正確に言えば日本では今年2つ目のGⅠということになるわけですが、
世間では誰もそんなことは言わないわけで、ちょっと悲しかったりもします。 まあ、川崎記念の南関東のメンバーがアレだったこともあるのですが。 とか何とか言っていますが、投票のほうはしっかりやります。 福山牝馬特別やウィナーズカップなども気になっているので、自宅で テレビ観戦&ネット投票です。 ◎ヴァーミリアン ○カネヒキリ ▲ヒシカツリーダー △フェラーリピサ ×ビクトリーテツニー ×カジノドライヴ 世代交代があるかどうかというのも、見所の一つになるのでしょうが、 何だかんだ言っても、オレ流本命・対抗の壁は厚いのではないかという気がします。 経験してきたレースの量・質も違うし、どちらも、年齢の割には それほど使い込まれていないので、体力的な衰えはまだないのでは。 問題はどちらを上に見るか。カネヒキリは幹細胞注入手術で奇跡の復活を 遂げましたが、まだまだ足元がどうなるのかという不安は拭いきれません。 順調にレースを使われてもいるし、そのあたりを気にしすぎるのもどうかとは 思いますが、同じ手術を受けたフラムドパシオンが 浅屈腱不全断裂を発症させてしまったように、あの手術が100%の回復を 約束できるものでもないので。 ※3月1日、傍線部訂正。 そして、どこかで壁に阻まれてしまい、GⅠ8勝を挙げた馬はまだ出ていないと いうのも、気になるのです。 そういったことも考えてしまうと、体調面での大きな不安もなく、休み明けも 問題なく、鞍上も完全に復調したヴァーミリアンのほうを上に見るのが いいのではないかと感じるのです。 ただ、ある程度の位置につけて、勝負どころでの瞬発力勝負、叩き合いに 持ち込んでの勝負根性比べ、という形になればほぼ間違いなくカネヒキリ。 もし、展開の紛れ等で、上記2頭に割り込んでくる馬がいるとしたら、 末脚が切れるヒシカツリーダー、フェラーリピサ、ビクトリーテツニー。 あと、人気が先行しすぎ、素質を過大評価されすぎとしか個人的には思えない のですが、すんなり前に行けて流れに乗ったときのカジノドライヴあたり でしょうか。ただ、これらの馬は、逆転まではないのではと思います。 キルトクール⇒サクセスブロッケン ウッチーはできることなら切りたくはないのですが。 ここ数戦を見ていると、思い切って行ききってしまうくらいのレースの方が いいのだろうし、今回は、さすがに無理をしてでも前に行くでしょう。 とはいえ、このところは、着差以上に負けているという印象が強いし、 展開面でも苦しそうな気もします。 《買い目》 ・馬単 ◎←→○ ◎→▲△×× ○→▲△×× 幸いなことに、昨日の東京第4レースを的中することができたので、資金には 余裕ができています。強弱をつけて買いたいと思います。 (2月22日18時頃追記) ハズレ。 キルトクールのサクセスブロッケンは、6番人気1着。 これは堅いだろうと思い、ガツンと張りましたが、見事な大ハズレ。 昨日の勝ち分が随分溶けてしまいました_| ̄|○。 個人的に軽視していたサクセスブロッケンが、ゴール前の激しい追い比べを制し、 レコードタイムを0.1秒更新して、GⅠ2勝目。 確かに、直線の攻防は見ごたえのあるものだったし、レコード駆けはお見事でした。 とはいえ、結局は、道中で前のほうにいた馬がそのまま流れ込んで、 先団をマークする形だったヴァーミリアンがそれなりの脚を使って差を詰めたものの 届かず、というレースに見えました。 『勝ちは勝ちだけども、結局は、スローで流れて用意ドンのレースだったんじゃ ねえの?』という、負け惜しみでしかない、腹立たしさにも似た思いもあります。 そのあたりが少し気になったもので、メイショウボーラーがレコードタイムで 逃げ切った2005年のレースと、今年のレースのラップタイムを、少し比較して みることにします。普段は、こういう手間のかかることなんてやらないんですが。 2005年 12.3 - 10.8 - 11.1 - 11.6 - 12.0 - 11.9 - 12.3 - 12.7 (前半4ハロン45.8+後半4ハロン48.9) 2009年 12.7 - 10.5 - 11.9 - 11.9 - 11.8 - 11.3 - 12.1 - 12.4 (前半47.6+後半47.0) 不良馬場も生かして速いペースで逃げ、最後は一杯になりながらも押し切った 2005年のメイショウボーラー。 力のある先行馬が多くいた割には、エスポワールシチーがハナを取りきると、 1ハロンあたり12.0秒くらいの緩めの流れになり、後半4ハロンも、前半と大して 変わらないタイムとなった2009年。こういう流れならば、前残りの決着となり、 差し・追い込み勢の出番がまったくなかったのも納得できそうな気がします。 サクセスブロッケンとウッチーの勝利に水を差すつもりはないのですが、 今回の勝利だけで、本当にこの馬は強いのかということは、まだわからないのでは ないかと、思えてしまうのです。今後のレースで、ハイペースを乗り切り 勝てるようなことがあれば、その時は考えを改めてみたいものです。 PR |
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