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  • » 2024.06
【予想】中山・第54回 有馬記念(GI)
※結果追記
中央競馬のオレ流総決算は、中山大障害で無事終了しました。
こちらは適当に流します。
別に予想もしなくてもいいのですが、世間一般の関心事でもあるらしいし、
何より、有馬について適当なことを書いても、毎年、結構なアクセス数が
あるのですよw。そんな不純な動機でかよ。

有馬記念は、確かに、中央競馬の一年を締めくくるビッグイベントでは
あるのですが、単なるオールスター戦であって、その年の最強馬を決めると
いうものはないんですよね。
競艇の賞金王決定戦、競輪のKEIRINグランプリ、オートレースのスーパースター
王座決定戦も、そのジャンルのチャンピオン決定戦的な意味合いを持つもの。
そのあたりがちょっと違うと思うのですが。
ひとつくらいは年間チャンピオン決定戦的なものはあってもいいのでは。
野球だって、本当に盛り上がるのは、オールスターゲームではなく、
日本シリーズであったり、クライマックスシリーズであったり、
アメリカであったらワールドシリーズだったりするわけだし。

今年の3歳世代は強いとか何とか言うのが巷での意見のようですが、
予想の前に、今一度振り返ってみましょう。
牡馬クラシック。3冠すべて勝ち馬は異なりました。皐月賞を勝った
アンライバルドは、ダービーでは不良馬場に泣き、菊花賞では出負けなどの
原因があったとはいえ大敗。
ダービー1着のロジユニヴァースは、その後、まったく順調に使えず。
2着のリーチザクラウンは、結局、今年はきさらぎ賞を勝っただけ。
で、菊花賞では、クラシック戦線には乗れず、1000万下を勝ち上がった
ばかりの伏兵スリーロールスにさくっと勝たれてしまい、人気を集めていた
既存勢力は、形無し。

牝馬クラシックにいたっては、ブエナビスタとレッドディザイアを脅かす
馬が出てこない始末。ブエナはブエナで、追い込み一辺倒の不器用な脚質の
ままで、取れる所をぽろぽろ落として年末を迎えることになるし、
レッドの方は、ジャパンカップではどうにか3着となったものの、
有馬を目標とするほどの体調には戻らず。

他の路線でも、強烈なインパクトを残した馬というのは、すぐには
思い浮かびません。世代レベルが本当に高いというのなら、古馬を
ばったばったとなぎ倒す3歳馬が何頭も出ているはず。
とすると、今年の3歳世代は、同世代での争いという観点からも、
対古馬という観点からも、あまり大したことはないと言えるのかも。
確かに、高い能力を持つ馬は何頭もいますが、それだけでレベルがどうこうと
言ってはいけないでしょう。

そういった点も踏まえて団子を打つとこんな感じ。

◎マツリダゴッホ
○ドリームジャーニー
▲ミヤビランベリ
△テイエムプリキュア
×エアシェイディ
×リーチザクラウン


サイン馬券も考えましたが、これだというものが浮かばないし、昨年みたいに
山本モナがどうしたこうした、という程度の小さな話題でアドマイヤモナークに
突っ込まれて大荒れ、というのも、なんだか癪なので、やめ。
オレ流予想の基本である展開予測とコース適性分析で。

どうしても逃げたいという馬は、現時点ではどうにかして前に行かないと
力が出せないリーチザクラウンくらい。
ミヤビランベリだって、前走では、相手の出方を伺いつつ前に行ったら
そのまま逃げ切ってしまったというだけのことだし、京都大賞典などで
逃げを打ったテイエムプリキュアだって、それなりの流れになれば
エリザベス女王杯のように番手で踏ん張れる馬。
時にエキセントリックな騎乗を見せる横山典弘がブエナビスタを逃げさせて
しまうとか、いい意味で空気が読めない外国人ジョッキーがちょっと序盤に
頑張ってしまうなどということがあれば別ですが、恐らくはリーチザクラウンの
単騎逃げ。
ただ、そのリーチも、逃げられればそれなりに頑張れるけれども、
最後の踏ん張りが利かないという点がネック。多分、最後は何かに捕まる
でしょう。

リーチがすんなり単騎で行ければ、かつてのツインターボ的な大暴走はないはず。
平均~スローという流れになるか。
そんな流れならば、有利なのは、好位で我慢できる馬たち。

不安要素はESPの発動ですが、スタートさえ決めれば、好位のインコースを
取れそうなマツリダゴッホ。前走は大敗しましたが、今回は26戦のキャリアの
中で(8112)という実績を残している中山コース。実際、中山コースだけは
別馬のような走りを見せます。今年は天皇賞(秋)のあと、有馬に直行する
ゆとりのあるローテーション。一発大逆転があるならここだし、
このレースで引退して春からは種牡馬入りということで、しっかりと
仕上げてきているはず。
サイン的にも"新型インフルエンザで咳がゴッホゴッホ"なんて言う
2年前にも聞いたことがあるような駄洒落でOKなわけだしw。

あとは、差し・追い込みタイプではあるものの、なぜか小回りコースとの
相性が良く、(2213)のコース実績を持つドリームジャーニー
そこそこに前に行けそうなミヤビランベリテイエムプリキュア
届く届かないは別として、スローでもハイペースでも確実にいい脚で追い込め、
中山コースも(2425)と得意にしているエアシェイディ
そして、以前"馬券的にはしばらく見"とは書きましたが、展開利は十分に
見込めそうなリーチザクラウンを。

