんなことも考え、馬単の裏目、キングスゾーンの3連単2着固定も含めて、
やや点数を多目に買いました。

レースはというと、好スタートを切ったレオカーディナル、キングスゾーンが先行。
この2頭が先頭、番手へ。以下、イブキオトヒメ、コスモスパーブ、
ラントゥザフリーズ、マヤノサムサラ、大勢には全く影響のないその他が追走。

レオカーディナルがペースを握り、終盤へ。逃げ馬の外目から追い出しにかかる
キングスゾーン。いつものように頭の高い走り。手ごたえほど伸びていないよう
にも見える。一方、逃げるレオカーディナルは余裕たっぷり。後方では、
コスモスパーブの鞍上・高松亮の手が激しく動く。

先行した2頭がほぼ馬体を合わせるような形で直線へ。残り100mくらいで
レオカーディナルを捉えたキングスゾーン。かわすと、あとは差を広げる一方。
貫禄の違いを見せ付ける形でのゴールイン。
終盤エンジンを全開にしたコスモスパーブが良く伸び、脚色がやや衰えたよう
にも見えたレオカーディナルをわずかに差し切り2着。

流れ次第で取りこぼしもあるか、と思ってはいましたが、やはりここでは
力が違ったということですね。馬券的な淡い期待を抱いて、2着固定の3連単など
買っている場合ではなかったですよ_| ̄|○。
馬単は獲れましたが、9←→5の目を厚めに買っていたこともあり、
獲って損でした。資金配分も下手だし、前売りでの購入とはいえ、どのくらいの
オッズになるのかの読みも甘いですね。

1月31日付の中日スポーツ・地方競馬面では、このあとは、梅見月杯、
名古屋大賞典、東海桜花賞、かきつばた記念と、地元重賞に専念するという
キングスゾーン。
今ひとつつかみ所のない気性面の問題、頭の高い走りなど、見ていてもどかしく
なることも多い馬ではありますが、それでも、秘めた潜在能力の高さは
これまでのレースで証明済み。まずは、怪我や病気のないよう無事に過ごし、
その上で、持てる力をレースで発揮してもらいたいものです。

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【2008/01/31 23:07 】 | 東海公営の話をしよう | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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