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東海公営の話をしよう #17
~第18回マイル争覇回顧~
現地へ突撃することも、ライヴ映像を見ることもできず、結局、
いつものように前日夜間前売りで馬券を仕込んで、帰宅後、オッズパークで
オンデマンド観戦でした。梅見月杯は、休みを取って現地観戦するつもりです。

さて、9頭と少頭数となったものの、今では東海公営のみならず地方競馬を
代表する一頭と言っても過言ではないであろうキングスゾーン、
正月の名古屋記念を逃げ切りで制したレオカーディナル、中央在籍時の
共同通信杯優勝の実績が光るラントゥザフリーズ、尾張名古屋杯の勝ち馬でも
あり、岩手でもオープンで活躍したコスモスパーブと、少ないながらも
まずまずの粒揃いのメンバー。

前日夜間前売りの窓口で、心優しい馬券オヤジにもらった『競馬エース』を
読みながら自分なりに検討。
確かにこのメンバーであれば、キングスゾーンは強い。しかし、去年は
14戦して(1337)。相手が強かったとしか思えないレースもあったとはいえ、
思わぬところでの取りこぼしも見られた一年。それに、ソラを使ったり、
物見をしたりということもしばしば見られ、集中力という点ではどうなのか。
何だかんだ言ってもレオカーディナルは、転入後2連勝と、まだ
底を見せておらず、怖さも感じさせる。
そして、ここぞというときに、持ち前の負のパワーを遺憾なく発揮する
『競馬エース』一面のコラム『今日の顔』に選ばれてしまったという点が不安
(確か正月開催では、取り上げられた馬はすべて馬券に絡めなかった記憶が…)。

そんなことも考え、馬単の裏目、キングスゾーンの3連単2着固定も含めて、
やや点数を多目に買いました。

レースはというと、好スタートを切ったレオカーディナル、キングスゾーンが先行。
この2頭が先頭、番手へ。以下、イブキオトヒメ、コスモスパーブ、
ラントゥザフリーズ、マヤノサムサラ、大勢には全く影響のないその他が追走。

レオカーディナルがペースを握り、終盤へ。逃げ馬の外目から追い出しにかかる
キングスゾーン。いつものように頭の高い走り。手ごたえほど伸びていないよう
にも見える。一方、逃げるレオカーディナルは余裕たっぷり。後方では、
コスモスパーブの鞍上・高松亮の手が激しく動く。

先行した2頭がほぼ馬体を合わせるような形で直線へ。残り100mくらいで
レオカーディナルを捉えたキングスゾーン。かわすと、あとは差を広げる一方。
貫禄の違いを見せ付ける形でのゴールイン。
終盤エンジンを全開にしたコスモスパーブが良く伸び、脚色がやや衰えたよう
にも見えたレオカーディナルをわずかに差し切り2着。

流れ次第で取りこぼしもあるか、と思ってはいましたが、やはりここでは
力が違ったということですね。馬券的な淡い期待を抱いて、2着固定の3連単など
買っている場合ではなかったですよ_| ̄|○。
馬単は獲れましたが、9←→5の目を厚めに買っていたこともあり、
獲って損でした。資金配分も下手だし、前売りでの購入とはいえ、どのくらいの
オッズになるのかの読みも甘いですね。

1月31日付の中日スポーツ・地方競馬面では、このあとは、梅見月杯、
名古屋大賞典、東海桜花賞、かきつばた記念と、地元重賞に専念するという
キングスゾーン。
今ひとつつかみ所のない気性面の問題、頭の高い走りなど、見ていてもどかしく
なることも多い馬ではありますが、それでも、秘めた潜在能力の高さは
これまでのレースで証明済み。まずは、怪我や病気のないよう無事に過ごし、
その上で、持てる力をレースで発揮してもらいたいものです。

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【2008/01/31 23:07 】 | 東海公営の話をしよう | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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