3歳世代ですが、アンライバルドは落ち着いた流れのレースになると、相変わらず
折り合いに難があるし、フォゲッタブルは長距離レースをいくつも使ったあと
での疲労が気になるところ。この2頭については、怖いのは馬の能力では
なく、鞍上の腕だけ。

スリーロールスも、古馬の一線級との対戦は初めてだし、菊花賞優勝とは
言っても、世代内レベルに疑問符。
そんなスリーロールスを菊花賞では差しきれなかったセイウンワンダー
イコピコもまた然り。
そして、前売り単勝1番人気のブエナビスタは、末脚は化け物ではあるけれども、
後方からのレースしかできない不器用な馬だし、実際、札幌記念では
前の方にいたヤマニンキングリーを捕まえ損ねるという失態も。外枠なら
考えましたが、2番枠なら、馬群を割るのも外に回して差しを狙うのも大変そう。
ということで、自分でレースを組み立てられないリーチザクラウン以外には
お引取り願います。まあ、ドリームレースなのだから、自分なりの考えで
好き勝手に夢を見させてもらいます。
切った馬に来られたら、自分の読みが甘いとか、日頃の行いが悪いとか、
そう思えばいいだけのこと。

適当に流すとか言って、えらく長文になってしまったなw。まあいいや。

《買い目》
・馬連
 ◎-○▲△××

ゴッホ+ジャーニーの組み合わせでも20倍台なので、もうこれで十分。
欲を出そうと思えばいくらでも出せますが、この程度にとどめます。
ワシの中では、それほどガツガツ狙いに行くレースではないですし。

ウインズ名古屋も中京競馬場もムチャクチャ混雑するので、銀行口座に
入金して、NHKの中継を見つつ、PATで買いましょうか。
山田雅人のウザさが最高潮に達する『DREAM競馬』は、見ません。

(12月27日17時頃追記)
ハズレ。

いやはや、レース展開の読み方も、日頃の行いも、すべて悪いですなwww。
世相を反映するサイン馬券が炸裂することでも知られるこのレースですが、
結局、今年のサインは何だったんだろう。別にどうでもいいことですけど。

オレ流◎のマツリダゴッホ、やや後方からのレースではあったものの、
3・4コーナーあたりでの捲り気味の進出には、大きな夢を抱かせてくれました。
最後はタレてしまったのは、やはり+12kgが響いたというところなのでしょうか。
春からは、強い子を1頭でも多く輩出してもらいたいものです。

○のドリームジャーニー。出遅れた時はどうなるかと思いましたが、
やはり、中山では良く走る。しっかりと追い込み、ブエナビスタに競り勝っての
勝利。2歳チャンピオンとなり、一時低迷期はあったものの、今年は
宝塚記念、有馬記念の両グランプリレースを制覇。
ステイゴールド×メジロマックイーンという血統的な字面だけを見れば、
どう考えても息の長い活躍をするタイプなだけに、こういう活躍ぶりも、
納得できるものです。

2着のブエナビスタ。それなりに前に行くというのは、横山典弘への
乗り代わりでうすうす感じてはいたし、陣営も、それを大いに期待してのもの
だったはず。今回のような位置でも十分に好勝負ができるということは
わかりましたが、末脚は、クラシック戦線やエリザベス女王杯で見せた
爆発的なものではないという印象。普段と違うレースをしたので、その辺は
しょうがないでしょうが。しかし、それにしても、堅実ではありますが、
勝ち運に恵まれないですね。

リーチザクラウンについても少々。
気分良くマイペースで逃げても、実はそれが傍から見ればハイペース。
後続になし崩し的に脚を使わせ、逃げ切りを狙うというのも戦術の一つ
なのだろうし、馬の力を信じてそういう乗り方をするユタカを責める気は
ありません。
ただ、やはり、ぐっと溜めていく逃げができれば、違った結果が出ていた
だろうし、これまでの戦績ももっといいものになっていたのでは。
今のままでは単なるきさらぎ賞馬で終わりそうな予感。溜め逃げや好位からの
レースを覚える(もしくはそれができそうな騎手へのスイッチ)、折り合いを
それほど気にする必要のないマイル前後の路線への転向などの、
荒療治を行なわない限り、現状では厳しいでしょう。
当分、馬券的にはスルー。2000m以上のレースならば、人気があろうが、
調教内容が良かろうが、有無を言わさず切ればいいですね。

今回大挙して出走した3歳世代ですが、やっぱり、強いとか何とか言われて
いるのは世代全体ではなく、一部の馬だけ。そう思いました。

本当に強いのならば、上位を3歳馬が独占とかいうこともあったはず。
掲示板に載ったのは、後方から追い込んだドリームジャーニーに差しきられた
ブエナビスタと、最後は一杯になり、人気薄のエアシェイディにかわされ
4着となったフォゲッタブルだけだし。

ブエナビスタやレッドディザイア、春に"3強"と呼ばれていた牡馬たちの
印象が強すぎただけではなかったのか。そんな気がしてならないし、
多くの競馬マスコミやワシも含めたファンたちが、誤解とまでは言いませんが、
本質的なものを見誤っていたのではないかと思います。

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【2009/12/26 22:13 】 | 中央競馬予想 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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