忍者ブログ
  • 2024.04«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • » 2024.06
【傾向と対策】第130回中山大障害(J・GⅠ)
世間は、やれ有馬記念だ、何だ、と、浮き足立ち、もうひとつのGⅠなど
見向きもしてくれず、個人的には非常に悲しく思う今日この頃です。
グランプリとやらを盛り上げるのも結構ですが、主催者側も、競馬マスコミも
あまりにも、そちらの方に力を入れすぎです。公平に扱えとは言いませんが、
もう少し考えてほしいものです。
中山の芝2500mで勝ち負けできる馬だけがスターではないのですから。

これ以上、チラ裏的文章を垂れ流すのもアレなので、本題に。

J・GⅠとなった1999年から昨年までの傾向を、自分なりに探ってみます。
ブックやギャロップなどとかぶっているかもしれませんが、その辺は、ご容赦を。
最近は読まなくなったし、今週号にも目を通していないもので。

・人馬ともに西高東低。
関東の馬・騎手が優勝したのは降雪のため2004年1月に順延になった
2003年度のみ(ブランディス&大江原隆)。
その他で馬券の対象となったのは、関西馬・アグネスハットに騎乗した、
関東の田中剛(2006年)、2005年のメジロベイシンガー&山本康志(3着)、
2004年のマイネルオーパー&宗像徹(3着)、2002年のダイワデュール&
田中剛(3着)、2001年のミナミノゴージャス&田口大二郎(3着)、
1999~2001年のゴーカイ&横山義行(いずれも2着)、1999年のリンデンバウム&
浜野谷憲尚(3着)。
関東馬が地の利を生かせそうな中山コースとはいえ、このような成績。
2頭以上が馬券の対象となった年がないというのは、意外といえば意外か。
軸で狙うならやはり関西馬ということになるでしょうか。

・逃げ馬有利か。
過去8年のうち、逃げ切り勝ちは、2006年マルカラスカル、2004年メルシータカオー、
2003年度(翌年に順延)のブランディス、2000年のランドパワー。
また、2002年のギルデッドエージは、2番手追走から抜け出して優勝しています。
※位置取りのデータは、netkeiba.comのデータベースに記載のあったものを参照。
大障害に限らず、障害戦では逃げ・先行が有利であり、それに沿った馬券戦術も
必要となりますが、意外と、逃げた馬が結果を残しているのがこのレース。
前に行けそうな馬の、逃げ切りまで期待してみるのもいいのかも。

・上位人気馬の信頼度は?
単勝1番人気での優勝は、2002年のギルデッドエージのみであるものの、
過去8年では(1304)。また、2番人気は(2222)、3番人気は(1115)。
それほど大きく人気を裏切るということもないというところか。

ただ、2005年は10番人気のメルシーエイタイムが2着、2002年は
同じく10番人気のメイショウワカシオが2着、2001年には、10頭中4頭が落馬と
いう状況だったとはいえ、ユウフヨウホウが最低人気で優勝。また、1999年には
10番人気のリンデンバウムが3着。
波乱を巻き起こすのはなぜか10番人気で、こういう人気薄の激走にも警戒は
必要でしょうが、全体的に見て、1~5番人気の組み合わせでの決着が
ほとんど
なので、資金配分を工夫すれば、上手に稼げるレースという見方も
できるか。

・大幅馬体減。でも、そんなの関係ねえ!
2006年のマルカラスカルは-10kg(2着に6馬身差)、2005年のテイエムドラゴンは
-14kg(9馬身差)、2000年のランドパワーは-18kg(2 1/2馬身差)、
1999年のランドスピードは-10kg(ハナ差)で、それぞれ、見事に勝利を
飾っています。ラスカル、ドラゴンに関しては、別格でしょうが。
関東への輸送等の要因もあるでしょうが、関西馬の大幅な馬体減が
あっても、さほど気にする必要はないと思います。

・中山未経験馬の取捨は?
アップダウンが激しく、障害の難易度も高い中山コース。
他のコースではさっぱりであっても、中山になると好成績を残す馬も多数
存在します。
3着までに入線した馬のうち、中山コースが未経験だったのは
過去8年で8頭。そのうち、重賞での実績があったのは、
・2005年テイエムドラゴン(京都ハイジャンプ優勝)、
・2003年ウインマーベラス(京都ハイジャンプ優勝など、重賞4勝)、
・2000年マキハタコンコルド(東京オータムジャンプ優勝)
の3頭。また、他の馬も、オープン特別などでそれなりの実績を残して、
レースに臨んでいます。
今年の参戦予定馬のうち、重賞で実績を残している(1~3着)のは、
マルカラスカル、テイエムドラゴン、テイエムトッパズレ、キングジョイ、
メルシーエイタイム、ミヤビペルセウス、マイネルオーパー、ノボライトニングと
いったあたり。

ちなみに、今年は、ブラックコンドル(障害戦2200)の1頭のみが、中山経験無し。

・じゃあ、中山巧者は?
ブランディス、ゴーカイをはじめとして、メジロベイシンガー、メジロオーモンド、
ギルデッドエージ、ダイワデュール、ミナミノゴージャスといった、
中山コースで2勝以上の実績を残して参戦した馬はきっちり、複勝圏を確保。
ただ、今年は、出走予定馬がすべて、中山では1勝以上はしていないんですね。
(1259)のテレジェニック、(1210)のハイヤーザンヘブン、
(1126)のマイネルオーパー、(1211)のメルシーエイタイムあたりは
要チェックでしょう。

対策のようなものを挙げるとしたら、
・関西の馬&騎手
・逃げられそうな馬
・そこそこの中山実績
・単勝1~5番人気、ヒモ穴に10番人気くらいの人気薄
・馬体減は気にすんな
・落馬は、起こらないものとして考える(ここは重要。障害戦を敬遠する人は
 そのあたりを気にしすぎる気がします)

というところでしょうか。

拍手[0回]

PR
【2007/12/21 00:55 】 | 競馬ネタあれこれ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
<<【予想】中山・第130回中山大障害(J・GI)
※結果追記
| ホーム | 東海公営の話をしよう #15
~サンアール大須に行ってきました。~
>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿















トラックバック
トラックバックURL

前ページ | ホーム | 次ページ

忍者ブログ [PR]