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東海公営の話をしよう#18
~第48回東海桜花賞(SPⅠ)回顧~
土古に行けない、馬券を買えない、インターネットなどでライブ映像が見られない
などなど、という状況で迎えてしまった、かきつばた記念トライアルです_| ̄|○。

火曜日の晩に、NAR公式ページの出走表を見ていたら、見ごたえのあるいいレースに
なりそうな、予想のしがいのあるメンバーが揃ったなあという印象を受けたの
ですが、いろんな面の都合がつかないというのは、しょうがないこと。
まあいいや。この分は、ゴールデンウイークからの連続開催で思う存分楽しむ
ことにします。

ラントゥザフリーズが残念ながら競争除外となってしまい、11頭でのレース。
振り返ってみます。

キングスゾーンが押して押して前に出ようとするところを、クイーンロマンスが
制してハナに。リンガスゲームもその直後を先行し、キングスゾーンは
3番手のやや外目。ここで早くも手綱をしごくような動きを見せる安部。
かわされたことで馬の集中力が途切れそうになったのか。
今回は下原に乗り代わったゴールデンキャストは、最内をぴったり追走。
ケイアイフウジンを加えたこの5頭が先行集団。

以下は離れて、『これが金沢の馬です。』ではなく兵庫所属のリヴァーフィールド、
イブキオネスト、コスモスパーヴ、リスポンスフウジン。
それらの後ろにケイティクラシー、さらに離された最後方が転入2戦目のクーカイ。

向正面でリンガスゲームはあっさりと脱落。逃げるクイーンロマンスに並びかける
キングスゾーン。中団、後方勢も仕掛けにかかり、勝負どころの3、4コーナーへ。

キングスゾーンはここで逃げ馬をかわしにかかると思いきや、いつものように
3コーナーあたりでもたつく。鞍上も手綱を大きく動かすも、なかなか思うように
反応してくれない様子。最内のゴールデンキャストは、外に出そうにも
インを突こうにも他馬が邪魔で、仕掛けるタイミングが4コーナー出口ギリギリ
になってしまったようにも見えたのだが…。

直線を向くあたりでキングスゾーンがわずかに抜け出し、後方から差を詰めた
コスモスパーヴが外から迫り、直線は、この2頭のマッチレースの様相。
その他の差し・追い込み勢も位置取りを上げてはいるものの、あのくらいの位置だと
届きそうで届かないのが、土古の馬場。

コスモスパーヴが、キングスゾーンを上回る末脚でかわしにかかるものの、
前に行けた分の貯金もあったのだろうし、抜け出すと脆いけれども、並ばれたり
後ろから近づかれると勝負根性を見せる、この馬の持ち味が出たのか、
どうにか半馬身差でしのぎきり、昨年の雪辱を果たすという結果。

道中は、序盤から手綱を大きく動かされたり、3コーナーでもたついてみたりと、
良くも悪くも、いつもと同じようなキングスゾーンでしたが、大きく引き離して
勝つというイメージが、個人的には感じられないこの馬ならでは、という
感じの勝ち方ではあります。飛びぬけて強いとは思えないけれども、気がついたら
勝っていたり、それなりの結果を出していたりする。
今ひとつ、つかみ所はなく、それが、見ている側からすれば、何とも言えない
もどかしさを感じさせてしまいますが、そこが、この馬の個性であり、持ち味で
あり、いいところなのでしょう。

中間に何事もなければ、地元代表として、かきつばた記念で、中央や、
地方他地区の代表を迎え撃つ立場となるのでしょう。ただ、今回、レースの序盤や、
3コーナーあたりで見せた動きというのは、どうにも気にかかります。
本番での不安要素はそこでしょう。
出るからには頑張ってほしいし、ワシ自身も、馬券的にも東海公営ファン的にも
応援しますが、過度な期待は抱けないかなとは思います。

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【2008/04/10 23:11 】 | 東海公営の話をしよう | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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