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  • » 2024.06
山本茜騎手が原口次夫調教師を提訴
※一部、追記あり
夕方、外出先から帰宅して、中日新聞の夕刊を見て初めて知りました。
とにかく驚いた。その一言です。
調教師をセクハラで提訴 名古屋競馬の山本茜騎手(CHUNICHI Web)
山本茜騎手が調教師からセクハラ受け提訴(nikkansports.com)

"所属していた厩舎の調教師"というのは、もちろん、原口次夫師しかいないので、
実名を挙げます。

今年5月に、デビュー以来所属してきた原口厩舎から川西毅厩舎に移籍したのは、
スピカの日記(原口師の娘さんが管理人。原口師もエントリーを投稿)の
この記事によれば"本人の希望"とのこと。
しかし、もし、移籍の理由が今回の提訴の内容に関わることであったのならば、
これは大変なことです。とんでもないウソを、我々ファンや、関係者などに対して
ついていたということにもなります。

名古屋競馬も、変則開催とはいえシリーズの最中だし、原口厩舎が
JBCクラシックに2頭出しの予定ということなどを考えると、
なぜこの時期に、という思いもあります。
ではあるものの、山本騎手は、相当に思い悩み、熟慮した上での
決断を下したのではないでしょうか。

噂のレベルでは、セクハラが行なわれたという話はあったようです。
もし仮に、それが実際にあったとして、事実関係が認められたので
あれば、決して、あってはならないことです。

セクハラの定義や、実際の事例においての適用には、まだまだ問題点は
ありますが、
"相手の意志に反して不快や不安な状態に追いこむ性的なことばや行為"
いうものが一般的に言われている定義であり、今回のように、
男性から抱きつかれたり、女性の前で全裸になり、相手にもそれを強要する
行為があったということは、それに当てはまることでしょう。
そして、被告側がそのようなことをどういう考えで行なったにせよ、
セクハラと取られても仕方のないことなのではないでしょうか。

今回の問題は、当事者にとっても、名古屋競馬にとっても、マイナスにはなっても
プラスには決してなりえないことです。一時的であってもイメージダウンは
避けられないでしょう。
ではあるものの、泣き寝入りすることなく堂々と問題に立ち向かおうとする
山本騎手の行動は立派なものであると思います。
また、原口師を含めた我々男性も、このような問題は重く受け止めなければ
ならないと考えます。

裁判で事実関係がまだ明らかになる前のことなので、今の段階で
どちらの言い分が正しい、正しくない、どちらが良い、悪いなどと
言うつもりはありません。
当ブログの管理人個人としては、一日も早くはっきりとした形で問題が
解決されること、同様の事件の再発防止セクハラがあったと
認められた場合の原口師に対する厳正な処罰
。そして、
この問題に対して愛知県競馬組合があやふやな態度をとることなく
真摯に対応し、ファンや関係者に対して納得のいく説明をすること

望みたいと思います。


(10月26日0時55分頃追記)
今回の訴えは、取り下げられたようで、事態はこれで収束するのでしょうか。
名古屋競馬・山本騎手、訴訟取り下げ 調教師へのセクハラ賠償(CHUNICHI Web)

どういう事情があってこうなったのかは知る由もありませんが、かつて
師弟関係にあった者同士が、法廷で争うという、最悪の事態は回避されたと
いうことにはなります。

どちらの言い分が正しいのかは、おそらくは、明らかになることは
ないのでしょう。しかし、取り下げられたとはいえ、訴訟を起こす動きがあった
ということは、事実として残ります。原告、被告、そして愛知県競馬組合に
とって、今回の騒動は決してプラスにはなりません(特に、そのようなイメージが
付けられてしまった被告)。

一番いいのは、当事者が歩み寄るなり、第三者が間に入るなりして
お互いの間にできた深い溝を埋めることなのでしょう。師弟関係の復活、
とまでは行かなくとも、今までどおりに競馬という仕事で先輩後輩としての
健全な関わりを持つようになれれば、とは思います。
ただ、厩舎を移籍する一連の原因が、今回の訴訟に関わることで
あったのならば、それは非常に難しいことなのかもしれません。

この件は、ひとまずは終わりということになるのでしょうが、大事なのは、
同様の事件を再発させないことではないでしょうか。
防止策を練ることも重要だろうし、男性側も、セクハラについての意識の
持ち方を改めて考え直す必要があるのではと思うのです。

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【2007/10/20 20:51 】 | 競馬ネタあれこれ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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