忍者ブログ
  • 2024.04«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • » 2024.06
東海公営の話をしよう #10 
~キジョージャンボ引退に思う、あれこれ~
東海公営を、いや、ここ最近の地方競馬を代表するアングロアラブ
だと思うキジョージャンボが引退を発表し、今日、土古で引退式が
行われました。

ワシが競馬を覚え、土古に通いだした時期に、すでにトップクラスで
バリバリと頑張っていたスターホースの一頭。
サラブレッド相手に戦いを挑むようになったあたりからは、
レースに出るたびに馬券の対象にしていた記憶があるし、一時期は、
彼の写真を携帯電話の待ち受け画面にしていたこともありました。
パンパンに鍛え上げられた馬体でパドックに現れ、首をグイグイ上げ下げして、
大股でパドックの外目を力強く歩く姿が大好きでした。

現地観戦できた2006年の梅見月杯(レース映像)。
逃げるヨシノイチバンボシを、外目の番手でガッチリとマーク。直線入り口
あたりで並びかけ、丸野の右鞭に応えてグイッと一伸び。場内から
何とも言えないどよめきが起こり、見ていたワシも、その力強い末脚に
大いに驚かされました。
数々のレースの中でも、この一戦は、昨年の名古屋杯(春)とともに
大変印象に残っています。

サラブレッド相手でも互角以上の戦闘力で太刀打ちできたのは、馬自身の
素質と、日頃の鍛錬の賜物であっただろうし、父がダート巧者を数多く
送り出してきたパークリージェントという点も大きかったのでしょう。
ではあるものの、やはり、足元には相当の負担がかかっていたという話も
耳にしました。サラ相手に積み重ねた勝利は、脚部へのダメージという
代償を払ってのものだったのかもしれません。

まだまだ元気に頑張れるのではとは思ってはいましたが、そうはいかず、
いちファンとしては大変残念な引退という形になりました。それでも、
これまでの活躍が評価され、県競馬組合を動かし(そう思いたいのです)
引退式が執り行われました。残念ながらスケジュールの都合がつかず
現地に足を運ぶこともできず、ネット中継でその模様を見ることも
できず(仕事でネットに接続することがないのです…)、どのようなもの
だったかは、個人のブログなどの記事でしか知ることができないのですが、
今になってものすごく後悔しています。無理やりにでも時間を作れればと
思わずにはいられません。

一つだけ苦言を呈するとするなら、なぜ、5月の連休中に引退式が
できなかったのか。
その時には、マルカセンリョウという、土古を代表する
スターホースの引退式も行われたのだから、同日に行うとか、
シリーズ中に日時をずらして行うとか、そういうことを考える発想というものは
なかったのかと思うのです。
年金生活のおじいちゃんばかりが集まるド平日よりも、多くの人が
休みを取りやすい連休中のほうが、より多くのファンが、彼の最後の雄姿を
その目に焼き付けることができたはず。

日程面については、何とかすることはできなかったのか、より良い日取りに
行おうとする努力をしようとしたのか、そもそも、引退式を開いてあげようと
考えたかどうかは、よくわかりません。組合のやる気が疑われます。

もし、もう何年か早く競走馬としての生を受けていたのならば、
『何年か先に、ジャンボによく似た馬が土古で走る姿を見られることを
楽しみに待ちたいと思います。』
などと書いていたことでしょう。
アラブを取り巻く現状を考えれば、それが叶うことがないのは、仕方が無いと
いえば、それまでです。

しかし、引退後のジャンボは、馬主さんの計らいで、幸せな余生を過ごせる
とのこと。その点に関しては、本当に良かったと思うのです。

マルカセンリョウも引退、ヨシノイチバンボシはホッカイドウ競馬に移籍、と、
競馬を始めた頃に出会った馬たちが、いろんな理由で土古から離れてしまうのは
とても淋しいです。ですが、これから、ジャンボなどのような、多くの東海公営
好きの心を震わせる新たな馬が現れることを、心から望みたいと思います。

拍手[0回]

PR
【2007/05/24 23:59 】 | 東海公営の話をしよう | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
<<【予想】東京・第74回東京優駿(GI)
※結果追記
| ホーム | 【予想】東京・第68回オークス(GⅠ)
※結果追記
>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿















トラックバック
トラックバックURL

前ページ | ホーム | 次ページ

忍者ブログ [PR]