さて、今年も障害戦の総決算となるレースがやってきました。
年に2回しかないJ・GⅠ。昨年は残念ながらウインズ名古屋での観戦でしたが、 今年は、いろんな面の都合をつけて、現地へ乗り込みます。 ムーンライトながらの指定席券が取れていれば、迷うことなく青春18きっぷを 利用したのですが、しょうがない。 まあ、たまには新幹線に乗るか、ということで。 いいメンバーが揃い、今年も好勝負を見ることができそうです。 ◎マルカラスカル ○メルシーエイタイム ▲キングジョイ △テイエムエース ×クールジョイ ×ペネトレーター 他の競馬場とは違い、適性やコース経験、実績が物を言うのが、 中山の障害コース。そのあたりを踏まえると、印はこんな感じか。 前走は相手がぬるすぎたとはいえ、他馬よりも3kg重い斤量を背負いながらも 大楽勝を決めたマルカラスカル。近年は、大レースの前に平地のレースだけを使う カラジ的なローテーションを採る馬が増えてきていますが、本番の前に 障害戦を使うことができたのは、好調さの表れと考えてもいいか。 同型も何頭かいますが、今回引いたのは、逃げるにはうってつけの枠。 昨年よりも楽に、かつ、思い切って前に行けるだろうし、逃げられなくても、 コーナーワークで好位集団のインコースを確保することは可能か。 ある程度前に行くことさえできれば、これまでに何度も見ることができた 強いラスカルを見ることができるのでは。 中山コース、特に大障害コースでの安定感には素晴らしいものがある メルシーエイタイムも、◎とは差は感じられない馬。おそらくは、ラスカルを マークする形になるのでしょうが、レースの流れ、仕掛けるタイミングといった もの一つで逆転は十分にあるでしょう。 以下、なかなか勝ちきれないものの、どこのコースであっても確実に末脚を 伸ばし、上位に肉薄するキングジョイ。 明らかに叩き台だった前走を使って、どこまで良化しているかでしょうが、 初めての中山&大障害コースとなった今年のグランドジャンプで3着と、 コースに対応できることは十分に示しているテイエムエース。 ここ2走は馬券圏内にわずかに届かないレースであるものの、地力という面では 侮れないクールジョイ。 昇級初戦がいきなりJ・GⅠというのは正直どうかと思うけれども、 中山適性という点に関しては問題はないペネトレーターまで。 《買い目》 ・馬連 ボックス◎○▲ ながし ◎-△×× 3連複、3連単などは、直前まで検討したいと思います。 (12月28日3時頃追記) 馬連○-▲的中。 予定通り現地へ赴き、生観戦をしてきました。 スタンド席も、スタンドの下の観戦スペースもお客さんがぎっしり。 内馬場の屋上にも熱心なファンが集まり、障害戦好きのワシとしては これだけお客さんが入るんだと、とても嬉しく思えました。 年に2度しか聞けないJ・GⅠのファンファーレも、平地重賞とは違って 手拍子に邪魔されることもなく味わえたので、その点も良かったですね。 やっぱり名曲だわ、アレは。 いつものように快調な逃げを打ち、大竹柵の飛越も見事にこなし、これは このまま決まるか、と思われたマルカラスカルですが、まさかの逸走。 体勢を何とか立て直して馬群に取り付き、再び先頭に立ったものの、 やはり、あのロスが響いたか、直線で失速。勝てはしなかったとはいえ、 あんな走りをしてしまいながらも、勝ったキングジョイからは わずか0.7秒差の5着。まともに走っていれば勝ち負けだったはず。 残念でなりません。 惜しいレースが続いていたキングジョイが、直線で鋭く追い込み、 粘りこみを図るメルシーエイタイムをかわして、人馬ともに初のGⅠ勝ち。 ゴールした直後は何とも言えない微妙な空気を感じましたが、強い勝ち方 だったのは事実。年が明けても、まだ7歳。同い年のラスカル、エイタイムなどと ともに元気に活躍する姿は、もうしばらく見ることができそうですね。 少しもやもや感の残るレースではありましたが、とりあえず、今年の 中央競馬は、個人的には一区切り。例年のように大障害で燃え尽きたという ところまでは行きませんでしたが、有馬記念をはじめとする残りのレースは、 軽く流すことにしますw。 PR |
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