昨日は中山グランドジャンプを見に、中山へ行きましたが、パドックなどでも
『障害戦はわからん』という声を多く聞き、ちらちらと見たあちこちのブログでも 『わからないので予想は適当』という内容の記事をいくつも見かけました。 世間はそんなことを言いますが、ハッキリ言って、グランドジャンプよりも、 今日の皐月賞のほうが予想がよっぽど難しいじゃないですかw。 障害戦は、きちんとレースを見て、展開予測と馬の能力比較、騎手の腕前の評価を していけば、平地よりも楽に当てられるんですが、そのあたりがあまり理解されて いない気がしますね。そこをわかるようになると、予想も馬券もずっと楽しく なるんですが。 ◎レインボーペガサス ○マイネルチャールズ ▲ブラックシェル △スマイルジャック ×タケミカヅチ ×ショウナンアルバ ×サブジェクト ×ダンツウィニング なんか荒れそう、というより、荒れるとしか思えないメンバー。 マイネルチャールズが一応の中心とされているようですが、果たしてここで 勝ちきることはできるのか。 開催最終日、中間の降雨の影響でパワーを要求されそうな馬場。この記事を 書いている時点では『重』の発表。メインの頃にはそれなりに回復していそう ですが、"重に近いやや重"くらいになっていそうな気もします。 ここは、重馬場でのレース経験はありませんが、血統的に見てもパワーは 持ち合わせていそうだし、力の要るダートで実力を蓄えてきたこと、そして 鞍上という点を考え、レインボーペガサスで。 前走は7着とはいえ、大外を回して勝ち馬からは0.5秒差。位置取りと仕掛けの タイミングひとつでこの程度の差なら逆転は十分に可能なはず。鞍上も(2111)の 騎乗実績を持っているし、この馬の能力、特徴は十分に把握しているはず。 距離は初めてですが、1ハロン程度の延長なら問題はないだろうし、むしろ 余裕を持ってレースを運べるのでは。 中山では連を外したことのないマイネルチャールズ、そのマイネルチャールズとは 僅差の2着が2度あるブラックシェル、コースも得意で、堅実な走りを見せている スマイルジャックあたりは、勝ちきれなくとも複勝圏への可能性はあるか。 前走で先行策でも頑張れるところを見せたタケミカヅチ、折り合いひとつだろう けれども何だかんだで馬券の対象からは外れたことのないショウナンアルバ、 パンパンの良馬場ではどうかという気がするけれども、多少なりとも渋った 馬場なら逆に見直したいサブジェクト、重・やや重での実績があり、徐々に 着実な走りをできるようになってきたダンツウイニングまで押さえて、手広く。 キルトクール⇒フサイチアソート 大舞台での鞍上の戦術力には怖さがありますが、キャリアの浅さがどうにも気に なって。前走ではスタートで挟まれ、道中の位置取りも今ひとつという理由が あったとはいえ、あの崩れ方では、狙いたくはありません。 《買い目》 ・3連複フォーメーション ◎-○▲-○▲△××××(11点) 朝の時点では、どの組み合わせでも50倍以上は付く計算。 うまい事いけば、ゴールデンウイークは楽しくなりそうですが、どうなるでしょう。 (4月21日22時30分頃追記) ハズレ。 キルトクールのフサイチアソートは、9番人気8着。 『ドリーム競馬』ではなく、あえて、NHK総合での中継で、テレビ観戦でした。 刈屋富士雄って、競馬の実況もするんですね。 「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架橋だ!」とか、 「トリノのオリンピックの女神は、荒川静香にキスをしました!」の人ですな。 全くの主観なのですが、つまらないレースだったなと思います。 昨年に続いて、決まり手は逃げ切り。逃げを否定するつもりは全くありませんが、 本来は逃げるタイプではないキャプテントゥーレをあっさりと行かせて、 ペースを握らせてしまい、前半1000mが61秒4というスローペース。というのに なかなかレースに動きも見られず、終盤へ。結局は、余力が有り余っていた 逃げ馬を誰も捕らえきれずにゴールイン。動きたくても動けないということも あったのでしょうが、あれでは、川田に勝ってくれと言わんばかりのレース。 鞍上の川田の好判断は褒められてしかるべきでしょうが、裏を返せば、 レースでこれまで一度も逃げたことのないキャプテントゥーレを楽に行かせて しまったその他大勢は、ちょっとどうかしていないかという気がします。 道中でプレッシャーをかけに行くということもなかったし、それ以前に誰かが 競りかけていくとかいうことすらなかったし。 戦術や、駆け引きといったものを感じられないレースは、見ていても、 馬券を買っていても、少しも面白くありません。こんなことなら、馬連とかで 適当に数点流しておいて、浮いた分は高知の二十四万石賞とか、大井の ナイターレースなどに回したほうが良かったです。 こんなひどいレースを見せられるとは夢にも思わず11点も買ってしまい、 金銭的にも精神的にも損をしました。 ハイペースのレースが見たいとか、そういうことではなく、すべての騎手が 『勝つためにはどう動くか』を考えているかどうかが、見ている側にも わかるレースを見たい。そう思います。少なくとも、ワシには、それが 伝わってこなかった。残念です。 PR |
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