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【予想】中山・第22回 中山グランドジャンプ(J・GⅠ)
久々の投稿になりました。とりあえず、まあそれなりにやってます。

さて、今年も年に二回の、障害戦ファンにとっての実力試験が
やってきました。

今年も中の人は現地へ出向き、観戦を…
と書きたかったのですが、今年は無観客開催。
去年の今頃は想像もしなかったし、2月ごろでも
まさかこういう事態になるなどとは、正直思いもしませんでした。
わざわざ中山競馬場まで出かけ、耕一路のモカソフトを
はじめとする場内グルメに舌鼓を打ちつつレースを楽しみ、
メインレースに全身全霊を注いで、終了後は矢吹丈のごとく
真っ白な灰になる、それがここ数年の恒例行事でありました。
まさか、自宅でPATでの投票、グリーンチャンネルwebでの
生中継映像を見ながらの観戦を強いられるとは。

無観客であってもレースが行われ、ネット投票ができるだけ
まだ良いと思わなければならないのでしょう。
休業要請に従って臨時休業となってしまい、当面、
店に通えなくなった、打ちたいときに打てなくなった
パチンコ・パチスロファンに比べれば、我々競馬ファンは
ずっとずっと幸せです。

そんな状況ではありますが、年に一度の、障害レースが
普段よりも少しだけ注目を集める一日です。
後世まで語り継がれる熱戦になることと、すべての人馬の完走を
願いつつ、レースを楽しみたいものです。

◎オジュウチョウサン
○メイショウダッサイ
▲メドウラーク
△ブライトクォーツ
×シングンマイケル

勝負ごとに絶対がないのは、一昨年暮れの中山大障害(白浜のあの騎乗、
いまだに忘れません←結構な額を張っていた)を例に挙げるまでもなく
どんなレースにもあり得ることです。ただ、前走・阪神スプリング
ジャンプでの快勝劇を見せつけられてしまうと、やっぱりオジュウチョウサン
強さは別格であり、もうしばらくは越えられない高い壁として
存在するのかなという気もしないでもありません。
飛越や着地に危うさを感じさせる場面もしばしば見受けられますが、
抜群のバランス感覚や、そのロスを十分すぎるくらいに挽回できる
脚力、スタミナの持ち主でもあります。何事もなければ
普通に同一GⅠ5連覇の偉業が成し遂げられ、『もう、日本に
敵などいないんだから次は海外に行ってもいいんじゃね?』という声も
上がるのかもしれません。
(※強い障害馬が出てくると、馬鹿の一つ覚えでグランドナショナルが
どうのという人が
どこからともなく湧いてきますが、あの低い飛越では無理。
それ以前に
ハンデ戦なのでどれだけ背負わされるのか。
なお、中山大障害を4勝し、
1966年に参戦したフジノオーは
トップハンデの
76.2kgで出走)

強豪揃いとはいえ、オジュウとは、ほぼほぼ勝負付けが済んでしまった
今回のメンバー構成。とはいえ、いつまでもオジュウ一強のままでは
障害戦に明るい未来などないわけで、どうにかしてあの絶対王者に土を
つける存在が出てくれないものかとも思うわけです。

無理筋であったとしても、そう考えるのなら未対戦組、極端な戦法が
取れるかもしれない馬・鞍上に一縷の望みを託すのも、一つの考え方。

メイショウダッサイは、中山大障害では中団あたりの追走となり、
結果的にどうにか3着を拾う形になってシングンマイケルから0.7秒差での入線。
ただ、本来は前々でのレースで力を発揮できる馬。揉まれにくい大外枠は逆に
好都合で、すんなり前を取れれば。
また、父は雨降りで水を含んだ芝という悪条件を物ともせず天皇賞(春)を制した
スズカマンボ(母父が"雨のキングマンボ"でおなじみ、キングマンボ)。
当日は雨予報で、時間帯によっては結構な量が降るとの見込み。血統的観点から
見ても、実は雨の日の馬場は鬼という可能性も無きにしも非ずで。

オジュウ対その他、という観点で忘れられない、忘れてはならないのが、
誰もが予想しなかった大逃げでオジュウをあと一歩のところまで追いつめた
2017年・中山大障害のアップトゥデイトの走り。オジュウを本気で倒そうと
するための現在のところの最適解は、影も踏ませぬくらいの大逃げに
なってしまうのでしょう。
下手にオジュウをマークする位置に付けたところで相手は無尽蔵とも
いえるスタミナの持ち主なわけで、後方から差したり、相手より早めに動いて
押し切りというのは、誰もできていないのですから。

折り合いに難があるとはいえ、その気になれば逃げられるメドウラーク
前走は終盤失速したものの、果敢に逃げ、中山大障害では豊富なスタミナを
生かして積極的なレースを展開したブライトクォーツ。このどちらかが
大逃げを打つようなことがあれば、展開的にも馬券的にも面白くなるはず。
どちらも平地の脚力は十分だし、ブライトクォーツもダッサイ同様、
当日の雨の降り方如何ですが、血統的観点から見れば雨馬場は鬼説という
可能性も捨てきれず(馬場状態very softの2010年・凱旋門賞で
ナカヤマフェスタを下したワークフォースが父)。

後は、GⅠウイナーに敬意を表してのシングンマイケルを。力は認めますが、
前走のような走りでは逆転までは難しいのかも。

《買い目》
・馬単
◎←→○▲△
◎→×

×以外には、ウラ目を返します。前人未到の20勝でリーディングという
大きな目標を掲げた森君応援の意味も込め、◎←→○の2点は厚めに。

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【2020/04/17 20:21 】 | 中央競馬予想 | 有り難いご意見(0)
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