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第40回ばんえい記念・回顧
競馬暦はまだまだ浅く、その中でも、ばんえい暦はさらに浅いです。
まだまだわからないことは多いのですが、それでも、自分なりのやり方で
レース観戦や予想を楽しんでいます。

今日は、新生ばんえい競馬となって初めてのばんえい記念。帯広まで行けなかった
ことが残念でならないのですが、パソコンのディスプレーを通して、
少しでも現地の『熱さ』を感じ取ろうと、観戦、投票をしました。
馬系ブロガーさんも、多数、帯広まで足を運んだと聞いています。

発走前に、かつての重賞用ファンファーレを流した後、今年度から採用された
新しいファンファーレを演奏したところで目頭が熱くなってしまい、レースが
始まり、各馬が第2障害に挑むところで、また、涙がにじみ出てきてしまいました。
現地観戦を果たせていたのならば、涙腺は間違いなく決壊していたと思います。
悲しいとか、そういったことではなく、理由をうまく説明できないのですが、
なぜか涙が出てしまうのです。

年に一度の負担重量1000kg(牝馬は980kg)という、馬たちの限界に挑むと言っても
過言ではないと思われる、過酷な一戦。さすがに、普段のようにはいかず、
序盤から細かく刻んでいくレース展開。

水分量の少ない"重たい"馬場なら、差し、追い込みでもどうにかなるかと思いきや、
意外と先行馬が押し切れるという印象を受けた、当日の馬場。
早めに第2障害を越えた馬たちで決まるかと思いながら見ていると、
最初にクリアしたのは、昨年の覇者・トモエパワー。
数回詰まってしまう場面はあったものの、最初に障害を超えられた分の
貯金と、馬自身の地力が物を言ったか、2着のミサイルテンリュウに大きな差を
つけてのゴール。
昨年9月の岩見沢記念以後は勝ち星がなく、長く主戦を勤めた名手・坂本東一で
なければ、力は出し切れないのか、とまで個人的に思わされてしまった
ここ最近の走りでしたが、この大一番で、高重量戦での強さと、昨年の
このレースを制した経験が生きたのではないかという気がします。

終始置かれ気味のレースとなったダイニハクリュウは、残念ながら失格
(タイムオーバー?)となってしまいましたが、10頭中9頭が完走。
勝ち負けはともかく、この厳しい一戦を戦い抜けることは賞賛に値することのはず。
来年度は、全馬が無事にゴールを通過することを祈りたいものです。

伸び盛りのナリタボブサップか、引退を目前に控えて、とうとう苦手の
帯広コースで念願の初勝利を挙げた実力馬・アンローズか、それとも、
ミサイルテンリュウをはじめとするその他の有力どころか、と、非常に
難解に思われた今年のばんえい記念でしたが、勝ったのは、昨年に引き続き
トモエパワー。
主役争いが混沌としている印象(全くの主観です)を受けた新生ばんえい競馬。
ここぞというところで結果を出したトモエパワーが、今後の中心になって
いくのでしょうか。
4月以降も、目をそらすことなく、見続けていきたいと思います。

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【2008/03/23 22:39 】 | 競馬ネタあれこれ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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